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「特別」であるという幸せは、どこからやってくるのか
私たちの周りには、何かしらの「特別」というものが存在します。特別な人、特別なこと、「特別」があるということはとても幸せなこと。その幸せはどこからやってくるのでしょう。スピリチュアルライフアドバイザーのKAORUがお伝えします。
出典: Pixabay
特別なひな祭り
そろそろひな人形を飾ろうかと押し入れの戸を開けてみます。毎年、ひな人形を見る度に、ある思い出に浸ってしまうので飾り終わるまで少々時間がかかります。
小学生の頃、とても仲良しだった友達の家にお呼ばれしたことがありました。その日はひな祭りだったもので、友達のお母さんの手作りのちらし寿司とケーキ、花柄の美しいソーサーの付きカップに入った紅茶をごちそうになりました。緑茶一辺倒だったわが家とは違い、こんな素敵なティータイムがあるのかと衝撃を受けたものです。
それからというもの母にせがみ茶箪笥の奥から出してもらったカップとソーサーのセットと、近所のスーパーで探し回って買った紅茶のティーバックを自分の部屋に置くことに。そして素敵なティータイムなんていう時間が増えたものでした。
帰り際、友達がフェルトでできた手作りの小さな小物入れを渡してくれました。
「○○ちゃん(私)は、特別だからね」
私のことを特別と言ってくれた初めての人でした。
ひな祭りが教えてくれたこと
特別という言葉が嬉しかった私は、特別という言葉が格別にいい言葉と感じるようになったのです。特別なひな祭りの思い出は、出会いから共に過ごす時間の経過の中でお互いを想いやるという気持ちは通じ合うものなのだ、ということを教えてくれました。そのありがたく幸せな想いは、今もなお心に色濃く残っています。
さて我が家もひな人形を飾る神聖な場所をつくり縁起物の料理でお祝いの準備です。ひな祭りとは、女子の健やかな成長と幸せを願いそのときの穢れが祓われる大切な伝統行事。ひな人形を飾るという何気ない日常の一部が、最近はなんとも愛おしく感じるようになりました。ひな祭りは、誰かを思うささやかな日常を教えてくれているのかもしれません。
出典:無料素材画像 写真AC
特別であるという幸せ
伝統行事は誰もが心から、心の底から望むことを含んでいると思うのです。想い願い続けることは、伝統を守っていくことでもあるのではないでしょうか。幸せを願い穏やかに過ごせるようにと願うこと、当たり前といえるようなささやかな日々の行いの積み重ねが、特別な出会い、特別な出来事、特別というものに繋がっていくのではないかと思うのです。
出会った瞬間に「特別だ」なんて思える出会いの奇跡にも、そのような日常から黄金色に輝くエネルギーが生まれ、少しのことでは消えることないエネルギーとなり強く繋がる。信頼や安心という特別なお土産ももらえてしまう。
桃の花の咲く頃、幸せを願う思いを受け継ぎ私たちはそのエネルギーを大きくしてきました。昔の人にとり季節の節目に行う行事は、当たり前の生活の一部だったかもしれません。ささやかな日々の一場面を、大切な人の幸せを願い自分の手で特別にしていく。伝統とはそういうものなのかもしれません。
スピリチュアルライフアドバイザー:KAORU
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