今回ご紹介するお守りオイルは、身体だけでなく、現在のあなたの願いや心までサポートするすぐれものです。
キャリアオイルと呼ばれる植物油に、効能やサポートしたい目的に合わせて必要な精油(エッセンシャルオイル)をチョイスし合わせるという極めて簡単なものですが、たくさんの場面で活用できます。
使うキャリアオイルを肌質や、好きな感触に合わせて変えるとより用途は広がります。では、作り方からご説明していきましょう。
◎お守りオイルの作り方とキャリアオイルの種類・特徴
◇お守りオイルの作り方
用意するもの
・お好みの精油
・キャリアオイル1/8カップ
・遮光ビンやスポイト付きのビン
1. ビンにレシピ通りの精油を垂らす
2. 測ったキャリアオイルをビンに入れる
3. フタを締め、ビンをくるくる回しながら優しく揺らす
完成したお守りオイル
◇主なキャリアオイルとその特徴
・ホホバオイル
ホホバ種子から採れる植物性ワックスで、厳密には油脂ではないため酸化しにくいです。
浸透性や保湿力が高いため、トリートメントに多く使用され、感触はサラッとしています。
・マカダミアナッツオイル
マカダミアの種子から採れる植物油脂です。パルミトレイン酸が含まれ、人の皮脂と成分が近く肌なじみがいいです。アンチエイジング効果も高いです。
・スイートアーモンドオイル
スイートアーモンドの種子から採れる植物性油脂で、皮膚を乾燥から守り柔らかくします。
ホホバオイルやマカダミアナッツオイルに比べ、酸化しやすいので保管に注意し、開封後はなるべく早く使いきりましょう。
・ウィートジャームオイル
小麦の胚芽から採れる植物性油脂で、ビタミンEを多く含んでいます。ビタミンEは、抗酸化作用や血行促進作用があります。感触がどろっとしていて濃いので、他のオイルとブレンドして用いることが多いです。
・イブニングプリムローズオイル
月見草油ともいわれ、イブニングプリムローズの種子から採れる植物性油脂です。消炎作用にすぐれたγ―リノレン酸を豊富に含むため、アトピー性皮膚炎やアレルギーの炎症などにもいい結果をもたらすという報告もあります。こちらも他の植物油とブレンドして用います。
紹介してきたキャリアオイルですが、サラッとした感触と保湿力の高さを併せ持ち、単体で使え、比較的酸化しにくいマカダミアナッツオイルを筆者は好んで使っています。
◎お守りオイルのレシピと使い方
レシピにあるオイルは、すべて先で説明したように1/8カップの植物油とブレンドします。
◇引き寄せのお守りオイル
理想の相手を引き寄せたいとき
・パチュリ 5滴
・シナモン 1滴
◇エネルギー注入のお守りオイル
体力・気力の消耗を感じるとき
・オレンジ 3滴
・ライム 2滴
・カルダモン 1滴
◇ヒーリングのお守りオイル
癒しが欲しいとき
・ユーカリ 3滴
・パルマローザ 2滴
・スペアミント 1滴
◇愛のお守りオイル
愛を引き寄せるために
・パルマローザ 3滴
・イランイラン 2滴
・ジンジャー 半滴
・ローズマリー 半滴
・カルダモン 半滴
◇浄化のお守りオイル
負の要素を排除したいとき
・フランキンセンス 3滴
・ミルラ 2滴
・サンダルウッド 1滴
◇土のお守りオイル(四大元素)
平和・繁栄・お金・事業の成功・安定などのお願いごとに
・パチュリ 3滴
・サイプレス 3滴
◇風のお守りオイル(四大元素)
コミュニケーション・旅・知性・自由・知恵などのお願いごとに
・ラベンダー 3滴
・サンダルウッド 2滴
・ネロり 1滴
◇火のお守りオイル(四大元素)
身を護る・身体の強さ・勇気・強い意志・浄化といったお願いごとに
・ジンジャー 2滴
・ローズマリー2滴
・クローブ 1滴
・プチグレン 1滴
◇水のお守りオイル(四大元素)
愛・癒し・平和・和解・ストレス解消といったお願いごとに
・パルマローザ 3滴
・イランイラン 2滴
・ジャスミン 1滴
その他、星座や惑星に準じたお守りオイルもあります。そちらはまた別の機会にご紹介します。
お守りオイルの使い方
入浴の際、湯船に入れる、手足のマッサージをするなどして使います。
ここ一番という時に、香水代わりに香らせて出かけるのもおすすめです。
また、外出時に持ち歩き、てのひらにとり香りを感じる気分がリフレッシュします。
◎身体の状態に合わせた精油選び
先ほどご紹介したお守りオイルは、香りがしてくれる心のサポートを中心に紹介してきましたが、体調に合わせた精油選びもできます。
◇食欲過多を感じるとき グレープフルーツ
◇運動不足を感じるときや、代謝・血行を上げたいとき ローズマリー
◇ストレスを感じるとき オレンジ
◇不安を感じるとき ラベンダー
◇胃腸の不調を感じるとき マンダリン・ベルガモット・ペパーミント
◇免疫力を上げたいとき ローズマリー・グレープフルーツ・タイム
◇冷えを感じるとき ジンジャー・フランキンセンス
◇女性ホルモン系の不調を感じるとき クラリセージ・フェンネル
◇エイジングケアをしたいとき ゼラニウム・ローズ
ご紹介したレシピや精油の効果を参考に、自分の心の状態や体調に合う精油、そして、何より好きな香りをチョイスして、ぜひお守りオイル作ってみてくださいね。
※参照書籍
・心と体に効くハーブ読本(PHPビジュアル実用BOOKS)
・アロマテラピーの事典2000/7(篠原直子.成美堂出版)
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