あなたの手は大きいですか?気になる人の手はどうですか?
手相はその人の性格や運勢を見ることができます。
前回は、手相術として基本となる線を見る前に、手の大きさから見抜ける性格として、手の小さい人の性格を書かせていただきました。
今回は手の大きい人の性格を知って、人間関係を円滑にしていくためにも役立てていく方法を紹介します。
まずは、下の図をご覧ください。
出典:花岡正人
これは、手が大きいかどうかを判断するために、統計的に身長と手の大きさを比較した図です。
もちろん、身長の高い方は手の大きさも大きくなる傾向にあるので、単純な手の大きさだけで判断してはいけません。
あなたの手は、身長に対して、大きいですか?小さいですか?
中指の先端から、手首の一番太い線までの長さで手の大きさを計ります。
例えば、あなたの身長が160cmで手の大きさが18.0cmならば、身長160cm での大きい手の目安は17.5cmより大きくなる人ですから、あなたの手は大きいということになります。
手の大きい人は「慎重派」。実は技術者向き
手の大きさ(長さ)は、その人の性格を即座に読み取る参考となりますが、大きいから良いとか小さいと心が小さいとかは全くありません。それぞれに個性としての性格が刻まれています。
一見、手の大きい人の方が器が大きく、大胆な行動をするように思われている方も多いと思います。
ですが、全くの逆なのです。
手が大きい傾向にある人は「慎重派」で、まじめ、器用、堅実、内向的、用心深くて神経質なところもある性格となりやすく、技術者のようにコツコツ堅実に動く人が多いのです。
もちろん傾向としての性格ですが、このような性格の人は派手な仕事を好まず地道に自分の力をを積み上げていく才能があり、技術職や地道なデスクワークもソツなくこなす仕事に就きやすくなります。
鑑定をしていても、まじめで堅実に仕事をこなすような人の手は大きいことが多いです。
特に指な長さも手の長さとの関連が大きく指も長いと、さらに器用で自分一人でコツコツこだわった作業を得意とする性格となりやすいです。
身長との対比でその差が大きいほど、その性格の傾向は大きく現れやすくなります。
あなたの手が大きければ、手先を使うような仕事や、社交性よりも地道に作業を取り組めるような仕事や方法を考えるとよいかもしれませんね。
コミュニケーションやパートナー選びでも役立てましょう!
自分がどのようなタイプかを見ておくのも良いですが、やはりコミュニケーションやパートナー選びで相手の手の大きさを見るのが最も役立ちます!
あなたが手相をある程度習得していたとしても、初対面の人やそれほど親しくない人に、いきなり「手相を見せて」とは言い出しにくいですよね。ただし、手の大きさを見るだけなら、カフェでお茶をしているときや、会議中に机の上に乗せられた手のひらを見ればいいので、ある程度、目視で判断できるはずです。
あなたが人生をともに歩むなら、行動的な性格だったり積極性が全面に出ている人より、優しくて真面目で堅実に仕事をこなしてくれるようなタイプを好むのなら、ぜひ、大きい手の人をパートナーに選ばれることを考えてもよいと思います。
あなたが男性であれば、手の大きな女性は、まじめ、器用、堅実、内向的、なので、自分がリードしたい関係のときには、相性が良いかもしれません。ただ、自分と同等にやり取りしたい、相手に引っ張っていってほしい、とあなたが考えるなら、少々物足りない相手の可能性もありますね。
もちろん、手相に悪い手相はありません。それぞれが個性として捉え、活用していくことが大切です。
手の大きさも、どちらが良いということではなく、個性の現れです。ぜひ、手相を楽しんで活用していただければ幸いです。
手相セラピスト:花岡正人