諏訪大社が持つスピリチュアルなパワーは?詳しく解説していきます

「お諏訪さま」で親しまれている長野県にある諏訪大社。全国にも大社と呼ばれるものは24社あります。その中でも諏訪大社は、どのような力を持ってどのような神様をお祀りしているのでしょうか。ここでは諏訪大社にスポットを当て、スピリチュアルなパワーを紹介していきます。

・諏訪大社は何をお祀りしているのか
・諏訪大社のスピリチュアルな七不思議とは
・諏訪大社のゼロ磁場のスピリチュアル効果とは


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諏訪大社とは

諏訪大社は上社・下社が諏訪湖を挟んで鎮座していています。上社は本宮、前宮、下社は春宮、秋宮からの4つの境内で構成されています。諏訪神社は全国に25000社あり、総本山が諏訪大社です。なぜ諏訪神社が全国に数多く存在するのか、ご神祭しているのは何なのか詳しくご紹介していきます。

 

ご神祭は武神の建御名方神

ご神祭は建御名方神(タケミナカタノカミ)で、神話に登場する有力な神様です。建御名方神は軍神として、古くは平安時代から信仰されてきました。その後も信仰は続き、有名な戦国武将も諏訪大社に戦勝を祈願して、戦場に向かったと言われています。「御名方(ミナカタ)」は製鉄に関連していることから鍛冶の神様、また水と風、狩猟、農耕、開拓の神様とされており、そのご神徳を有した諏訪信仰が広まり、全国に諏訪神社ができたのです。

 

諏訪大社にはご本殿がない

諏訪大社はご本殿がない珍しい神社で、山と木を御神体にしています。御神体と御神祭は違います。秋宮には一位の木、春宮には杉の木を、上社には御山を御神体にしています。諏訪大社は立地場所の自然な木や山を拝している、最も古い神社の1つです。


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諏訪大社のスピリチュアルな七不思議とは

数ある大社の中でも、諏訪大社には七不思議があるパワースポットとして知られています。七不思議と聞けば怪奇現象も含まれますが、諏訪大社の七不思議については素敵な伝説が多いのです。それはどのようなものか詳しく解説していきましょう。

 

ロマンチック伝説の御神渡(おみわたり)

冬季、全面凍った諏訪湖に自然現象として氷に大きな亀裂が入り、湖面上にまるで道ができたかのように見えます。伝説では上社の男神様が下社の女神様のところへ通ったとされる、恋の道としてロマンチックな話があります。他の湖でこのような現象は本州では諏訪湖のみで、古くは室町時代から御神渡の現象が記録されているのです。現在も八剱神社の神官が御神渡を判断する拝観式があります。その時の割れ目の状態などを見て、その年の農作物の出来具合や世の中の吉凶までも見るとされているのです。御神渡ができない年は「明けの海」と言います。

 

1ヶ月でお米の実ができる伝説の御作田社(みさくだしゃ)

諏訪大社下社にある末社の御作田社には、植えた稲がわずかひと月で穂ができる「御作田の早稲」と言われている七不思議伝説の1つがあります。通常は数ヶ月かかるものが、それだけ早いとはまさに不思議な現象です。現在も「御田植神事」となるお祭りが行われています。稲の品種にもよりますが、この土地と水や気候の関係性もありとされながら、科学的根拠はまだないそうです。

 

その年の吉凶を占う伝説の「五穀の筒粥」

諏訪神社下社で1月14日の夜から15日の早朝に行われる筒粥の神事があります。この筒粥行事とは、お米と小豆と44本の葦の筒を大きな釜に入れ、一晩中炊き15日の未明に筒を割って粥の状態を見て、その年の農作物の吉凶と世の中の吉凶を占う神事です。現在は44本の葦のうち43本が43種類の農作物を対象に、残り1本は世相を占っているのだそうですが、時代によって本数と対象作物が変化していたと言われています。

 

3つの光が拝むことができる伝説の「穂屋野の三光」

諏訪神社の狩猟神事で、最重要の御射山祭(みやまさい)の当日の終わりには太陽、月、星の光が同時に見える伝説があります。光が公で、三公は仏様であるとも言われています。虚空蔵菩薩が星、観音菩薩が日、勢至菩薩が月の後光を拝する説もあります。

 

いびきをかく大きな杉の木伝説の「根入杉」

諏訪神社下社の境内に樹齢約800年の大きな杉の木があります。この杉は丑三つ時を過ぎると枝先を垂れ下げて寝てしまい、そこからいびきが聞こえてくるという不思議な伝説があります。小枝を煎じて子供に飲ませると夜泣きが止まり、葉を枕の下に敷いて寝ると安眠できるとも言われています。

 

心が汚れた人が入ると濁る伝説の「湯口の青濁」

上社にいた八坂刀売神が下社に移られた時、化粧用の湯を含ませた綿を置いたところから温泉が湧き出したとされています。この湯に不浄な心を持った人が入ると湯口が濁ると言われている不思議の1つです。これは現在の下諏訪温泉です。移られる時その綿から落ちた雫の場所にも温泉が湧き、現在の上諏訪温泉とされています。

 

どんな洪水でも流されない伝説の「浮島」

下諏訪を流れるたびたび氾濫していた砥川には浮島があります。この浮島は下社春宮脇を流れる砥川の中にあり、どんな大水にも土が流れず無くならなかったといわれている不思議伝説の1つです。浮島には浮島社があり清め祓いの神様をお祀りしています。


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諏訪大社のゼロ磁場のスピリチュアル効果とは

ゼロ磁場とは断層の上にまれに発生する、地球が持つプラスとマイナスのエネルギーがお互いに押し合い、引き合いして重なる場所のことです。日本ではゼロ磁場の場所が数か所ありますが、諏訪大社の場所は最強のゼロ磁場です。ゼロ磁場は目には見えないエネルギーが充満していると言われていますし、時計やコンパスも狂うほどのパワーがあります。どのような効果があるのかご紹介しましょう。

 

諏訪大社の近くにある分杭峠(ぶんぐいとうげ)の力

世界レベルで見ても、長野県にある分杭峠のゼロ磁場はとても強いのです。いわゆるパワースポットですね。その場所を訪れるだけで、不思議と身体に感じる変化をもたらしてくれる効果もあるようです。身体が温かく感じたり、肩こりや腰痛などが緩和されたり実感する人もいるのです。峠から少し距離がありますが、諏訪大社上社本宮にもこのゼロ磁場の効果があると言われているのです。人体に何らかの活性化をもたらすゼロ磁場のパワーが、この諏訪大社にもあるのでしょう。

 

ゼロ磁場はさらにリラックス効果が強い

身体への変化とともに、ゼロ磁場には気持ちを前向きにさせてくれる効果もあります。不思議なことに、幸福感やいつもよりさらにリラックスできたという声もあるようです。ゼロ磁場には心を落ち着かせてくれる、とても強いパワーが秘められているのですね。分杭峠に行かずとも諏訪大社上社本宮を訪れるだけでも、その効果は十分感じられるでしょう。諏訪大社はゼロ磁場がある伊勢神宮と同じ最強のパワースポットと言えます。


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まとめ

諏訪大社にはまださらに不思議な現象や伝説があり、七不思議は11伝説あるとも言われています。その不思議な現象ははっきりしないものも、記録がないものもあるのですが、どれも神秘的な伝説や現象です。素晴らしい立地という意味でも影響があるのでしょう。神社や神宮はエネルギーが強い場所に作られるのです。その中でも最強クラスの諏訪大社は、まさに屈指のパワースポットで、スピリチュアル的な体験ができる場所です。忙しい日々や疲れた心を癒してくれ、また身体的にも活性化させてくれる諏訪大社は、是非ともゆっくりと訪れたい神社ですね。自然豊かな諏訪大社は、恵みの山、木、水、地が生み出す効果によって、訪れる人の心身を豊かにしてくれる、大きな力を持っている日本古来のありがたい神社なのです。

 

 

ウラスピナビ編集部

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