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【手相】宝くじが当たる能力を表す線は直観線!?
■直観や第六感が働く人に現れる「直観線」とは
直観線は、その名の通り直観力に優れた人が持つ線であり、インスピレーションや、第六感、霊感が働きやすく、反射神経の良い特殊な才能が備わっている意味があります。
直観線は、直感線、水星環、霊感線などとも言われるかなり珍しい線で、きれいに現れている人は稀で、乱れがあったり短い直観線でも、あまり観ることがありません。
photo by 花岡正人
それだけ特殊な才能でもあるので、自分にこの線があったらぜひ自信を持って、その直観力を活かして成功に繋げていただきたいです。
＜直観線の見え方と意味＞
▼現れ方･･･
直観線は、上図のように、月丘から水星丘に昇る線で、手のフチ側を中心にして弧を描く線です。
濃く、太く、深く、長く、途切れや乱れがなく、弧の湾曲が大きいほど直観線の意味する直観力は強くなり、成功もしやすい相となります。
▼意味･･･
直観力に優れ、勘が鋭く、物事や人の本質を見抜く能力が高い人に現れます。
（その場の無形的な直観が働きやすい線ですが、実際に力が発揮されるのは、地道な努力や経験により、考えた末に出る発想やアイデアが直観的に本質を見抜く力となります。）
▼才能･･･
・ギャンブルや投資、トレーダー（ヒラメキや直観力に長けた勘や、お金の流れを見抜く力）
・スポーツ選手（直感的な反射神経の良さや、瞬時に見抜く判断力・行動力）
・ヒーラー、占い師（霊感、インスピレーション、心を瞬時に読む力）
・コンサルティング（未来を予測する先見力、その人の本質を見抜く力）
・芸術、芸能、音楽家（インスピレーションや創造性を生み出す直観力）
＜意味は弱くなりますが、これも直観線＞
上図のように、きれいに水星丘と月丘を弧を描いて現れる直観線を持つ人は、かなり珍しいですが、切れ切れだったり、水星丘に届いていなかったり、短かったりしても、月丘から小指下方向へ弧を描く線を直観線として捉えて問題ありません。
▼細い線で切れ切れした直観線がある
切れ切れでも薄くても、弧を描くように現れていれば、直観線となりますが、切れたり薄くなって、短くなっていくだけ、直観線の意味は弱くなります。
切れ切れの直観線は、「直観力が途切れやすい」という意味になりますので、直観力は優れ、瞬間的なヒラメキも出やすいですが、気まぐれな直観でもあり、直観が安定せず、信頼性は得にくいようです。
もちろん、直観力を磨くことにより、線も繋がり成功しやすくなる才能は持っています。
▼水星丘に達しない直観線がある
この線の場合は、水星丘の示す「財力、社交性、商才、言語能力」ではなく、感情線下の第二火星丘の示す「冷静さや忍耐、内面の意志の強さ･自己主張」との繋がりになるので、表に出る派手さや社交性で財を得る直観力ではなく、地道に努力、我慢もしながら自分の直観を活かして成功させていく意味となり、本来の直観力よりは弱くなりますが、充分のその力を活かせる才能となっています。
▼短い直観線がある
直観線は長いほど、直観力に優れた才能が現れやすいので、短ければ、直観力が弱くはなります。
しかし、直観線があること自体が、素晴らしい直観力の持ち主なので自信を持ってもらいたいです。
月丘上側から水星丘に昇る短さの場合は、月丘の創造的感性の中でも、知的感性でのヒラメキや直観が働きやすい意味となり、論理的に積み上げた研究や学問の追求により新たな発見や発明を生み出していける才能となります。
月丘だけでとどまるような直観線の場合は、本能的な直観力が強く、その場の瞬発的な発想力として、反射神経の良いスポーツ選手や、霊感が働きやすいヒーラー、占い師などや、ギャンブルなどの直観が働きやすい才能となります。
出典:無料素材画像 写真AC
■直観線と間違えやすい線の意味
直観線と他の線の最大の違いは、手のフチ側を中心にした「弧を描く線」になっているかどうかであり、逆の弧や、直線的な線は、直観線とは異なるので区別する必要があります。
＜水星丘と月丘を直線的に繋ぐ線＞
典型的な直観線と同様に、水星丘と月丘を繋ぐ線でも、上図のように弧を描かず、直線的に現れる線は、小指の下に現れる縦線の「財運線」が長く現れたもので、財運線の意味を強める良い意味になりますが、直観線ではありません。
月丘から昇る財運線ですので、財運線の表す「社交性、商売運、貯蓄能力、言語能力など」の才能の中でも、月丘の示す「創造的感性、美的・芸術センス、惹きたてられる人気」が元になって、人間関係や、商売、財力が得られる良相です。
直観線とは異なりますが、同じ月丘から昇る線なので、創造的感性やセンスの良さ、感受性豊かな敏感さが元になった能力の高さを表すことでは一致します。
また、掌紋医学では、健康線と同じ扱いになり、月丘へ入り込む健康線は免疫力の低下や、消化不良による胃腸の負担、不摂生による腎臓の酷使を表します。
＜感情線下から生命線方向に向かう線＞
上図のように、月丘の方向へ弧を描かず、小指下の感情線下側から直線的に生命線方向に向かう線は、「健康線」であり直観線とは異なります。
健康線は、無い方が健康体である線ではありますが、きれいに１本生命線に届かない長さで現れるものは、月丘がしっかり盛り上がって出来るシワとなり免疫力が高い胃腸の頑丈さとして観ることもあるので、鑑定師に判別してもらった方が良いです。
また、生命線の上側の方に向かう健康線は、頭脳線、生命線を横切る「障害線」になることもあるので注意が必要です。
＜水星丘から生命線方向に向かう線＞
上図のように、小指下の水星丘と生命線方向に繋がる線については、「長い財運線」と観るか、「長い健康線」と観るのか判断が分かれます。
一般的な手相学では、長い財運線と捉えることが多く、財運線は下から水星丘に昇る線なので、長くハッキリした線ほど、財運線の良相を強めます。
月丘から昇る財運線同様、頭脳線から昇る財運線であれば、知的作業にて財を成したり、商売繁盛などが達成される意味となり、運命線から昇れば、社会的信頼や仕事の成功で財を成し、生命線から昇れば、自力の努力、地道な行動力で財を成す、という見方になります。
掌紋医学では財運線という認識は無く、全て健康線となります。
この場合は水星丘から生命線方向に延びていく長い健康線となるので、長くならない方が良い意味となります。
生命線まで延びると大病も予期する見え方にもなっていきますので、注意が必要です。
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■直観線に頼ったギャンブルや不摂生は失敗し身体を壊します
直観線は、人並外れた直観力や瞬発的に本質を見抜く力に優れた能力を発揮するので、ギャンブルや、スポーツなどの勝負の世界や、商売やサービス業などでも成功しやすい特殊な才能と言えます。
しかし、直観線の元々の解釈は、水星丘の貯蓄能力、社交性、言語能力を、月丘の創造的感性を活かした直観力で成功させる才能なので、何もせずその場の直観だけで成功する訳ではなく、地道な努力や経験を経て、人の心を瞬時に読んだり、お金を貯めていく財力となる力なので、闇雲にギャンブルに手を出すと普通の感性の人よりは当たりやすいものの、大きな財と成す前に欲が強くなり、妄想や空想として月丘の感性が働き、歯止めが利かなくなってしまう破産の運勢も辿りやすいです。
また、社交性が高く、人の本質を見抜き商売も成功させやすいですが、人の心が読める分、気を使いすぎて精神的負担が大きくなったり、人付き合いが多くなって食生活の乱れ、夜更かしなどの不摂生も増えると、身体を壊してしまう運勢を辿りやすいです。
そして、直観線が健康線に変化していくことも良くあります。
ですので、天才的な能力を発揮できる直観線があっても、過信せず、地道に直観力を活かして努力していくことが、結果的に大きな財力や成功を得る運勢となります。
手相セラピスト：花岡正人