夏の楽しみといえば花火大会という人も多いのではないでしょうか。
花火大会は多くの人が集まり混雑することや、また雨に降られることも少なくありません。
そんなときでもブレない美人は楽しく過ごす作法を心得ています。そして、ピュアな浴衣美人でもあります。
そのブレない美人の花火大会での作法と浴衣で楽しむ過ごし方を、スピリチュアルライフアドバイザーのKAORUがお伝えします。
日本の花火の始まりと受け継がれる思い
出典:ぱくたそ
日本に花火が伝わったのは中国からの火薬がきっかけでした。
火薬が日本に渡ってきたのは、種子島に鉄砲が伝来した天文十二年(1543年)のことです。
その後、戦国時代では鉄砲が多く使われるようになり、鉄砲と火薬の研究が進められ、文禄3年(1560年)に愛知県三河地方の神社で天筒花火が打ち上げられたのが日本の花火の始まりとされています。
慶長18年(1613年)には、観賞用の花火が打ち上げられ、その花火を見た最初の人物は徳川家康といわれています。
今もなお観賞用の花火として楽しまれている花火ですが、慰霊や平和への願いを込めて受け継がれている花火大会もあります。
新潟県の長岡花火は、昭和20年8月1日の長岡空襲で亡くなられた人たちの慰霊の念や、再興に力を注いだ人たちへの感謝、また平和への願いが込められた歴史があります。
そして、毎年8月1日には慰霊の花火が打ち上げられています。
また、隅田川花火大会は1732年、享保の大飢餓で亡くなられた多くの人々の慰霊のため、1733年に隅田川で水神祭を行い、両国橋近くで花火を打ち上げたのが始まりです。その後300年続く隅田川花火大会の歴史があります。
花火大会は、夏祭りに行われる鑑賞のためのものだけではなく、亡くなられた人々への慰霊の気持ちと、平和への願いが込められていることを思いつつ、花火が打ち上げられる美しい時間を過ごすことができたらいいですね。
花火大会で楽しく過ごす準備と作法とは
夜空に上がる美しい花火、見るときは楽しくその時間を過ごしたいですよね。
花火大会の規模が大きいと、場所取りや事前の情報収集が必要になる場合があります。
事前の準備として、花火の観覧場所、場所取りの開始時間、風向きなどチェックしておくことができ、さらに花火を見る上で避けたい場所も調べておくことができます。
避けたい場所には、通路や道路、夜店、放送用スピーカーのそばは人通りが多く落ち着きません。
また、風下は火薬の煙が流れてくることもあるのでなるべく風上を選び、場所取りも必要以上に広く摂り過ぎないようにした方がいいですね。
花火大会を快適に過ごすための持ち物として、レジャーシート、日焼け止めや日傘(待ち時間のとき)、うちわ、タオル、虫除けスプレー、飲食のゴミを入れるゴミ袋、また足元を照らす懐中電灯などがあります。
それから、雨具やレインコートあるといいでしょう。
「花火の音は、雨を呼ぶ」という昔からのいい伝えがあるように、花火大会のときは夕立など雨が降ることが不思議と多くあります。
いざというときのことを考え用意おくと安心ですね。
そして、たくさんの人で賑わう花火大会を楽しく過ごすには、作法守ることが大切です。
例えば、ゴミは指定された場所に捨てる、または用意したゴミ袋を利用して持ち帰ります。
場所取りやトイレ、夜店の列の割り込みや人を押すことなどは事故にもつながることなので避けたいですね。
そして、楽しく過ごす作法の中で一番大切なのは譲り合う心ではないでしょうか。
トイレや夜店に並ぶとき、同じ所を場所取りしようとしたとき、行き帰りの列に入るときなど、一歩譲る気持ちがあればその場はとても優しい雰囲気になります。
もし相手が我先にと来た場合でも自分が一歩譲ることにより、その人の我先にという自分本位の心が感謝の笑顔と心に変わるものです。
人の温かい心は一瞬の出来事でも伝わるもので、そのときの雰囲気をどのようにでも変えることは可能なのです。
譲ってもらえたときには、その人の温かい心にお礼をいい感謝の気持ちと伝えられるといいですね。
ルールを守り一歩譲る心があれば、凛としたブレない心を持つことができ、不条理な出来事にあったとしても、そのことについて考える機会を与えられたと思うことも出来るでしょう。
心に凛とした作法を持つことができれば、一歩譲ることができるブレない美人で花火大会を楽しく過ごすことができますね。
花火大会での浴衣美人
出典:ぱくたそ
花火大会に浴衣を着て出かけると、その場の雰囲気も過ごす時間も夏を感じることができ楽しめますね。
しかし、花火大会では気温の変化や、突然の雨が心配されます。そんなときでも備えがあると心配なく過ごせます。
花火大会は河川敷や海岸などで行われることが多く、そのような場所は天候によっては夜冷える場合があります。浴衣の上から羽織ることが出来るショールがあると便利ですね。
そして、突然の雨でも心配なく楽しめる備えと浴衣のお手入れ方法があります。
大雨が予想される場合は着物用のレインコートがあります。ビニール素材のものは気軽に使え着物を取り扱う店や通信販売で買うことができます。
また、急な雨の備えには、防水スプレーをおすすめします。
雨水や泥が付きやすい裾部分に、スプレーしておくと着物がぬれてしまうことや汚れを防ぐことができます。
雨が予想される日の浴衣は、綿よりポリエステルのものが、汚れが落ちやすく手入れしやすいので便利です。また。淡い色の浴衣より濃い色の浴衣のほうが、汚れが目立ちにくいのでおすすめです。
そして、雨のとき浴衣の泥はねを防ぐ方法として、走らず、急ぐときは小走りにし、歩くときは心持ち内股にすると最小限に抑えられます。
浴衣を着たあとのお手入れは、洗濯またはクリーニングに出すなどして汗や汚れを落としておきましょう。
雨でぬれてしまった下駄は、鼻緒や台の木の部分の水気を拭き取り、陰干しして完全に乾かしてしまいます。
完全に乾かさないとカビや下駄が痛む原因になるので気をつけましょう。
雨の日でも心配なく過ごせる備えがあれば、気持ちよく楽しむことができ、素敵な浴衣美人でいることができますね。
花火大会で受取る夜空からのピュアなエネルギー
花火の魅力とは何でしょう。美しく夜空に広がる形や、きらびやかで華やかな豪華さなどありますが、その美しさを際立たせるもう一つの魅力があります。
それは、一瞬の美しさではないでしょうか。
花火を見るとき、その一瞬の美しさにとても集中出来たりしませんか。
その瞬間は心がとてもピュアになる瞬間でもあります。
ピュアな心とは、心を込めて花火を完成させた花火師のエネルギーと、人々の慰霊の念や平和への願い、また打ち上げられ夜空を彩る花火から発せられるエネルギーを吸収できる心でもあります。
花火を見た後は、心がピュアになり、心地よく癒された気持ちになり元気になることでしょう。またピュアな心になると、そのエネルギーにより、これからの自分のあり方をよりポジティブに捉えることができます。
花火大会では、夜空からのピュアなエネルギーのプレゼントを受取、作法を心得る凛とした素敵な浴衣美人になり、花火が打ち上がるその瞬間もこれからの人生も楽しく過ごしてくださいね。
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