金運がある人の手相の見方
金運UPの太陽線と財運線は何が違うの?

手相の金運を観る線として代表的な「太陽線(金運線)」と「財運線(商売線)」を知っている人は多いと思います。
しかし、その線があると「金運が良い」という意味で知っていても、それぞれの線の違いについては知らない人が多いです。
確かに共に金運がある人に現れる線ではありますが、それぞれの金運の意味が異なるのです。
その意味の違いを知ると、ご自身の金運の才能や稼ぎ方を知ることも出来て、その金運を活かすためのきっかけを作っていけます。

そこで、今回は、太陽線と財運線の見方を分かりやすく説明させていただき、意味の違いや、長さ、位置、濃さなどの判断と共に、「お金が入る人」と「お金が出ていく人」には、どのような特徴が手相に現れるのかも解説させていただきます。
太陽線、財運線を知る上で、以下の特徴を具体的に説明していきます。

・金運を観る「太陽線」「財運線」はどの線?意味の違いはあるのか?
・お金が入る人の手相と、お金が出ていく人の手相とは
・宝くじが当たった人の手相でどんな金運の線があるのか?
・良い太陽線、財運線を作る方法
 

出典: Pixabay
 

目次


 

金運を観る有名な線「太陽線・財運線」とは

金運は、手相を総合的に観て判断するものなので、一つの線だけで観ることはありません。
しかし、いくつかある金運に関わる線の中でも「太陽線」「財運線」は一番有名でもあり、金運を観る代表的な線であることは確かです。

 

太陽線(金運線)/財運線(商売線)とは

太陽線、財運線の基本については、以前紹介した記事もご覧ください。
お金が溜まる人、無くなる人(太陽線)
財運線があればお金持ちになれるの?

 

<1>太陽線/財運線の位置と見え方(下図参照)

「太陽線は、薬指の根元下(太陽丘)に現れる縦線(下から上に昇る線)」
「財運線は、小指の根元下(水星丘)に現れる縦線(下から上に昇る線)」

1,2本濃く太く乱れの無い線が良い線の見え方になります。
もちろん、太陽線・財運線が無い人も多くいるので、弱い線、薄い線であっても、あれば良い意味になることが多いです。
しかし、薄く弱い線になるほど太陽線・財運線の意味は弱くなります。
細かい線が多い場合は浪費、散財を予期したり、線の乱れや悪い紋様や障害線が入るとお金のトラブルや損失を示したりするので注意が必要です(後述)。

 


photo by 花岡正人
 

<2>太陽線/財運線の本来の意味

・太陽線は、太陽丘や薬指の意味を高める線で、太陽丘・薬指の示す「人生の輝き=名誉、名声、地位、人気、芸術・美的センス(特に空間認知)など」を持つ資質や将来性があるかを観る線です。

つまり、良い太陽線(太陽丘)が現れていれば、天性の明るさや人気を得る芸術・美的センスを持ち、社会的立場・地位を上げ、名誉・名声を得る成功が予想できるという意味であり、その結果、稼ぐ力となる資質や将来性が伴い、「金運」がある線となりました。

・財運線は、水星丘や小指の意味を高める線で、水星丘・小指の示す「社交性(コミュニケーション能力)=言語能力、話術、ユーモアセンスなど」を持つ資質や将来性があるかを観る線です。
つまり、良い財運線(水星丘)が現れていれば、愛情豊かに人の懐に入る外交的能力を持ち、弁が立つ商才も伴うという意味であり、その結果、商売線とも言われるような商売上手でお店や土地、家などの財産を得る能力が伴い、「金運」がある線となりました。

 

<3>金運を観る上での太陽線/財運線の意味の違い

「金運」を観る上では、太陽線と財運線は同じ金運UPに繋がる線であっても、本来の意味が上記のように異なるため、それぞれお金に対する意味も異なります。

・太陽線は、稼ぐ力を観る線で、生涯的に与えられた稼げる才能や将来性を示します。
そのため、現状の稼ぎも含むことがありますが(他の線も観て判断)、お金を稼げる才能を持った将来性が現れています。
生涯お金に困らない生活を伴う運勢にもなっていて、流動的にお金を生み出し、資金として支出も含めた「お金を上手く回していける」お金回りの良さを示す金運になりやすいです。

・財運線は、現在の財産を観る線で、良い線があれば現状満足のいく財産があることを示します。
そのため、長い財運線であれば、長期的に財を成していく意味を伴うものの、短い線(感情線より上だけの長さで留まる財運線)ですと、現状の短期的な財を成しているものと観るので、太陽線に比べると金運の意味は弱く感じます。

それでも、財運線はあれば今の財産に満足していて、生活には困らない財運を持っている精神的安定を意味するので、商売上手で、弁が立ち、財産をコツコツ貯めていくことが出来る貯蓄上手な金運になりやすいです。


photo by 花岡正人
 

ただし、太陽線はお金を稼ぐ力やお金持ちになりやすい欲も現れる線ですが、財運線は、生活に困らない財産を持っていれば現れる線なので、お金持ちになっても満足しなければ現れないですし、稼いでいなくてもお金に欲がなく満足できていれば財運線は現れます。

 

 

お金が入る人/お金が出ていく人の太陽線・財運線

太陽線も、財運線も濃く、太く、勢いのあるしっかりした線であることが「金運が良い」手相となります。
しかし、その土台となる太陽丘、水星丘もしっかり張りのある盛上りや弾力があって、色つやの良い発達が見られることが重要であり、太陽丘が貧弱で色つやの悪い状態で太陽線が強く出ている状態は、努力なしにお金や名誉名声に欲深くなって自己本位的な稼ぎ方になっているので、トラブルが起きやすい注意信号になります。

同様に、水星丘も貧弱で色つやが悪い状態で財運線が強く出ている状態は、社交的にふるまいながら言葉巧みに人をダマしたり、自分の利益のみを考えたりして財を成している金運になりがちで、結果的に「口が災い元」でトラブルになりやすい注意信号になります。

また、掌紋医学上は、濃く太いほど臓器機能が高いことを示しますが、ほどほどに現れているくらいが適度な臓器機能レベルを表わします。
あまりくっきり深く刻まれた太陽線、財運線は過度な臓器負担を意味して炎症が起きやすい状態のため、金運が良くなる努力が出来る能力があっても、無理した酷使で身体を壊さないようにと身体が教えてくれる警告と捉える必要があります。

・掌紋医学上の深く刻まれた太陽線(濃く太い線ほど身体への負担が強くなる)
血圧異常(高血圧、低血圧など血流の滞り)
免疫力、代謝、神経系などへの負担で炎症傾向にある

・掌紋医学上の深く刻まれた財運線(濃く太い線ほど機能を使い過ぎる)
腎臓、泌尿器系、生殖器系(子宮・卵巣・乳腺、前立腺)、呼吸器系の酷使、炎症

つまり、太陽線や財運線は、金運としては欲しい線ですが、金運を上げるために頑張り過ぎてしまう傾向があり、健康運として逆の意味になりやすいということです。

(別記事「成功者相は大病しやすい相?」参照)


photo by 花岡正人

 

太陽線/財運線の本数は金運UPの数なのか?

太陽線、財運線の数が金運の数となり本数が多いほど金運も良いと言われます。
しかし、それは、数本のレベルで勢いのある長い線が伴う場合です。
そのため、線がない場合は、金運も伴いづらいですが、短く細かい線が多すぎるのは、お金に対する欲が強すぎて金銭的トラブルや散財を予期する資質や運勢を示唆します。

 

<1>太陽線、財運線が数本しっかりした線がある・・・大吉金運相

・数本、同等の勢いのある強い線がある場合
自分自身の力により本数の数だけ、多方面からお金が入ってくる金運です。

・数本の内、勢いはさほどないがしっかりした線がある場合
自分自身の力でも弱い線はその分、弱いお金の入り方となる金運の一つです。
もしくは、自分自身ではないパートナーや家族などから入ってくる金運です。

 

<<2>太陽線、財運線がない/薄い、ほとんど見えない・・・努力期待金運相

・太陽線が無い、もしくは薄い場合
他の財運線や運命線、はっきりした感情線・頭脳線・生命線が伴わない場合は、稼ぐ能力が弱く、金運も線の弱さ通りであることを示唆します。
他の線がしっかり現れている場合は、地位や名誉、人気、お金などへの欲が少なかったり、謙虚でまだこれから金運を磨いていく過程であったりするだけなので、夢や目標を持って努力すれば金運が伴っていく状態です。

・財運線が無い、もしくは薄い場合
他の太陽線や運命線、はっきりした感情線・頭脳線・生命線が伴わない場合は、現状の財産に満足していない状態であり、努力や忍耐力、社交性なども伴わないので、貯蓄していく今後の見通しも弱いことを示唆します。
他の線がしっかり現れている場合は、口下手で人との関わりが苦手な分、商売運や人付き合いで金運が生まれづらくはあるものの、現状の財産に満足していないだけで、今後の人との関わりを最低限補っていく社交性を出す努力をすれば、稼ぐ力や愛情などがあるので、将来的な財運はしっかり伴っていきます。

 

<3>太陽線、財運線がたくさんある・・・浪費・欲深さ注意金運相

  • 太陽線がたくさんある

一般的には、「浪費家、散財」の相と言われます。
しっかりした太陽線であれば、線の数だけお金の入る数とは言えますが、稼ごうとする欲の多さでもあり、いろいろなことに手を出し過ぎて才能が分散して大きなお金にならなかったり、頑張り過ぎて身体を壊したりする可能性を示唆しています。

つまり、いろいろと欲を出して手を出す資金や運営での出費で浪費、散財の可能性となったり、多方面で頑張り過ぎて身体を壊し、治療費、生活費での浪費、散財になったりする可能性を表します。
そのため、しっかりした太陽線が多い分には、やりたいことを絞って、無理しすぎない体調管理を心がけることにより、上手くお金を回していける金運に変化させやすい相でもあります。

しかし、薄くて細かく短い線や切れ切れの太陽線が多い場合は、線の数もより多くなり、且つ線自体の勢いも弱いので、「浪費、散財」には充分注意しなければいけない相となります。

 

  • 財運線がたくさんある

財運線の場合も、一般的には「浪費家、散財」の相と言われます。
線の数だけ財産の数があるとは言えますが、薄くて細かく短い線や切れ切れの財運線が多い場合は、線の数もより多くなり、且つ、線自体の勢いも弱いので過剰に人と関わり過ぎるお節介や商売欲が出すぎて、目先の損得だけで財を得ようとする利己的な感情が出やすい状態を示唆しています。

つまり、自分の損得で人をだましたり、利用しようとしたりする口先だけの弁が立つ行動で、人間関係でトラブルが起きやすく、商売での失敗や口が災いの元になって散財する可能性を表します。
しかし、しっかりした財運線が多い分には、商才や言語能力の高さを人のために使える世話好きで弁の立つ社交性を活かすことにより、人から慕われてお金を出してくれるお客の多い財運に変化させやすい相になります。

それでも、お節介になり過ぎて、外交費用や出資が多くなったり、人のために動き過ぎた身体の酷使で腎臓・泌尿器・生殖器などを壊した治療費となったりする「浪費、散財」になりやすいので、充分注意する必要があります。


photo by 花岡正人

 

太陽線/財運線は長いほど大金持ちになる金運なのか?

手相学では、太陽線も財運線も長いほどその線の意味を強めるため、金運が良いと言えます。
太陽線、財運線にも「運命線の流年法」同様、流年法があります。
下から上に昇る線なので、長い線は若年期・中年期から得られる金運であり、指の根元近くの線だけだと晩年期の金運となります。

しかし、太陽線、財運線の流年法は年数を細かく観るには適当ではなく、あくまで目安として捉え、単純に長い方が、お金を引き寄せる力がより早い段階でより強く出やすいという程度に考えた方が妥当です。
それは、太陽線がお金を稼げる才能の現われであり、財運線は今の財産を示すことから観ても、線が現れている時点で金運が伴っていると考えて良いのです。

そのため、流年法を使うよりも、どの位置から太陽線、財運線が昇っているかということが重要です。
その始点により太陽線、財運線の金運がどのような形で得られるかを観ることが出来ます。


photo by 花岡正人
 

<1>太陽線の始点の違いによる金運の恩恵

A)  金星丘から昇る太陽線(親族系金運)
自身のエネルギー源となる遺伝的力(親や親族、家系などの援助)で得られる金運

B)  月丘から昇る太陽線(芸術肌系金運)
芸術・美的センスや精神的感性が人気や名誉となり特に若年期から得られる金運

C)  第二火星丘から昇る太陽線(忍耐努力系金運)
まで努力して、耐えてきた経験が実って得られる金運(長いほど個性強い頑固さも伴う)

a)  生命線から昇る太陽線(自力独立系金運)
自らの地道な努力や真面目に取組む経験と肉体的強さも伴って得られる金運

b)  運命線から昇る太陽線(強い意志系金運)
強い意志を持って、自分の技術力や仕事への姿勢が報われる金運

c)   頭脳線から昇る太陽線(知的活動系金運)
頭脳明晰で名実共に成功する金運

d)  感情線から昇る太陽線(人情系金運)
流年法を取れば晩年での成功となるが、地道な人との関わりで得られた愛情豊かな経験と情熱で得られる金運

 

<2>財運線の始点の違いによる金運の恩恵

A)  金星丘から昇る財運線(親族系金運)
金星丘の意味する親族からの財産、遺産、恩恵を受けて財を成す金運

B)  月丘から昇る財運線(芸術肌系金運)
芸術・美的センスや直観的感性で財を成す金運(後述「直観線」も類似参照)

C)  第二火星丘から昇る財運線(忍耐努力系金運)
今までコツコツ堅実に努力してきた経験が実って財を成す金運

D)  太陽丘から昇る財運線(名誉・人気系金運)
人気や名誉名声を得て財を成す金運

a)  生命線から昇る財運線(自力独立系金運)
自力の努力で財を成す金運
「起業線」とも言われていて、臨機応変に周りの状況に適応して自力で積み上げた経験で独立・起業していく、商才で財を成す金運です)

b)  運命線から昇る財運線(強い意志系金運)
仕事で培った技術力やコミュニケーション能力により財を成す金運

c)   頭脳線から昇る財運線(知的活動系金運)
知的な発明、研究の成果で財を成す金運
「商才線」とも言われていて、金銭感覚に優れ知的業務で商売を成功させる能力に長けている頭 脳線の支線になる場合があります。
掌紋医学では、「頚椎症」が起きやすい体質を意味することがあります。)

d)感情線から昇る財運線(人情系金運)
深い愛情を持った交友関係や人脈により財を成す金運

 

お金がもっと入ってくる人の太陽線、財運線に関わる手相

金運に関わりの強い太陽線、財運線にも、さらに金運UPの予兆となる見え方や、吉相の一部となる太陽線、財運線があります。

 

<1>V字、Y字、スター(*)などの良い現れ方がある

  • V字状、Y字状の太陽線、財運線(下図参照)

太陽線、財運線は上に昇る線なので、先端が枝分かれしている線と言えます。
V字の場合は2本の良線が重なった意味が強く、Y字は二股、三股に分岐する意味が強くなります。

V字・・・末広がりの幸運(太陽線もしくは、財運線が2本ある吉相)
V字の太陽線:若年期から金運に恵まれた才能を活かして成功
V字の財運線:今の人との繋がりが大きな財産になっていく

   太陽線のV字の広がりが大きくなった場合
太陽丘と水星丘の間(薬指・小指の指の股)へ伸びる太陽線:
投資成功線(財運線の意味が付加され、一気に財を成していく意味となる)
太陽線と土星丘の間(薬指・中指の指の股)へ伸びる太陽線:
仕事没頭成功線(運命線の意味が付加され、探求心を持った成功での金運となる)

また、太陽線と財運線がV字となっていた場合は、太陽線の名誉名声・人気を得る意味と、財運線の商売繁盛の意味が根元で繋がっていることになるので、相乗的に大きな金運となる大吉金運相と言えます。

Y字・・・一つから二通り(二股Y字)、三通り(三股)に派生していく幸運
枝分かれの太陽線:才能が名誉名声、金運、人気など多岐にわたる成功を得る
枝分かれの財運線:今までの努力や経験が商売繁盛、良いご縁などの財産となる

  • 合流する太陽線、財運線(下図参照)

逆Yとも言える見え方で、枝分かれに対して2本、3本の金運の線が合流して一つの金運の線にまとまるイメージなので、吉運となります。

合流・・・多岐にわたる努力が集約される幸運(複数の金運が合流する吉相)
合流する太陽線:頑張ってきたいくつかの努力がまとまり大きなお金になる
合流する財運線:複数の協力者に恵まれ大きな財産になる

太陽線も財運線も、二つの線が合流すると幅広いチャレンジや行動が大きな金運や財運に繋がる意味となりますが、三つの線以上が合流する場合は、さらに幅広く、且つ、経験や積み上げた努力が報われた成功になる大金運相です。

  • 枝分かれと合流の両方がある太陽線、財運線(下図参照)
  • 共に金運として大吉相となる線が重なっている見え方なので、意味も、枝分かれの金運相と合流の金運相を兼ねた最強の金運相と言えます。
    合流と枝分かれの位置が近くなると、下記に示す「スター(星紋)」になります。


    photo by 花岡正人

     

    • 太陽丘、水星丘に現れるスター(星紋*)

    単独で現れる3本以上の交差する線を一般的に星のような形(*)をしているので、「スター(星紋)」と呼びます。(下図参照)

    現れる場所によって意味が異なり(丘の意味が影響する)、大概はその丘の意味を強める吉相として扱われることが多いですが、現れる丘の位置で、良い意味で捉える丘と、悪い意味で捉える丘の見解が鑑定師によって異なります。
    今回は、金運に関わる太陽線と財運線に絞った記事ですので、その説明は避けますが、太陽丘と水星丘のスターについては、一般的に金運最強の吉相と観ることが多いです。

    私は、2本の交差する線しかなくても、その2本がしっかりした太陽線に観える場合は太陽線が重なり合う吉相として捉えていますが、クロス(×紋)として悪い紋様と捉える鑑定師もいます(私は、小さくクロスした線が太陽線に観えない場合を×紋とします)。)
    つまり、私はスターを一つの紋様としてではなく、太陽線の重なり・交差として捉えます
    そのため、3本交差していても太陽線のイメージが少なく横線を含む3本の場合は障害線の要素を含んだ意味で捉えます。

    • 太陽線上にあるスター(星紋*)とクロス(×紋)の区別

    太陽線の上にあるスターの解釈は、鑑定師の中でも判断が分かれます。
    それは、太陽線自体を3本以上交差する線の一本に含めるかどうかという点についてです。
    (私は、含めて考える鑑定をしております)

    現在、ネットや書籍でも、かなり多くの鑑定師の方が、太陽丘、水星丘に現れる単独のスターは、なぜか太陽線、財運線とは考えずに3本交差するスター(紋様)として載せていることが多いです。
    そのため、例えば、感情線を越えるような長い太陽線上に2本の線が交差している場合を太陽線上に「クロス(×紋・十字紋)」があるとして、太陽線や財運線の意味を弱める障害紋として捉えてしまっています。(下図参照)

    しかし、そのクロスにもう一本交差する線が増えると、一転してスターとなり最強金運相となると言うのです。(太陽線は交差する線の一本には含めていないということ)
    もちろん、どちらが正しいということではなく、流派や鑑定師の経験、思想による違いなので、否定するものではないですが、そこに線が一本有るか無いかで意味が真逆になるというのは私としては不思議に思ってしまいます。
    (太陽線を横切る障害線が増えてさらに太陽線の意味を弱めるというのなら、理解できますが)

    前置きが長くなりすみません。
    私の鑑定としては、太陽丘に単独で現れるスターであっても、その内の縦線を太陽線と捉えます。


    photo by 花岡正人
     

    そして、長い太陽線上に交差する線(クロス)があるという場合でもスターとして捉えています。
    それは、どちらも前提として、3本の太陽線が交差している(その見え方を「スパークする太陽線」と表現する鑑定師もいます)相乗効果的金運線として捉えるからです。
    つまり、どんな線でも3本以上重なればスターであるという訳ではなく、鑑定師の見極めが必要になります。

    しっかりした太陽線や財運線に短めの交差する線の場合は、クロス(×紋、※紋)として病理紋(障害紋)と捉えることが多くなります。
    どの長さが境目になるのかが、鑑定師の技量となり、線の長さ以外でも、線の濃さや色、丘の膨らみ、弾力、色味、カサツキなど総合的に観察して判断します。

    掌紋医学上では、スターであっても病理紋(※紋)となることが多いです。
    これは、意味が真逆になるということではなく、例えば太陽丘のスターであれば、お金をたくさん稼いで名誉名声を得られるような人(スターの意味)は、それだけ昼夜問わず努力や勉強もして頑張っている人であることが多く、寝不足や、食生活などの不摂生、ストレスで身体を壊しやすくする可能性も秘めている病理紋の意味にもなります。
    (太陽丘での病理紋は、血圧異常、血管系の滞りとして視神経、呼吸器系、肝臓への負担の意味があり、身体が教えてくれている警告が伴うということです。)

     

    ・覇王線

    覇王線は、「運命線」「太陽線」「財運線」が全て長い線として現れ、熊手状に重なる相を指します。(下図参照)
    覇王線という名前は、何をやっても成功する覇王という意味で、近年分かり易い言葉として使われています。
    元々は「三喜紋(三奇紋)」という名前で、3つの最良の線が集まる奇跡的金運と言えます。

      長い運命線・・・強い意志を持った仕事や生活面での成功を得る金運
      長い太陽線・・・お金を稼げる才能を長く発揮しやすい金運
      長い財運線・・・商才や人との関わりで若年期から財を成す金運
    (別記事「「億万長者相」と言われる覇王線はホントに最強?」参照)

    覇王線は、一般的に仕事運で成功する長い運命線の途中から、名誉名声やお金を稼げる太陽線と、商才として財を成す財運線が長く伸びた見え方となります。
    これは、仕事での頑張りが基盤となり金運、財運を得る成功を意味しますが、長い太陽線の途中から運命線、財運線が伸びる場合(稼げる才能が基盤)や、長い財運線の途中から運命線、太陽線が伸びる場合(商才、社交性が基盤)もあります。(下図参照)


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    ・不動産線

    不動産に関わる金運として、「不動産線」があります。
    この線は下図のように、綺麗な運命線と太陽線があることが前提となり、その橋渡しとなる線が太陽線側に昇るように現れている相を指します。
    詳細は、別記事「不動産の財を得る「不動産線」がある?」をご覧ください


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    ・直観線

    直観線は、本来は財運線とは別の単独の線として扱われますが、水星丘に昇る財運線の一種として観える場合があります。(下図参照)

    直観線は、直観力に優れ、勘が鋭く、物事や人の本質を見抜く能力が高い人に現れます。直観線は、月丘を囲むように弧を描く線ですが、月丘から水星丘に昇るように観えた場合は、財運線の一種にもなるため、月丘の意味する「創造的感性や人と関わる感受性」が若年期から備わっていることを表します。
    そして、その直観力で人の本質を見抜く才能を活かし大きな財産を得ていく意味になります。
    詳細は、別記事「宝くじが当たる能力を表す線は直観線!?」をご覧ください。


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    お金が出ていってしまう人の太陽線、財運線

    金運を表す太陽線や財運線は、あれば嬉しい線ではありますが、あっても金運の意味を弱めてしまう見え方があります。
    太陽線、財運線自体は現れているので本来お金は入ってくるはずなのですが、そのお金に対してトラブルが起きやすい警告や注意信号として現れる見え方があります。

    以下の見え方がある場合は、お金の使い方を見直したり、その時期には大きなお金を動かすのを待ったりして弱めるものが消える努力や時期を延ばす検討をすることで本来の金運の線に回復させることが出来ます。

    ・島紋、米紋、障害線などの悪い紋様がある


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    a) 線が切れ切れ・・・「収入不安定状態」
    ・途中挫折や停滞での収入不安定を示唆しますが、切れた線が繋がれば再び金運上昇となり得ます。
    ・太陽線の切れは稼ぐ才能に気分のムラが出てしまいやすい不安定感であり、財運線の切れは、人間関係でのムラが出て生活が不安定になりやすいです。

    b) 線上に島紋(アイランド)がある・・・「金銭トラブル・損失注意(強)」
    ・下図のように線上に円や楕円のような島状の形が現れた場合、金銭上の大きなトラブルや損失を示唆します。(慢性的)
    ・太陽線や財運線の意味を大きく弱め、お金が入っても島紋による障害で阻害される可能性が高いため、人間関係や言動に注意し時間をかけて解決していく余裕を持つことが大切です。
    ・太陽線上の島は才能への過信や欲深さが仇となりやすく、財運線上の島は人からの嫉妬や誤解など人間関係でのトラブルが起きやすいです。
    ・太陽線も財運線も下から上に昇る線なので、線の途中に現れれば、トラブルを乗り越えることで金運が回復しますが、線の上部末端に現れた場合は、トラブルにより金運が止まることを示唆します。
    (下記紋様、障害線も同様のことが言えます)

    c)  線上に※紋(×紋、*紋)がある・・・「金銭トラブル・損失注意(中)」

    • 同記事内「太陽線上にあるスター(星紋*)とクロス(×紋)の区別」で説明させていただいた通り、多くの鑑定師が太陽線・財運線上のクロス(×)は線の意味を弱める金銭的損失を示唆していますが、線が一本増えた星紋(※紋)は、線の意味を強める最強金運紋(スター)と位置付けています。
    • しかし、私はその交差する線が太陽線の意味を持つ補助的太陽線に見えない場合は、×でも*でも太陽線上の障害紋(病理紋)として、太陽線の意味を弱める紋様で扱います。
    • つまり、金運の線を横切る障害線が2本(×)、3本(*)交差しているという見え方ですので、掌紋医学上も、2本(クロス)より、3本(星紋・※紋)の方が、さらに障害度が強いと位置付けています。

    d)  線上に障害線が横切っている・・・「金銭トラブル・損失注意(小)」
    ・下図のように太陽線、財運線を横切るように交差する線は、障害線となる可能性があります。
    ・短く、直角に横切るものが障害線になりやすく、薄く細い障害線より、濃く太い障害線の方が金銭障害の意味が強くなります。
    ・見え方によっては、障害線ではなく、金星帯や、太陽環・水星環、二重感情線結婚線など、別の意味を持つ線の場合があります。
    その場合は、それぞれの意味ある線が交差しているだけなので、障害線にはなりません。(その区別は鑑定師の技量・判断によります)
    ・金運の線に現れる障害的紋様としては一番弱いもので、薄く細い障害線であれば、金銭面での不安によるストレスや、人からの嫉妬程度で済むのですが、太陽線・財運線と同等以上の太く濃い障害線の場合は、収入や財産の突発的損害、トラブルに巻き込まれる可能性を示唆していますので、用心する必要があります。

    細かい線が多い
    一般的に「浪費線、散財線」と言われ、お金を使い過ぎて出ていってしまう相となりますが、太陽線、財運線としてしっかり線がたくさんあれば、お金の出入りは激しいですが、上手くお金を回していける金運となり生活には困りません。
    問題なのは、薄い、切れ切れ(短い)、崩れた線が多い場合が要注意です。

    同記事内の「<3>太陽線、財運線がたくさんある・・・浪費・欲深さ注意金運相」で、すでに説明させてもらいました。

    ・線がかなり濃く深く、線の色がくすんでいる場合
    基本的には太陽線や財運線は、濃く太く深い線ほど線の意味を強めるので金運として良い線となりますが、極端に太く深く刻まれた太陽線、財運線は素晴らしい金運を持ちながらも頑張り過ぎて、身体を壊し入院費、治療費、生活費と出費が多くなる可能性を示唆するので、健康面では気を付ける必要があります。

    同記事内の「●掌紋医学上の深く刻まれた太陽線・財運線」をご覧ください。

    「長い財運線」と「健康線(非健康線)」で大きく異なる金運
    財運線は、小指下感情線より上の水星丘にあるだけでも充分金運として良い線ですが、感情線を横切り長く伸びているとさらに金運UPに繋がります。
    (出発点がどこにあるのかで意味が変わってきます:同記事内参照)

    しかし、下図(A)のように、小指下の感情線より下に現れる線に「健康線」と呼ばれる線が現れる場合があります。
    (別記事「健康線がないのですが、長生きできますか?」参照)

    健康線は、手の平中央辺りと水星丘下を繋ぐ線です。
    財運線は、下から上に昇りますが、健康線は上から下に降る線とされます。
    健康線は、無い方が健康体であり、濃く太い線ほど臓器の酷使・負担を意味します。

    一般的な手相占いでは、水星丘から延びて、感情線を横切りながら長く伸びる線であれば、「長い財運線」として捉え、感情線下から手のひら中央方面へ伸びていく線は「健康線」として扱う鑑定師が多いです。

    その場合、水星丘と手のひら中央辺りをハッキリ結ぶような線であれば、長い財運線と言いたいところかもしれませんが、厄介なのは、実際は、短い財運線と長い健康線が繋がっている可能性があるということです(下図(B))。


    photo by 花岡正人
     

    さらには、上図(C)のように、長い線の途中で切れている場合や、切れ切れに繋がっているように見える場合などに、財運線と健康線との区別がつきづらいということが起きます。
    手相の元祖「キロ」は、水星丘の財運線には触れておらず、水星丘から伸びる長い健康線として捉えているようです。
    (手の平中央や生命線方向ではなく、手首方向や月丘方向に伸びる線は財運線という名前は付けていないものの、吉相として書いています。)

    掌紋医学でも、財運線という概念はなく、手のひら中央や生命線に向かう線であれば、水星丘から出る長い線は、「長い財運線」ではなく「長い健康線」となります。
    結局は、その判別は鑑定師の経験や技量によって、区別することになります。

    印象としては、上図(a~d)のように、手のひらを横に伸びているように見える線は健康線になりやすいです。

    a) 3大線(感情線、頭脳線、生命線)を横切る強い障害線のイメージがあり、特に生命線上部を横切る線は健康線としてもガンの所見になりやすいので、身体の酷使で免疫力を落とし、臓器の炎症が無いように気を配る必要があります。
    b) 水星丘から伸びる長い健康線と言えます。
    c) 典型的な健康線(感情線下から手の平中央に伸びる線)と言えます。
    d) 月丘上部から現れる場合は、「放縦線(不摂生の線)」と呼ばれる場合が多く、手のひら側面から横に伸びるような線は、肝臓・胃腸・腎臓などに負担をかけている疲労状態の場合が多いです。

     

    上図(e~h)のように、手のひらを縦に伸びているように見える線は長い財運線になりやすいです。

    e) 生命線下部方向に伸びる場合は、健康線と観る場合もあるため、その線の勢いや他主要線などとの関係も観ながら区別する必要があります。
    (生命線もしくは、生命線近くから出発する財運線を「起業線」という場合があります。)
    f) 手首真ん中方向から伸びる場合は、家庭運良好で、生活に困らない長い財運線と捉えることが多いです。
    g) 月丘から弧を描くように伸びている長い財運線に観える場合は、「直観線」として、人との関わりにおいて、人の心を掴み大きな財を成す線と捉えることが多いです。
    h) 感情線下の第二火星丘から伸びるように見える場合は、第二火星丘の意味する「内に秘めた闘志や忍耐、我慢、経験」などが実って大きな財を成していく長い財運線として捉えることが多いです。

    また、水星丘から伸びる長い健康線もしくは、上図(B)のように財運線と健康線が重なっている場合で、上記基準を考慮しても、どちらか区別がつきづらい場合は、上図(D)のように、主要線となる3大線や、運命線や太陽線など仕事運や金運が伴っているかどうかも観て、これら他の主要線が薄かったり弱い線になったりしている場合は、長い財運線というよりは、健康線になっている可能性が高いと観ます。

     

     

    宝くじが当たった人の手相(太陽線、財運線の現れ方)

    今回説明させていただいた、太陽線と財運線は良い金運として現れやすい線のため、もちろん、宝くじやギャンブルなどで、一気に財を得る人にも現れやすい線と言えます。
    今回お伝えさせていただいた、良い太陽線、財運線を持っている人は宝くじが当たった人に現れていることが多いです。

    しかし、それは日頃の地道な努力や人徳から得られることが多く、普段から愛情を持って人と関わり、コツコツ人に信頼される財運線を作り、人気や名誉名声を得るための努力やセンスを磨いてきた太陽線を作った人格が現れているからこそ、その太陽線や財運線が宝くじをも当てる金運が伴ったご褒美の線になると考えています。
    そのため、宝くじやギャンブルはあくまで余剰金として使い、外れてもそのワクワク感を楽しめる程度にしていただく心構えが良いと思います。
    普段の生活ではコツコツ努力を重ねて大きなお金に変えていく自らの成長として金運の線を育てていただくことが大切です。

    遺伝子学として、親がギャンブル体質だと子供にも遺伝しやすいという発表があり、日本人の場合は4割程度の人が、ギャンブル体質を持っていると言われています。
    綺麗な金運の線が現れていない人は、出来ればあまりギャンブルに手を出さないことが抑制する唯一の方法にもなります。
    そのため、もし宝くじを当てたいと思うならば、手相上は、このような良い金運の線が現れてきたら余剰金として買ってみるという方が良いのかもしれませんね。

     

    実際に宝くじが当たった人に現れている太陽線・財運線

    A)太陽丘/水星丘が、柔らかく、色付き(血色)が良く、適度に盛り上がっている
    ・固く赤みが強く、盛り上がり過ぎると、欲が出すぎた散財となりやすい。
    ・柔らかすぎて白みが強く、盛り上がりがない(フラット)だと、お金自体の縁が薄い。

    B)薬指/小指が、太く長く発達している
    ・薬指の発達は、太陽線の意味と同様に金運に恵まれやすい資質があります。
    (中指の第一関節と第二関節の上1/3~1/2くらいまであるのが標準の長さ)
    ・小指の発達は、財運線の意味と同様に貯蓄系財産を得やすい運勢を持ちます。
    (薬指の第一関節くらいまであるのが標準の長さ)

    C)強く長い太陽線/財運線が月丘から伸びている
    直感、感受性が活かしやすい金運であり、特に財運線は弧を描くように長くなると「直観線(直感線)」として第六感が働きやすい状態になっています。

    D)スターが現れている(特に太陽線上)
    一般的なスターと言われる横線も含む3本交差(病理紋・障害紋になり得る)ではなく、2本以上の長い縦線イメージが強い太陽線が重なるような見え方がベストです。


    photo by 花岡正人

     

    太陽線、財運線がなくても(薄くても)成功する方法

    ここまでの長い説明をご覧いただき誠にありがとうございます。
    金運の線として有名な、太陽線と財運線の意味の違いや現れ方の違いなども理解していただけたものと思います。
    太陽線や財運線には気を付けなければいけない見え方もありましたが、基本的には金運を司る良い線ですので、出来れば欲しい線だと思います。
    しかし、仮に太陽線、財運線が無くても、金運に恵まれない運勢だと悲観することは全くありません。

     

    <1>太陽線は何歳からでも稼ぐ力を自ら作り上げていく線、

    財運線は今の財力を知ってこれからの人との関わりを見つけていく線

    太陽線、財運線が無い人、弱い人は、他の運命線や3大線などがしっかりしていれば、お金の縁が薄いというよりは、欲が少なく、謙虚に人のために動いて満足できてしまう思いやりのある人の場合が多いので、まずは、何のために大きなお金を得たいのか、目的意識をしっかり持って、計画的な実行力を高めていくことで、良い太陽線を作っていくことが出来ます。

    太陽線は、何歳からでも考えや行動を変えていくことで、作り上げることが出来る線です。
    元々欲が少なく謙虚な方が多いので、稼ごうとする想いと行動が伴えば、短期間でも上に昇る太陽線が現れたりするものです。

    財運線は、今の財力が出やすいこともあり、実際に満足する財を得ていかないと現われづらいと言えますが、コツコツ積み上げていく貯蓄系の線でもあるので、焦らず、人との信頼関係を築き、人脈を広げることにより、財運線を作り大きな財産を得ていきます。

    そして財運線が無い人は、口下手な人が多く、人間関係で苦労しやすい資質なので、お金を稼ごうとするならば、ご自身の長所をアピールできる新たな出会いやコミュニティ活動の機会を増やし、無理だけはしないようにコツコツ場慣れしていく積極性を養っていくことで、きれいな財運線が現れ、自信と勇気を持った商才で財を成していきます。

     

    <2>書く手相

    以前、「ペンで手のひらに吉相となる線を書いて運勢を良くする方法」の記事を書かせていただきました。
    (詳細は別記事「書く手相!ペンで良い線を書くだけで運勢が変わる開運法は本当!?」をお読みいただけると嬉しいです。)
    その記事でも書いた通り、書く手相は、書くことに意味があるのではなく、書くときの意識やそれを継続させるための手段として意味があると思っています。

    つまり、お金持ちになりたい、仕事で大成したいなど自分が望む欲しい線を書くことで、自分の目標や欲を持った意識が作られ、それに伴う行動を起こすきっかけを作れるので、実際に線の変化が現れてくるということです。
    そのため、単に「金持ちになる線だから書いておこう」程度で、そのまま消えて忘れるような方法では全く意味が無いということです。

     

    太陽線、財運線が無い人は、先に示した通り、欲が少なく、謙虚に人のために動いて満足できる思いやりのある人の場合が多いので、利益を得る目的意識をしっかり定めてから「書く手相」を取り入れると、効果を発揮しやすくなります。

    しっかりした運命線や3大線も弱い人は、現地点では大きなお金を得る運勢には届きづらくなっています。
    それは、単純に努力不足であったり、稼ごうとする目的、意欲自体が弱かったりして、楽をしてお金を得ようと夢を見ているだけの状態と言えます。

    その場合は、まず、運命線や3大線をしっかり作っていく取り組みの方が先になりますので、「書く手相」でも、そちらの良い線を描いて陰徳を積んでいくことや、精神鍛錬、肉体鍛錬していくきっかけとすることで、結果が出るかを試してみるのも面白いと思います。

     

     

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    【手相】書く手相!ペンで良い線を書くだけで運勢が変わる開運法は本当!?

     

    手相セラピスト:花岡正人

     

     

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    ・全12限オンライン受講(各日120分×12日=全24時間)・・・ZOOMリモート個人講座
    ・費用 220,000円(税込)

    <基礎編>
    ●一限目(120分)
    ・・・線を見る前に知っておきたい、手の形、丘(手の平の盛上り)、指の意味
    ●二限目(120分)
    ・・・一気に理解できる、基本4大線について(生命線、感情線、頭脳線、運命線)
    ●三限目(120分)
    ・・・4大線以外も面白い、主要線について(結婚線、太陽線、財運線、向上線、健康線など)

    <実用編>
    ●四限目(120分)
    ・・・運勢の観方(恋愛運、結婚運、仕事運、適職診断)
    ●五限目(120分)
    ・・・運勢の観方(性格・人間関係(相性診断)、健康運、金運・財運)
    ●六限目(120分)
    ・・・鑑定手法(鑑定事例や心得もお教えします、鑑定手法

    <応用編>
    ●七限目(120分)
    ・・・指紋診断手法(生まれ持った資質・体質を見極める)
    ●八限目(120分)
    ・・・爪診断手法(健康チェック・性格診断に役立つ)
    ・・・手の平のほくろ診断手法(身体からの警告が分かる)
    ●九限目(120分)
    ・・・掌紋医学診断:基礎編(身体のの弱い所、病状の基本線・紋を学ぶ)
    ●十限目(120分)
    ・・・掌紋医学診断:症例編(疾患別に総合診断方法)

    <実践編>
    ●十一限目(120分)
    ・・・総合鑑定手法(コミュニケーション手相方法、画像実践)
    ●十二限目(120分)
    ・・・鑑定実践(多くの手相事例、プロ鑑定手法を伝授)

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    ■■■手相鑑定入門講座■■■

    ・全2回受講(各日120分×2日=全4時間)・・・ZOOMリモート個人講座
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    ●4時間で使えるようになる、「手相入門講座」
    ●自分や友人、お子さんなどの資質や体質、才能を知って、開運させる運勢を作る
    (プロ養成講座の基礎編の内容に準ずる)

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    WRITTEN BY 花岡正人

    花岡正人
    ★「手相110番」にて執筆者のホームページがご覧いただけます tesou110.wixsite.c...