子供を育てる親も子供!?「愛の表現方法は3つだけ」
自分の子育ては怒ってばかりで、子供のためによくないのでは? とお悩みの親御さんも多いでしょう。
子供とどう向き合っていけばいいかわからない親御さんのために、今回は小川あゆみが「子どもの人生を一生幸せにする 愛の言葉がけ」という書籍を通し、お話していきます。
毎日子どもを育てていると、怒ってばかり。ほとほと疲れてしまう。
こんなに怒ってばかりいたら、子どもにとっても良くないのではないか?
そんな風に頭を抱える親御さんも多いと思います。
現代では、子どもから大人に成長するにつれて「子ども」に触れることが少なくなってきました。
自分が親になった時に、実は久々に接する「子ども」が自分の赤ちゃんだったりすることも珍しくありません。
そのような状況では、子どもにどう接したらいいのかも分からずに不安になりますね。
親子にとって幸せな関係性を作るための「言葉がけ」について書かれた本を紹介いたします。
出展:無料写真素材写真AC
「子どもの人生を一生幸せにする 愛の言葉がけ」 矢野惣一 著
photo by 小川あゆみ
この本では、思春期前の小学生までの子どもに対する接し方が書かれています。
・愛の表現方法は3つだけ!
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子どもに愛情を伝える表現方法は「見る」「聞く」「触れる」の3つなのだそうです。
ついつい、出来ないことを数えては「自分は不十分な親だ」と落ち込んでしまうこともあるかもしれません。ここに書かれている3つなら、難しくありませんね。
・「クソばばぁ!」「うるさい!」と言われたら、子育ては順調!?
少し子供が大きくなると、投げつけられる言葉の定番ですね。
手塩にかけてきたわが子にこんな言葉を投げつけられたら悲しくなってしまいます。
しかし、
「愛する子どもから『クソばばぁ、死ね』とののしられた。
おめでとうございます!
あなたの子育ては間違っていませんでした!」
と書かれています。
この言葉が出ると言うことは、子どもに自立心芽生えており、親との信頼関係が出来ているということなのだそうです。
・信頼関係を育むことのできる問題対処の言葉がけとは?
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ケンカをしたとき、登園拒否などの具体的な問題への対処方法が書かれています。
いま、実際に困っている部分から読んでみてもいいかもしれませんね。
例えば、「宿題をやらないのか、できないのか」という事例についてはこのように書かれています。
「能力がなくて『できない』のなら、手伝ってあげる。
自分の意思で『やらない』のなら、やらなかった時の責任を本人にとらせましょう。」
子どもが自分で『やらない』を選択したのなら、その結果を伝えて責任を負うことを引き受ける。
自分の意思で選んだことの結果を引き受けると言うことを学ぶ機会にすることもできますね。
ここにも、信頼関係を育むポイントがありそうです。
・子どもの怒りの気持ちに寄り添うことは大切
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子どもが怒ると、なぜか逆に「なんであんたが怒るの!!」と怒り返してしまう事はありませんか?
その親の怒りは「怒れない子ども」にしてしまうかもしれません。
怒りを抑え込んでしまうことで、多くの問題が起こるのだそうです。
怒りの奥には、守りたいものが隠れているのだそうです。
子どもが何を守りたいのか、そこに寄り添うことができるための声がけが紹介されています。
この部分は、自分が怒っている時にも、自分の怒りの後ろに隠したものを知るためにも使えそうです。
親として「子どもから愛を受け取ること」についても書かれています。
親が与えてばかりなのではなく、親子は双方向で与えあっているものなのだそうです。
子どもが与えてくれるものを受け取ることに親が気がつくと、さらに良い親子関係が築いていけそうです。
もしも、この本に書かれている言葉がけをしてみても心が苦しくて、必要以上に怒ってしまうようなことがある時は、自分の「心の中の子ども(インナーチャイルド)」が寂しがっているのかもしれません。
親が自分自身を信頼し、愛していると自信を持って言えるでしょうか?
また、自分は愛されている存在だと確かに思えているでしょうか?
そこに穴が開いたまま、子どもに「愛の言葉がけ」をしようとしても難しいかもしれません。
そんな時は、自分自身にもこの本にあるような言葉がけをしてみてはいかがでしょうか?
この本を読みながら、子育ては自分育ての機会でもあるように思いました。
「愛の言葉がけ」を通して、親も子も幸せな一生にしていきたいですね。
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