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前世で出会った人にまた会える？

再会を知らせるメッセージとは

何度も繰り返し思うことや気になることがある。その情報、前世で縁のあった人と再会する前にやってくるメッセージかもしれません。再会を知らせるメッセージについて、スピリチュアルライフアドバイザーのKAORUがお伝えします。

出典:Pixabay

冬の訪れと記憶

冬の日差しは、柔らかながらも凛々しい光を放っているように感じます。ひらひらと舞う落葉を照らし、きらきらと輝かせる瞬間がある。私は、その一瞬ながらもスローモーションのように感じる光景が大好きです。

遠い昔の人たちも同じ光景を見た人がきっといる、そう思えるからです。もしかしたらその一瞬は、過去へのタイムスリップ。前世の記憶を思い出しているのかもしれません。

そうかといえば最近、未来に行くような感覚を味わったこともありました。最新式の特急電車に乗ったのです。曲線でデザインされた外観、座席脇の窓ガラスは足元までありました。しかしその窓ガラス、電車で熟睡してしまうことがある私には少々困りものです。薄目を開け口元足元が緩んだ姿を停車駅ホームで電車を待つ人たちにお見せすることになる。窓に付いているカーテンは遮光のみならずこういった事態に対処することへの付属品ではないかと考えることも。

それにしてもこの特急電車、思ったように眠れないのはなぜか。電車の子守唄といえばガタンガタンと揺れる一定間隔の振動と音のはずでは。あまりにも静かに走られると眠るどころか未来という未知の世界に連れていかれるような落ち着かない感覚になるのです。

次々とやってくるメッセージ

二十年前にもなりますが、箱根に親友と旅行に行ったことがありました。宿泊先は、名の知れた老舗ホテル。東洋と西洋が入り交じった近代建築、入り口の回転扉、階段や廊下に敷かれた赤い絨毯、大きなドアや昔ながらの部屋カギ、クラシカルな雰囲気に心が落ち着いたものです。

100年以上経つ建物が今もピカピカに機能しているのは、老舗ホテルの修繕管理（建物はもちろんのこと外装、家具、備品、庭園など）をまかされている「常繕さん」というプロフェッショナルな人たちがいるからだそう。「常繕さん」の仕事が代々受け継がれることで現在の老舗ホテルの姿があるのだとか。

ならば「常繕さん」は、過去と現在が共存する世界を創り繋げるメッセンジャーなのでは、と思えてきたりします。

その老舗旅館、最近とても気になり頻繁に思い出されます。いつも頭の隅にあるのです。するとすぐに、その時代背景に関係する書物、建物、品物、ドラマ、映画、数字がメッセージとなり次々とやってくるのでした。

出典:無料素材画像　写真AC

前世で出会った人、再会を知らせるメッセージ

老舗旅館の時代背景に関係するメッセージは、やってくるだけではありませんでした。同じ時代に始まった老舗洋食店、同じ時代に建てられた博物館、その博物館で同じ時代に作られた時計や眼鏡などを目にすることになったのです。

時代という共通点を持つメッセージ、それは一体何のメッセージなのでしょう。
現在の自分がより良く生きることへのヒントなのか、自分の前世に関係することなのか、自分の使命となる仕事や趣味への情報なのか。

もちろん、そのような場合もあります。が、自分のようで自分ではないという感覚がある場合は、それは前世で縁のあった人の情報。現世で再び会うことを知らせているのでしょう。

やってくるメッセージというピースを集めパズルをうめていくと、ある人物像が浮かんできます。例えば、歴史上に名前が残っている人、また名前まではわからずとも国や職業、性別などがわかるおおまかな人物像が浮かんでくるはずです。

人物像が浮かんできたならば、前世で出会った人と再会するときは近いはず。再会する人物は、現世の人生に強い影響を与える人。繰り返しメッセージが贈られてくるということは、重要な人物であることを伝えているのです。再会するときを、気づかせてくれるでしょう。

パズルを埋めるコツは、繰り返される思いに興味を持ち疑問に思うこと。今、私はピースを集めパズルをうめながら、再会のときを楽しみに待つのです。

クラシカルなものとの接点には、癒しや喜び、優美さを与えることだけではなく、過去と現在の共存の世界を伝え、感謝し守っていくというメッセージが含まれているように思うのです。私たちには、過去に引き戻される大切な瞬間がある。この先も、その瞬間を見逃さずにいたい。

「常繕さん」、代々受け継がれる歴史があるにも関わらず常繕に関するマニュアルが一切ないそう。メッセージを受け取る達人なのかもしれません。

スピリチュアルライフアドバイザー：KAORU

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