【手相】適職の手相は必ずしも天職にはならない
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【手相】適職の手相は必ずしも天職にはならない
■手相の「適職診断」結果を実際の仕事にするべきなのか?
私は35年以上手相鑑定の経験があり、12年以上本業としても継続させていますが、一般的に占い師は、現実的な仕事とはかけ離れた創造性豊かな分野の印象があります。
しかし、私の手相は理系的な現実的志向を持ち、保守的な内向性もある資質が現れていて、実際は真逆の仕事をしているのです。
photo by 花岡正人
これは、私が手相学を「統計学」と捉え、論理的に探求していける面白さに魅せられて、のめり込む研究対象になったので現実的志向には合っていると考えています。
内向的で人見知りが強い資質においても、手相をコミュニケーションツールとして人との関わりに利用できることを知ったからこそ続けてこれたのだと思います。
心理学でも、「資質は変えられないが、行動は変えられる(性格は変えられる)」と言われていて、私の持論として手相学も「自分の資質を知って考えや行動を変えていけば、手相も変わるし、運勢も変えられる」と考えているので、「適職」や「天職」も手相に現れている資質にとらわれず、自らの行動で「幸福度」「継続度」「収入」を上げていけるはずです。
では、手相上の「適職」「天職」はどのように観るものなのでしょうか?
■「適職」と「天職」は必ずしも一致しない手相上の観え方
一般的には、向いている仕事が適職になりやすく、その仕事がやりがいになっていくと天職になるという印象がありますが、手相上ではどのように観えるのでしょうか。
例を挙げてみました。
▼感情線先端が昇る人は、献身性が高くサポート業が天職になるのか?
上図感情線のように、感情線の先端が上に昇ぼるほど(カーブも強いほど)、献身的な愛情が強く、誰にでも愛情を注いて助けることが出来る能力が高いと言えます。
(別記事「献身的な愛情は損する? ナイチンゲール度チェック」参照)
一般的にこのような線の持ち主は、受動的に求められたことに純粋に愛情を持って助けることが出来るため、看護師や介護師のようなサポート職や、営業、販売、接客などのサービス業などが向いた適職になります。
しかし、その献身性は本能的に困っている人を見過ごせない能力であり、自ら望んだものではないという事なのです。
この先端が昇る感情線は、とても献身的に愛情を注げる素晴らしい線ではありますが、頼まれたら断れないという受動的な自己犠牲になる線にもなり、人に利用されたり騙されて損してしまうことも起きやすい気質があるので、どうでもよい仕事や雑務を任されたりもするので、自分がやりたい仕事や勉強が出来なかったり、後回しになってしまい、好きな人へ愛情も注ぎたくても、他に困っている人がいれば手を差し伸べてしまうので、自分のやりたいことでの成長や、やりがいにも繋がりにくくしてしまう可能性があります。
もちろん、ナイチンゲールのようなボランティア精神が高く、自分のことより人助けが生きがいに感じる人であれば、天職にもなりますし、周りの良い人たちとの関係が築ければ、見返りもたくさん帰ってくる献身愛なので、幸せになる人もたくさんいます。
つまり、その人自身が何をやりたいかが大切であり、「向いている適職」と、「やりたい天職」とは異なるということなのです。
(好きなことが天職になるわけでもないことは、後述していきます)
▼頭脳線が垂れ下がる人は、創造性豊かで芸術・美的業務が天職になるのか?
上図頭脳線のように、頭脳線の先端が下に落ちる(垂れる)ほど(カーブも強いほど)、創造的感性が強く、芸術・美的センスや文系的能力が高いと言えます。
一般的にこのような線の持ち主は、創造力が豊かで、クリエイティブな発想が出来るため、デザイナーや芸術家・音楽家・作家や、占い師・宗教家などが向いた適職になります。
しかし、同じデザイナーでも自分の作品がそのままお金になるような才能を持った人は創造性を活かした下に落ちる頭脳線を持っていた方が適職になりやすいものの、企業のデザイン部署に属し、会社やクライアント先の求めるデザインをキッチリ作成する業務は、直線的な頭脳線を持つ合理的で堅実な志向を持っている人の方が適職になりやすいです。
つまり、適職は、職種ではなく、やり方によって適性が変わるということでもあります。
そして、その向いている志向性での適職が天職になるかどうかという点についても、その人の好きな事が天職になるとは限らないという事実があります。
出典: Pixabay
■好きなことを仕事にすることが適職になり天職にもなるのか?
天職と思える好きな仕事でも、天職にならないケースがあります。
私の鑑定経験では、頭脳線が下に落ちる創造的感性が豊かな人が、真逆の現実的でカチッとした公務員の仕事を選び、長続きしている人を多く観ています。
これは、自由人的発想を持ち現実逃避しやすく、創造的感性豊かな頭脳線を持った人でも、協調性が高い保守的な資質を持っていたり(別記事「KY線と協調性」参照)、繊細で人の気持ちを察したり、神経質になるような内向的資質を持っているような(別記事「エロ線と金星帯」、 「細かい線が多い手相」参照)人であると、好きなことを仕事にすると流されて、生活するためのお金稼ぎが出来ず生活に困り長続きしないことをよく知っているため、安定や堅実さを求めて公務員などの職を選ぶことが多いのです。
そのような選択は、好きなことを仕事にせず、妥協や惰性があり、生活するための仕事になるので天職にはならないと考えがちですが、「好きなことを仕事にするかどうかは人間の幸福には関係がない」ということがあるのです。
実際、好きなことを仕事にすると、現実的な雑務や面倒な作業が好きな仕事への思いとギャップを感じて好きでなくなったり、割り切った仕事が出来なくなり長続きしないということが起きやすいです。
つまり、「天職」というのは、結果的にはやりたいこと、好きなことを仕事にすることで得られることがありますが、理想通りの仕事を得られること自体が、そうはないので、手相上で、まずは、自分の資質や才能に合った適職をやってみたり、とりあえず出来る事をやってみて、割り切りや妥協や惰性も経験してこそ、好きになれる天職に出会う可能性が出てくるものだと思います。
もちろん、チャレンジ精神や自己主体性、こだわりや理想を強く持った独創性や信念を持った人であれば、好きなことを仕事にした方が「幸福度」や「継続率」「収入」が高くなるという見え方の運勢もあるので、一つの線だけで鑑定するのではなく、総合的に資質や運勢を組み合わせて適職や天職を観ていく必要があるのです。
皆さんは、今の仕事を天職にすることが出来ていますか?
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