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行くべきもうひとつの理由「お盆のお墓参り」

夏の行事の一つに、お盆のお墓参りがあります。わが家に帰ってくる先祖を迎え一年の中で最も先祖と近くなることができる大切な日ですが、他にもお墓参りへと行くべきもう一つの理由があります。
その理由とは、スピリチュアルライフアドバイザーのKAORUがお伝えします。

THEME:お墓参りお盆スピリチュアルライフアドバイザー浄化

UPDATE:2019 / 07 / 25

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行くべきもう一つの理由「お盆のお墓参り」

夏の年中行事であるお盆のお墓参りは、先祖をわが家に迎え最も近くなることができる大切な日ですが、お盆のお墓参りは、それだけではありません。他にも行くべきもう一つの理由があります。その理由とは、スピリチュアルライフアドバイザーのKAORUがお伝えします。

出典:無料素材画像　写真AC

お墓に行くと悩まされること

夏の行事といえば、その一つにお盆のお墓参りがあります。私の先祖のお墓は、事前の墓掃除が必要です。特に夏は、ひどい。膝丈近くまで勢い良く生えた雑草でお墓は、ジャングルのようになるからです。

一年に何度も家族で綺麗にするお墓、除草剤をまこうかと思うこともありましたが、先祖が眠る場所に薬剤をまくのもどうかと気になりまいていません。

しかし、薬剤をまかないということが、

「お墓に来なさい。」

という先祖からのメッセージのような気がしてならず、家族代わる代わるお墓に行き掃除を続けています。

お墓に行くと、私はある現象に悩まされます。お墓に着くなり尿意をもよおすのです。これは、季節を問わず毎回です。毎回続くと尿意のことはわかっているので、お墓の近くにあるスーパーマーケットでトイレを借り、すぐにお墓に向かうようにしています。しかし、それでもお墓に着く頃には、また尿意をもよおします。

「先祖のエネルギーが、私を浄化してくれているのかな。」

と、考える私ですが、ほんとうに不思議です。

ある日のお墓参りで起きた不思議なこと

梅雨の曇り空が広がる日、いつものように掃除道具を持ちお墓掃除に出掛けると、いつもより早く尿意をもよおし始めました。

「今日は、サッと掃除をし、花を供えてすぐに帰ろう。」

そう心の中で呟きながら水汲み場で桶に水を汲んでいました。

お寺の水汲み場には、綺麗に掃除がしてあるトイレもありますが、少し怖いのでできれば入らず帰りたい。とはいえ、結構な尿意をもよおすときには、怖いと言っている場合ではなくなります。家のトイレと同じ勢いでトイレに入ることもしばしばありました。

話が少しそれましたが、とにかく早く切り上げるつもりでお墓掃除を始めました。すると突然のにわか雨。慌てて荷物をまとめ水汲み場へと走ります。その距離、約50m、雨宿りをする前に全身びっしょりとなりました。

雨は15分程降り続けました。水汲み場の屋根から流れ落ちる小滝のような雨を眺めながら、ふと気づくことがありました。尿意が全く無くなっているのです。とても不思議な感覚でした。

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お墓参りに行くべきもう一つの理由

雨がやみ薄日が差してきました。尿意が無くなった身体は、にわか雨の前よりなぜかとても軽く感じました。

お墓で掃除を済ませ、いつもなら帰るところですが、尿意が無くなったおかげで、この日はずいぶんお墓の前に佇んでいました。温かく懐かしい気持ちを、

ずっと感じていたかったのです。

突然のにわか雨に遭い、お墓に長くいることになったのは、お墓参りに行くべきもう一つの理由があったのだと、数日後わかる瞬間がありました。

先祖は、私の心身の状態や導く道への軌道修正が必要かどうかをみてくれていたのです。お墓は、先祖と会うことができる待ち合わせ場所。お墓に行くことでより深く心身の状態や性質をみてもらえることができるのです。

その後、私はといえば、仕事のスタイルを変えたいと思うことには新たなスタイルが書かれた本が、怠けていた韓国語の勉強には興味が沸く勉強方法が、家族が快適に過ごすことができるように家庭環境を見直したいと思うことには模様替えに必要な資金とアイディアが次々とやってきたのです。

お墓参り、それは人生の健康診断のようなもの。今、存在できているということに、先祖への感謝の気持ちを持つことができれば、そのときに必要なエネルギーと軌道修正された道や進むべき道へのヒントを授けてくれるのです。

例えば、こんなことありませんか。お墓参りの後は、心身が軽くなり前向きな気持ちになったこと。

お盆のお墓参りは、一年の内で最も先祖と近くで再会できるとき。心の耳をそっと傾けてみれば先祖の声は私たちのエネルギーに刻まれるはず。目には見えないかもしれないし、声も聞こえてこないかもしれないけれど、導きのヒントは心から涌き上がる思考の中にふとしたベストなタイミングで映し出されるでしょう。ヒントを映し出す力は、誰もが持つ第六感なのですから。

そう、雨宿りで消えた尿意ですが、お墓を後にした直後に再来。近くのスーパーマーケットのトイレに駆け込み、ここまでが私のお墓参り。

「浄化だよ、浄化！」先祖の声が聞こえるようでした。