女子力底上げ ゆるふわハーブ生活 vol.2 用途は無限大・ハーブチンキと若返りの水ハンガリーウォーターの作り方
季節の変わり目でお肌の調子を気にする女子は多いのでは? そんな時はハーブを上手に活用しましょう!
例えば、ハーブの脂溶性の成分を取り出して保存するハーブチンキ(ハーブチンクチャーとも呼ばれる)。作り方は、とても簡単。でも、とっても利用範囲が広いすぐれものなのです。
今回は手作りハーブチンキを使用した、簡単な美容ローションの作り方をご紹介します。
前回の記事で少し触れた、ハーブの脂溶性の成分を取り出して保存するハーブチンキ(ハーブチンクチャーとも呼ばれる)。
作り方は、とても簡単。でも、とっても利用範囲が広いすぐれものなのです。
ということで、今回はハーブチンキの作り方をご紹介しながら、実際に出来上がったローズマリーチンキで作る簡単ローションをご紹介します。
女子力底上げ ゆるふわハーブ生活 vol.2
用途は無限大・ハーブチンキの作り方と若返りのハーブローズマリーで作るローション
◎飲用にも外用にも幅広く活躍 ハーブチンキの作り方
ハーブの主に脂溶性の有効成分を引き出すために、ウオッカなど度数の高いアルコールに漬け、それを2週間くら置き、濾し保存するものをチンキ(チンクチャー)と言います。
植物油に漬け有効成分を抽出するより、水溶性の有効成分も抽出でき、アルコールが保存料の役目を果たすため2年くらいの長期保存ができるというメリットがあります。
では、作り方をご紹介していきましょう。
用意するもの
・ドライハーブ 10g
・度数40度以上のアルコール(ウォッカなど)100ml
・瓶など密封できる容器
作り方
1、 瓶を熱湯消毒し、乾かす
2、 瓶にドライハーブと、アルコールを入れる
3、 直射日光の当たらない場所に瓶を置き、毎日瓶を振る
4、 2~3週間したら、ハーブを濾して、スポイト付きの遮光瓶などに移し、冷蔵庫で保管
作り方はとっても簡単‼
写真は、筆者がセントジョーンズワートと、
今回作り方を紹介したローションを作る際に使用したローズマリーのチンキ。
小さい瓶で漬けたため、ハーブの量とアルコールは紹介した分量より少し少なめです。
ドライハーブを、必要な効能により変えて作っていただけます。
◎若返りの水 ハンガリーウォーターの伝説
今回ご紹介するハーブは、ローズマリー。
ローズマリーは、高さ2メートルにもなる常緑低木で、春には青色の花が咲きます。
葉は、堅く針状で、料理に使われることも多くジャーマンポテトなどに葉がそのまま添えられているのをご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか?
このローズマリー、血流を良くし心身に活力をくれるハーブとして知られていますが、別名若返りのハーブともいわれています。
そう呼ばれる由縁となった、中世ヨーロッパハンガリー王妃エリザベートのハンガリーウォーターの伝説をご紹介しましょう。
エリザベートは14世紀のハンガリー王妃でした。
70歳を過ぎたころから、年齢のためでしょうか、健康を害したそうです。
そんな王妃の健康回復を願って、イタリアの修道院から手作りのローズマリーチンキで作ったお水が献上されました。エリザベート王妃は、その水を塗ったとも、飲んだともいわれており、その後水で、みるみる元気になったということです。
さらに驚くことに、エリザベートは肉体的な健康を取り戻しただけではありません。
70歳を過ぎていた彼女に隣国ポーランドの王子(20代半ばといわれています!)がプロポーズしたという言い伝えまで残っています。
健康だけでなく、美容にもいい、若返りの水……ハンガリーウォーター、作ってみたくなりましたよね?
では、次でハンガリーウォーターの作り方をご紹介します。
◎ローズマリーチンキで作る ハンガリーウォーター
ハンガリーウォーターの作り方
用意するもの
・ローズマリーチンキ 5 ml(最初にご紹介した方法で手作りしたもの)
・グリセリン 5ml
・精製水 90 ml
・化粧水等の小分けの容器
作り方
1. 容器を熱湯消毒あるいはアルコールで滅菌する。
2. ローズマリーチンキとグリセリンを加える。
3. 水または精製水で全量を100 ml にしてよく振り混ぜる。
とても簡単です。保存は冷蔵庫で、一か月以内で使い切るのが望ましいです。
筆者が作ったハンガリアンウォーター
秋は、湿度低下により急激に肌表面が乾燥し、その保護のために肌が一時的に過剰な皮脂を出しカサカサするのに、Tゾーンのみテカテカといった水分と皮脂のアンバランスに由来するニキビや吹き出物といったトラブルが起きがちです。
そんなときにもハンガリアンウォーターのローズマリーの成分は、収れん作用や抗菌作用が強いので力を発揮します。
ぜひ、簡単にできる若返りの水、ハンガリアンウォーター試してみてくださいね。
◇体質により、すべての方のお肌に合うとは限りません◇
ご使用前に、必ず腕の内側などに着け24時間程度おき、パッチテストをしてください。
腫れや赤みなど出ないことを確認したのち、フェイスラインなど目立たない場所から使い始めることをおすすめします。
※参照書籍
・心と体に効くハーブ読本(PHPビジュアル実用BOOKS)
・アロマテラピーの事典2000/7(篠原直子.成美堂出版)
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