「ゆるす」この言葉の響きから、あなたは何を想像しますか?

「ゆるす」という言葉は、「罪を裁き、その罪を責めることをやめる」と使うことが多いように思います。

例えば「ケンカした相手をゆるす」「悪いことをした子どもをゆるす」「浮気した恋人をゆるす」など。
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ゆるす人は、ゆるされる側の人を上から見ているように思えます。

しかし、スピリチュアル本でよく出てくる「ゆるし」とは、そういったものではないようです。

では、「ゆるす」とはどういうことなのでしょうか?

今回は12日間のレッスンで「ゆるし」を学ぶことができる本をご紹介いたします。

「愛とは、怖れを手ばなすこと -今をよりよく生きるために-」

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ジェラルド・G・ジャンポルスキー 著
本田健 訳サンマーク出版

・「ゆるし」は「心のやすらぎ」を得るための唯一の手段

あなたの心は今やすらいでいますか?

この本によれば、内なるやすらぎと愛こそが現実であると言っています。

今、心に安らぎが訪れていないのならば、それは「怖れ」というフィルターを通して現実を見ているからだそうです。

そして、この「怖れ」を手ばなしていくことで「心のやすらぎ」を得ることができるそうです。そのための手段が「ゆるし」なのだそうです。

・「ゆるし」とは

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「ゆるし」とは、誤った物の見方によって蓄積された「過去」を手放すことだそうです。

傷つけたという罪悪感、傷つけられたという痛み過去に蓄積されているそうです。

そこから、未来はこんな不幸なことが起こるに違いない、と予測することで自分を防御しようとします。これが「怖れ」の働きです。

この本によると、人はいつも「愛」と「怖れ」のどちらかを表現しているそうです。

過去に支配された「怖れ」を表現するのか。過去から解放された「愛」を表現するのか。

それを選択するのは「今、現在」です。

「ゆるし」によって、「怖れ」を手放し「愛」を選択できるようになるのだそうです。

・12日間のレッスンで「ゆるし」を落とし込もう!

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では、「ゆるし」はどのように実践していくのでしょうか?

それは、12日間のレッスンで身につけられるようです。

毎日のレッスンの部分はとても短く、5分あれば読むことができます。

朝、ほんの少しの時間をとり、1レッスンずつ読み進めてみましょう。

レッスンの中に、その日のテーマとなる言葉も書いてあります。

これをメモし、隙間時間に読めるようにしておくのもいいでしょう。

本の中では、レッスンごとにカードを作り、いつでも確認できるようにすることを勧めています。

スマートフォンの待ち受け画面に設定しても良いかもしれませんね。

12日間が終わったら、またレッスン1から繰り返すといいそうです。

レッスンの前に「心を再訓練するための5つの質問」というものが紹介されています。

これも、どんな状況でも自分に問いかけられるようにしておくと良いそうです。

誰かに怒りを感じたとき、この5つの質問ができるとより良い選択ができるように思います。

まえがきで、著者が「以前は、いらだちや悲しみを感じると永遠のようにその状態が続いたが、それが短い時間で済むようになった」と述べています。

毎日いろいろなことで、イライラしたり、怒りが次の日まで残ったりすることもありますね。

それが少しでも減れば、その分のエネルギーを創造的に使えるようになります。

ゆるしのレッスンによって人生の質を高め、幸せに生きましょう!


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WRITTEN BY 逢坂 朋代

逢坂 朋代
「スピリチュアル好き」の主婦であり、占星術の鑑定もしています。 現在子育て奮闘中。 精神世界・ス...