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【手相】自己中じゃない!成功する人に現れる反抗線
■情熱的に仕事を頑張れる信念を持った自己顕示欲の線
感情線の下の小指側フチから出る短い横線を「反抗線」と呼んでいて、最近は「謝りま線」とも言われています。
一般的には、この線がある人は、自己主張が強く、頑固で自分の意見を曲げない信念を持っいるとされ、自己中心的と捉えられることも多いですが、反骨心が高く、正義感のある熱中型なので、自分で人生を切り開いていける成功相にもなりやすいです。
photo by 椎名マキ
この線は無い方が普通であり、無くても仕事運が悪いわけではありません。
反抗線があれば、個性としてそれだけ情熱や意志の強い自分の正義があると言えます。
では、反抗線の現れ方や、意味の区別などについてお話しさせていただきます。
▼反抗線の現れ方
一般的に反抗線は、上図のように第二火星丘に手の平のフチから延びる横線であり、やや上向き斜めに直線で短めに出ていることが挙げられます。
斜めに上がる横線であることが書籍やサイトでも良く書かれていますが、真っすぐ横や、やや下向きでも反抗線と捉えて問題ないです。(その場合は後述する「職業線」としている方もいます)
この線は、別名で挙げられることも多く、最近は頑固者を表す「謝りま線」という名前で言われたり、仕事に情熱的に取り組んでいる人に現れる線として「仕事線」「職業線」と言われ、仕事に熱心な人と解釈されることもあります。
「主張線」と言われることもありますが、最近では主張線と言えば、人差し指と中指の股から出る「社交線・タレント線/金星帯(エロ線)のS線」のことを言っていることが多いようです。(積極性や自己主張が強い意味)
▼長く濃いほど自分の信念を貫く力が強い
元々、感情線の下の「第二火星丘」は、忍耐力や、冷静さ、我慢強さなどを意味しますが、第一火星丘の動的な積極性に対して、第二火星丘は静的な積極性でもあり、第一火星丘のように攻撃的ではないですが、内面にある強い反骨精神、情熱的な信念や意志の強い正義感、責任感を表します。
そのため、第二火星丘に現れる反抗線は、濃く長いほど、粘り強く自分の信念を貫く力が強いということになります。
「反抗線」「謝りま線」という名前だと、自己主張が強く、好き嫌いがはっきりした頑固さやわがままさを持ったマイナスイメージがあり、短所にもなり得るのですが、仕事において、熱心に取り組める我慢強さや集中力を発揮して人生を切り開いていける才能がある人の線でもあるので、長いほど仕事で成功しやすい運勢とも言えます。
その代わり、自分の正義や信念を通していけない環境では、人とぶつかりやすく、利己的になりやすい一面があります。
■反抗線が長いと別の意味になるの?
冒頭に「反抗線」の別名を「仕事線・職業線」と説明しましたが、第二火星丘の横線において、短い線を「反抗線」、長い線を「仕事線・職業線」と区別する場合があり、見え方によっては「変形マスカケ線」のように繋がって1本になることもあります。
▼「仕事線」「職業線」
反抗線と同じ意味で紹介されることもありますが、はっきりと区別されることがあります。
・「仕事線」 ・・・ 頭脳線まで延びる線、もしくは突き抜ける線
・「職業線」 ・・・ 反抗線より長く真横に延びる線
どちらも、意味に差異はなく、仕事が好きで、仕事への情熱が強く、自分のこだわりを通して忍耐強く努力が出来る人なので、この線があれば、仕事運が良く、成功しやすい相と言えます。
鑑定師によって判断が異なり、「仕事線」と「職業線」を同じとして、長い線であれば頭脳線に達していなくても仕事線と言ったり、達している線も職業線という場合があります。
ですが、反抗線の基準となる長さが「短い」というだけで、その長さが小指幅程度なのは短いのかどうかなどの境目がはっきりしていません。
マニュアル的に反抗線と仕事線・職業線を区別するのは判別が難しく急に意味が異なる不自然さがあるので、私の場合は、名前で線引きせず、先にお話しした第二火星丘の意味を考えて、反抗線の濃さや長さによりその意味がどんどん強く現れるという解釈で覚えていただければ理解しやすいと思っています。
つまり、短く薄い反抗線は、自己主張は強いが、自分の信念や正義を貫き成功させていくにはまだ弱く、長くなるほど、こだわった思いを通していく情熱や忍耐力、集中力が強くなり、人と衝突しても目標を達成させていく仕事人間の資質があり、成功相にもなっていきます。
長く濃いほど、自分で人生を切り開いていく専門的なこだわった職業や経営者などで大成できる人でもあります。
ですが、反抗線が長くなるほど、その仕事への熱心さや研究心が強くなり、周りが見えなくなってしまう頑固さも強くなっていきます。
そのため、人生のほとんどを仕事に費やしてしまって、仕事漬けになって身体を壊してしまう場合があります。
後述する、肝臓や胃腸への負担が大きくなっている見え方でもあるので、完璧になりすぎない適当さも持って、仕事以外の楽しみも見つけていただきたいです。
また、長くなり過ぎて、運命線まで延びる反抗線(仕事線)は、仕事の為に他の物を犠牲にするほど頑固な信念があり、運命線を横切ると障害線の意味となって、その信念により家庭や友人などの大切なモノを失う可能性を示唆します。
さらに、横切った反抗線(仕事線)で運命線を止めてしまいT字のようになってしまうと、せっかく情熱を注いでいる仕事も周りの意見を聞かずに自分の正義を通し過ぎてしまった結果、失敗し運勢を停滞させてしまう意味になるので、そのような線がある人は周りを良く見れるように一旦立ち止まっていただきたいです
▼頭脳線と反抗線が繋がって1本の線に見える場合
この場合は、頭脳線と繋がる「仕事線」と捉えて良いですが、見え方によっては、頭脳線が真っすぐ横に延びて、手のフチまで突き抜けているという現われ方もあります。
反抗線が延びた場合は、手のフチ側面から太い線が出て頭脳線と1本になっているのに比べ、頭脳線が延びて貫いている場合は、手の平フチ付近に延びるほど細く薄くなっていく印象です。
頭脳線が延びて貫いている場合は「シドニー線」と言われ、第ニ火星丘方向の真横に延びているので、頭脳線が長く横に延びる「現実的、論理的にじっくり考える理屈っぽい人」の現れ方であり、社長気質となる実務型に特化した資質となります。
鑑定師によってはこの見え方を「変形マスカケ線」と判断しますが、変形マスカケと考えるのは、反抗線が(感情線の代わりとなって)延びて頭脳線と1本になったマスカケ要素のある線と捉えた見え方の場合の時なので、意味としても、反抗線、仕事線、マスカケの意味が強く現れる「我の強さ、頑固さ、信念がある正義感と責任感を持った意志の強さ」を表す情熱的人格を意味します。
(別記事「マスカケ線は徳川家康にもあった天下取り相?」参照)
つまり、あまり線の意味に捕らわれず、第二火星丘の意味を知っていれば、そこにある線が濃く長くなるほど、その意味が強くなり、一般的に言われる「反抗線」⇒「仕事線」⇒変形マスカケ」という見え方になっているだけなので、無理に区別していく必要はありません。
出典: Pixabay
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■掌紋医学では、「肝臓」や「腸」の負担を表す注意信号です
手の小指側のフチに現れる横線は、掌紋医学では臓器の疲労状態を表しています。
反抗線の位置は、「肝臓」や「胃腸」の酷使やストレスの蓄積を表していて、濃く長い線があると、慢性的な疲れで炎症が強く現れている可能性を示唆します。
若く元気な時からずっとある人は、炎症体質で「肝臓」「胃腸」が弱い可能性があります。
細かい線が多い場合は、今の仕事や没頭しているモノでの過剰な臓器への負担を表し、ストレス発散による、過剰な飲酒や暴飲暴食の可能性も示唆しています。
一見、反抗線とは関係なさそうですが、「肝臓」は東洋医学でも「怒り、落ち着きの無さ」などとの関係が強く、自己主張を強く持って仕事を情熱的に切り開いていこうとする人は、常に動いて信念を貫く競争もしていきやすいので、肝臓に負担をかけやすいのです。
そして、胃腸は、リラックス系の副交感神経が支配していますので、常に気が張って心が休まらない状態で熱心に仕事をこなしていたり、イライラしていると、副交感神経が働きづらくなり、胃腸に負担をかけて炎症を起こしやすくします。
第二火星丘に反抗線のような細かい横線が出てきたら、仕事で頑張って成功する可能性と捉えると同時に、身体の酷使やストレスがかかっていると考えていただき、家庭やプライベートを顧みず自分よがりになっていないかを今一度冷静に振り返り、身体を壊して、せっかくの成功運を逃さないためにも、体調を整え、食生活の乱れを無くしたり、適度な運動、睡眠をしっかり取って、余裕のある生活を心掛けてもらえれば幸いです。
手相セラピスト:花岡正人