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「悪いこと」がやってきたときは「良いこと」の始まりという宇宙の法則

日々の生活の中で、突然やってくる「悪いこと」にがっかりさせられるときがあります。自分だけ損した気分になったり、傷ついたり。しかし、一見「悪いこと」にしか思えないできごとには、ある法則があるのです。「悪いこと」がやってきたときは、「良いこと」の始まりという宇宙の法則です。
その宇宙の法則について、スピリチュアルライフアドバイザーのKAORUがお伝えします。

THEME:スピリチュアルライフアドバイザーワクワク天の助け悪いこと良いこと

UPDATE:2019 / 08 / 22

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「悪いこと」がやってきたときは

「良いこと」の始まりという宇宙の法則

日常生活の中で「悪いこと」が起きるとテンションも下がりがっかりしてしまいます。しかし、それはある法則によるもの。「悪いこと」がやってきたときは、「良いこと」の始まりという宇宙の法則です。その宇宙の法則とは、スピリチュアルライフアドバイザーのKAORUがお伝えします。

出典: Pixabay

中止になった友人との旅行

秋に計画していた友人との旅行が中止になりました。友人の会社が今までにないプロジェクトを立ち上げることになり、友人はそのプロジェクトに抜擢され携わることになったからです。友人の職業は、名の知れたアパレルブランドの社員。今までにない挑戦となるプロジェクトとは、新しいブランドと販売店舗の立ち上げというものでした。来年に開催される東京オリンピック向け、国内はもちろん海外の人にも広くブランドを知ってもらうチャンスということが立ち上げの理由の一つにもあったようです。友人は夏休みも返上し働くことに。

「申し訳ないね、キャンセル料も発生してしまって。今日はごちそうさせて。やっとまともな職場で働けるよ」

と友人。旅行返上、友人の転機ともいえる一大プロジェクトを、私は応援することにしたのです。

友人を救った天の助け

友人が携わるプロジェクトを、「やっとまともな職場」と言ったワケは職場の人間関係にありました。私から見ればとてもクセが強い感じの人ばかり。かなり気分屋でプライドの高い上司、ヒステリックな女性の先輩と責任を擦り付けるような怠け癖のある男性が同僚にいました。いわば、自分の感情を抑えることなくぶつけてくる類いの人間が集まり、友人は受け止めるという役回りでスポンジのようになっていたのです。そのポジション、続いた人がいないそう。そういう意味で社内では、ちょっと知れた部署だったようです。ですから、会社側から時折、「移動の希望はないですか」と尋ねられることもあったとのこと。

そのようなときでも友人は、「学ぶことも多いですから」と、断っていました。

その度、「私だったら絶対無理！移動どころか会社を辞めているよ！」と言ったものです。

ですが、その状態が続くと友人もかなり心身に応えてきた様子。会うたびに元気がなくなっていく友人を見兼ね、この秋の旅行を計画したのです。が、その矢先に飛び込んできた新しいプロジェクトのニュース、まさに天の助けでした。

出典: Pixabay

「悪いこと」がやってきたときは、「良いこと」の始まり

今まで順調だったことが、急に良くない方へと方向転換し始める、計画していたことが中止になってしまう、悪いニュースが飛び込んでくる、ということを人生の中で経験することがあります。悪いことに感じ取れますが、実は「良いこと」なのです。

「悪いこと」という部分だけ見れば、最悪のことにしか感じられないかもしれません。そこから広がる景色を見ようとしても、具体的な動きや、変化する環境を見ることができなければ「悪いこと」が「良いこと」として理解することは難しいもの。そのようなときは、「悪いこと」が起きた水面下で何かが動き始めていると考えてみてください。「悪いこと」を経験しなければ、次にやってくる「良いこと」が上手くいかないのだと。つまり、次に準備されているバージョンアップされたステージへのスキルとなるということ。そして、そう考える姿を、宇宙は必ず見ていてくれているのだと。

「もうだめだー。」「もう諦めよう。」「やるだけのことをやってみよう。」と、思った矢先にやってくる天の助けのタイミングは、宇宙が見ている証拠。「今だ！」とバージョンアップされたステージを送ってくれるのです。これが、「悪いこと」がやってきたときは「良いこと」の始まりという宇宙の法則なのです。

新しいプロジェクトに抜擢された友人、謙虚であり誠実に意見し何事にも感謝の気持ちを持ち続けてきました。辛い経験にも「経験しなければわからない感情があるでしょ。そんな経験、今できて良かった！年齢が進んでからではキツイものね」と、話す友人を私は誇らしげに思うのでした。

さて、真っ白になってしまった私のスケジュール帳。楽しみが無くなってしまった私、どう過ごそうか。亀のようなスピードで勉強している韓国語に、本気で取り組んでみようか。次は何がやってくるのか。「良いこと」「悪いこと」期待はしないつもりですが、ワクワクしながら過ごすことくらいはいいですよね。