これがないと生きられない、「塩」の力とは
生命維持に必要な塩、そのルーツは塩の誕生にありました。
調味料として使われるだけではなく浄化や殺菌などにも役立つ塩。
そして、今も作り続けられる「天然塩」の力について、スピリチュアルライフアドバイザーのKAORUがお伝えします。
★メルマガ限定! 新月・満月の情報満載! 無料メルマガ登録はこちら!
これがないと生きられない、「塩」の力とは
私たちの体から出る汗や涙は、しょっぱいですね。体の中にある塩は、生命維持に必要不可欠なもの。そのルーツは、塩の誕生にありました。調味料として使われるだけではなく浄化や殺菌などにも役立つ塩。そして、今も作り続けられる「天然塩」の力についてスピリチュアルライフアドバイザーのKAORUがお伝えします。
出典:無料素材画像 写真AC
塩の誕生
暑い日や運動したときの汗、感情がこみ上げ流した涙から、身体の水分のしょっぱさに気づかされます。
体の中にある「塩」、これがなければ私たちは生きることができません。
私たちの身体を作っている約60億兆個ある細胞は、塩水に包まれて生きているのです。
なぜ、身体に塩水があるのでしょう。
地球が誕生したのは、今から46億年前のこと。生まれたばかりの地球は表面温度が1500度以上もあり、水蒸気や火山ガスに包まれていました。6億年程経つと表面温度が下がり、水蒸気が地球に大量の雨を降らせ海ができます。この雨が、塩素を含んでいたため、地上の岩に含まれるナトリウムを溶かし出し、塩素ナトリウムとなった塩の成分は、海に流れました。塩の誕生です。
そこから、単細胞でできている生命が海の中で誕生し、細胞を増やしながら、陸上で暮らす生き物に進化していきます。海水の中にいなくとも生きることができるのは、身体に塩水を維持しているからといわれています。
ところで、海中に含まれる塩の量、高さ40mの厚みで地球の表面を覆うことができる程あるとのこと。地球の恵みと生命の力を感じますね。
日本の塩
世界の塩の風景で有名な、ウユニ塩湖(南アメリカのボリビア)。世界で最も平らな場所とされ、塩分を多く含んだ水面は「天空の鏡」といわれる絶景です。日本には、塩湖や岩塩がなく、海水から塩が作られます。
雨が多く湿度も高い日本の塩作りは、海水を煮詰めて作る方法で行われてきました。今では、機械で大量生産が可能になった塩作りですが、今も人の手で作られる「天然塩」があります。「天然塩」には、ミネラルが豊富に含まれ生命維持のバランスを整える効果があるのです。
「天然塩」は、海水をかけた藻や砂から塩の結晶を作り、付いた結晶は海水で流し濃い塩水にして釜で長時間煮詰め作られます。釜の作業は、十数時間付きっきり、蒸し風呂状態での作業で、塩の味を左右する火加減の調節も必要。手間と時間のかかる作業です。
「手塩にかける」という言葉がありますが、塩作りそのもの。「手塩」とは、もとは、食膳を清めるものでした。後に、塩加減を自分で調整するようにと置かれたことから、自分で世話をして大切に育てる、面倒をみるという意味となったそう。手塩にかけた「天然塩」の甘みと旨味は、格別です。
出典:Pixabayのpompiによる画像
東京大学×アルマード共同開発 【3日でとどく!エイジングケア】
塩の力
塩は昔から、保存食や発酵食品づくり、また、殺菌効果もあり命を繋ぐ貴重なものでした。古事記では、鹽釜(シオガマ)神社の祭神である塩椎神(シオツチノカミ)が、塩の作り方を人々に教えたといわれ、塩は、神聖なもので強い浄化力があると伝えられています。例えば、相撲の力士が土俵を清めるときに塩をまくことや、店先の縁起担ぎや神事でのお清めの盛り塩などでも使われますね。
昔、おにぎりを握るアルバイトをしたことがあります。米を初め、塩や海苔にもこだわりのある店でした。そこで一緒に働いた品の良い女性に、おにぎりの握り方を教わりました。
「塩は指3本の先につけて、ご飯は手のひらにこんもり乗るくらい。あたたかいうちに、フワッと優しく3回だけ握ってね。」
「えっ、3回だけですか。」
と言った私。それだけじゃ、おにぎりがくずれそうだし、形のいい三角に整えられるはずがない。心の中でつぶやいた言葉が、私の顔に書いてあったようでしたが、女性は、丁寧に握り方を教え、自分の握った塩おにぎりを、私に食べさせてくれました。
塩だけのおにぎり、これが本当に美味しかったのです。女性は、優しい笑顔で私の顔を見て、
「フワッと握った方が、美味しいでしょ。」
塩は、醤油や砂糖のように生物から生まれたものではなく、生物誕生以前から存在しているもの。海に注がれる太陽や月からの宇宙エネルギーが、豊富に含まれ、生命維持に役立つだけではなく、私たちのエネルギーを高めることにも力となっているのです。
塩の力で心身を丁寧に「手塩にかける」、凝縮された素晴らしいエネルギーがもたらされることでしょう。
塩おにぎりを食べるたび、女性のフワッと握る優しさと甘みのある塩が思い出され心も体も、またフワッと満たされるのです。
★メルマガ限定! 新月・満月の情報満載! 無料メルマガ登録はこちら!
東京大学×アルマード共同開発 【3日でとどく!エイジングケア】
スピリチュアルライフアドバイザー:KAORU
よく読まれている記事
➥運気が上がる前のスピリチュアルな前兆7つ!運気を上げる方法3選!➥運気アップにおすすめ!今すぐできる開運アクション9選
➥お金の悩みはもう解消!あなたがハッピーマネーを引き寄せる法