動物の写真で癒しと元気がもらえる! アドラー心理学の本
本を読むのが億劫に感じやすい、暑い暑い毎日ですね。
ついつい疲れて余裕がなくなり、イライラしがちな季節でもあるかもしれません。
そんな時にお勧めの、動物の写真に癒されながらアドラー心理学に触れることのできる本を
スピリチュアルライター逢坂朋代がご紹介します。
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「アドラー心理学がよくわかる つながる勇気 動物たちのフォトブック」
アドラー心理学カウンセリング指導員 岩井俊憲著 マキノ出版
photo by 逢坂朋代
〇アドラーの「共生力基礎知識」
出典:無料素材画像 写真AC
最初に、この本のキーワードである「共生力」について図解入りで説明されています。
アドラー心理学では「共同体感覚」という言葉で説明されていることを、この本では親しみやすい言葉に変換して「共生力」として説明しています。それは、「組織や社会といった共同体のために、自分がなにができるかを考えて行動すること。その感性のこと」だそうです。この「共生力」が人生を幸福にするかどうかに大きく影響するそうです。
アドラーは幸せになるための人生の課題(ライフタスク)を3つに分類しているそうです。
それが、本文のそれぞれの章で紹介されている「仕事のタスク」「交友のタスク」「愛のタスク」。
共生力というキーワードは、これらの課題に直面した時に解決するため に必要な力だそうです。
人の悩みは大きく「仕事・金運、人間関係、恋愛」のテーマが大きいといいますが、それと似ていますね。 では、それぞれの課題へのヒントを、それぞの章から少しずつご紹介しますね。
〇CHAPTER1 「貢献」で共生力を実感しよう 仕事
「1人ひとりに、『役割』があります。」 何か一つの目標にむかって、協力して物事に進む必要があることがあります。そんなとき に、自分の苦手がきになったり、他の人の行動が気になったりすることがありませんか?そ んな時に「皆と同じ」である必要はなく、私は私で、他の人はその人としてあることで「共 生」できると紹介されています。少し、自他に向ける批判の視線を和らげることができそう です。
〇CHAPTER2 職場以外にも居場所を探そう 交友
「悩んでいるのは、自分だけじゃない」 悩みは他の人々の中で生きることで、比較することで生まれるものが多いそうです。そんな 悩みを抱えた時に、誰かに寄り添ってもらえると悩みも軽くなることがあります。誰かの悩 みに寄り添うことができる人でありたいですね。
〇CHAPTER3 家族関係が良いと人生も充実する 愛
「褒めるより、勇気づける言葉を。」 褒められることが目標になってしまうことのないよう。自分で「共生力」を発揮できる人に なるように育てるには、勇気づけることが必要という言葉です。夏休みで頭の痛い親御さん もいらっしゃると思います。ここに紹介されている出典元の本を読んでみるのもいいかもし れませんね。
〇LAST CHAPTER 大自然
この章は、ぜひ実際に見ていただきたいと思います。 今までの章から読んできた言葉の根底に流れるものに触れる部分となっています。 思わず胸の熱くなる写真と言葉が掲載されています。
CHAPTER1から3は、それぞれの最後にテーマごとの「共生力を高めるワーク」が掲載され ています。 本文を読んだ後に、ワークをすることでアドラー心理学の要素を日常生活に取り入れるきっ かけになるかもしれません。 何度か繰り返してワークをしてみて、記録をしてみるのも面白いと思います。
また、それぞれの言葉とともに出典が紹介されています。気になった言葉があったら、そこからアドラー心理学の本を手に取ってみるといいかもしれませんね。
大自然や町に生きる動物たちの写真に癒されながら、元気と勇気をもらえる本です。
この本を読むことで本当に私たちは一人で生きてるのではないのだな、と安心出来るように思います。そして、みんなで幸せに生きるために自分に何ができるかと考えるヒントがもら
えそうです。
きっと、少しだけ「いい明日」を作るための力になってくれるでしょう。
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スピリチュアルライター:逢坂朋代