H27 年 10 月に宮城県大崎市で誕生した新星ブランド米「ささ結(ささむすび)」

旅先の仙台で、この生まれたばかりのお米「ささ結」から造られる、希少な日本酒に出会いました。

宮城県大崎市といえば、一ノ蔵(いちのくら)や伯楽星(はくらくせい)、愛宕の松(あたごのまつ)といった有名お酒が仕込まれていることで知られている土地です。

その大崎市、3月に世界農業遺産への申請が正式に決定しました。

今回は、大崎市からデビューしたての新ブランド米「ささ結」、そして、このお米から作られた、大変美味しかった日本酒についてご紹介していきましょう。

◎デビューしたてのブランド米「ささ結(ささむすび)」

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出展:無料写真素材写真AC

冒頭にてご紹介した、H27 年 10 月デビューした新ブランド米「ささ結」は、ササニシキ直系の新ブランド米です。

母を宮城生まれの「ササニシキ」(農林150号/東北78号)、父を同じく宮城生まれの「ひとめぼれ」(農林313号/東北143号)という交配から生まれ、正式名称は、「東北 194 号」と呼ばれる新品種です。

この品種のなかでも、環境に配慮し生育し、味を重視し栽培された、玄米タンパク基準6.5%以下のものだけを、大崎市が「ささ結」ブランドとして認証しているそうです。

ササニシキの冷害に弱いという欠点を補いながら、食感はササニシキのあっさり、さらさらした味わいを受け継ぎ、冷めても固くなりにくい特性のこのお米は、お寿司と抜群の相性とのことです。

冷めても美味しいそうでお弁当などでも美味しく味わえるそうです。

そんな食べても美味しいお米で、作られた日本酒は、雑味なくすっきりした味わいで絶品でした。

次に、今回ご紹介のささ結を知るきっかけになった日本酒の味わいと、その日本酒に出会えたお店をご紹介しましょう。

◎寒梅酒造 純米大吟醸ささ結 を味わう

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photo by らぶらどらいと

今回ご紹介する、寒梅酒造「純米大吟醸 ささ結」は、新しいお米で作った新しい日本酒ということで、寒梅酒造さんのホームページにも、まだ紹介されていません。取り扱っているお店も、地元大崎市や古川市などの限られたお店しか取り扱いがないそうです。

通常、日本酒を造る際使われる、粒の大きい酒米(日本酒好適米)ではなく、食べるための小さなお米でありながら、精米歩合は50%。それゆえでしょうか? 

食米を使って日本酒を造ると、表面に多くあるたんぱく質や脂肪の成分で雑味が出やすくなると言われていますが、このお酒は全く雑味を感じませんでした。

フルーティーな香りのあと、お米の本来のほのかな甘みと旨みが感じられ大変美味しかったです。

今回、このお酒に出会ったのは仙台市内にある「日本酒処 参壱丸撰」さん。定期的に、日本酒ナビゲーター講座なども開催されており、日本酒・焼酎のソムリエとも言われる、きき酒師・焼酎きき酒師の上位資格、酒匠の認定を受けた店主が営んでおられるお店です。

旬のものが並ぶ、お酒との相性ばっちりの6品ものお通しと、全国の銘酒が常時40種類以上も並び、日本酒好きにはたまらないお店です。

その時々で、日本酒のラインナップは変わり、大変希少な銘柄のものにも何度か通うなか出会えています。

そして今回の来店の際は、新しいお米で造られた、この、純米大吟醸ささ結に出会うことができました。

この日本酒の原料であるお米を調べるうち、世界農業遺産という言葉を発見しました。次の項目で、世界農業遺産と大崎市について触れてみます。

「日本酒処 参壱丸撰」

◎世界農業遺産申請が決定した大崎市

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出展:無料写真素材写真AC

今回の「ささ結」が作られている大崎市は、食料の安定確保を目指す国際組織「国際連合食糧農業機関」が定めた「世界農業遺産」に登録申請することを農林水産省がこの3月に正式決定しました。

そして、同時に「日本農業遺産」として認定されました。

冷害や洪水、渇水などが頻発する厳しい自然環境のなかでの米作りを工夫し、巧みな水管理や生態系との共生しながらの農業システムの確立が認められた結果だそうです。

この世界農業遺産、日本では、東北と並ぶ、酒どころとして有名な「能登の里山里海」や「静岡の茶草場農法」、「清流長良川の鮎」なども、認定されているのだそうです。

伝統の農業が受け継がれつつ、システム化され、新たなブランド米と共に、ますます美味しくなる日本酒。日本の宝だなと思います。

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WRITTEN BY らぶ らどらいと

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