「不倫=離婚」だけが正解なのか?「離婚しない選択」とは?
ここ最近、有名人の不倫騒動が多く報じられていますね。
不倫騒動から離婚報道へ……という流れが多いように感じられます。
DV、モラルハラスメント、夫のアルコール中毒、別居、不倫という問題を乗り越えて、夫婦として家族として再生した体験が本になっていましたので、逢坂朋代がご紹介します。
ここ最近、有名人の不倫騒動が多く報じられていますね。
不倫騒動から離婚報道へ……という流れが多いように感じられます。
DV、モラルハラスメント、夫のアルコール中毒、別居、不倫という問題を乗り越えて、夫婦として家族として再生した体験が本になっていましたのでご紹介します。
「~DV、別居を乗り越え新婚時代以上に幸せになった!~離婚しないという選択 新・良妻賢母のすすめ実践編」芙蓉著 コスモ21
photo by 逢坂朋代
●離婚しかない……モラハラ、命の危険にさらされるDV
第1章、結婚当初の様子から著者への夫からのモラハラ、DV、夫のアルコール中毒問題など、心が痛くなるような記述が続きます。
命の危険を伴うようなDVのシーンを目撃してしまった長女の心の傷も痛々しく、読み進めながら「これは別居、離婚もやむなし」という印象を持ちました。
このDV事件を機に別居となり、第2章から著者が自分と向き合っていく中で、夫婦カウンセリングを受けるということになります。そこで第二の試練が与えられます。夫の不倫が明らかにされたのです。その後、「家族の中で、パパが死んでいきました。」という状態になります。
●「ゆるす」決意。「愛する」覚悟
もう、離婚しかない……そんなときに転機が訪れます。
あることをきっかけに、著者は夫を許し、「命がけで愛そう」と決心します。
「許し」は、「ただ、私が夫にされたことの一部始終をいつまでもリプレイして、繰り返し傷つくようなことをもうやめた、というだけのことです。」というものでした。
この著者の「許し」は、夫婦関係だけでなく、全ての人間関係においても大切なことのように思いました。
人間関係で傷ついた体験は、誰にでもあるでしょう。
自分を傷つけた相手を「許す」ことが出来た時、本当にその傷から解放されるのかもしれません。
転機となった決意の瞬間を、著者はこのように書かれています。
「これからは、腹を据えて本気で、目の前の人を愛そう。その人が愛する価値があるのか、ないのかなどと量ることはやめて。これからは本気で生きる。」
人生の不満を人のせいにしているようでは本気で生きているとは言えない。言い訳せずに、本気で自分の人生を生きる。精神的依存を卒業し、自立する宣言だったのかもしれません。
この後の第3章では「新・良妻賢母のすすめ」(ヘレン・アンデリン著・岡喜代子訳 コスモ21)という本と出合い、実践する中で夫婦関係が良くなっていく過程が記されています。
具体的にどのようにしたか、その時にどのように著者が感じていたかが書かれています。詳細な内容は多岐にわたるので、ぜひ読んでみてくださいね。
第4章では、夫婦が新しい形で関係を作りなおし、家族が再生されていく様子が描かれています。
●自分を許し、認めることが強さを産む
出典:無料画像素材 写真AC
DVを解決し、幸せになった「解決策」について、著者はこのように述べています。
「長い間、『夫からの謝罪の言葉さえあれば、私は救われる。夫が変わってくれたなら、王一度やり直せる。幸せになれる』と思っていたけれど、そうではありませんでした。自分を幸せにするのは、夫を変えることではありませんでした。自分だったのです。」
ありのままの自分を許して認めた時にはじめて、他の人をありのままを認め、愛することができるのだと思いました。
その上で、離婚するかしないかを選択することができれば、どの道を選んでも幸せになれるのかもしれませんね。
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