黒猫がもたらすスピリチュアル性とは?意味・サイン・ジンクスを解説します
黒い顔の中にキラッと輝く目がとても魅力的な黒猫。その黒猫といえば魔女の相棒として暗躍しているイメージだったり、目の前を横切るのは不吉なイメージだったりしがちですが、それは黒猫がとても神秘的に見えるからでもあります。
この記事を読めば以下の事が分かります。
・黒猫のスピリチュアル性について
・状況別による黒猫からのスピリチュアルメッセージ
・世界における「黒猫が横切った」事情
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目次
黒猫のスピリチュアル性について
そもそも猫はスピリチュアルな生き物です。ヒーラーとして癒しと浄化のエネルギーを持っています。ここでは黒い色をした猫が持つスピリチュアル性について解説します。
黒猫はスピリチュアル能力が高い
黒猫における特筆すべきスピリチュアル能力は、邪気を払う力が強いという事です。黒猫はマイナスエネルギーを浄化する能力が高いと考えられています。スピリチュアル的に特化した動物たちは白い色をしている事が多いのですが、猫の場合、そのスピリチュアリティは黒にも表れます。
江戸時代、日本では流行り病があったときに黒猫を飼っている家庭では病気が治った事があったようで、ここから、黒猫は病気を治してくれるというジンクスが生まれました。当時、結核は命を落としてしまいかねない病でした。この結核にかかった新選組の沖田総司も、病を治すために黒猫を飼っていたそうです。
黒猫はオーラが見えている
一般的に猫は霊感がよく働くようです。猫の中でも黒猫は特に霊感能力が高いと考えられます。黒猫には全てのオーラが見えているようで、当然人間のオーラも見えているのでしょう。その人がどのような人なのか、一瞬で判断するようです。猫は良く「気まぐれ」と言われ、実際も気まぐれに見えますが、実は気まぐれなのではなく、悪い思考や嫌な事をされたり言われないように、事前にふるまっているように考えられます。
黒猫は魔除け厄除け商売繁盛の縁起物的存在
西洋において黒猫は魔女の相棒であり、悪魔のお使いとして不吉な物としても考えられていました。その一方で、黒猫は幸せを呼ぶ猫として重宝されてきた歴史もあります。江戸時代の日本では黒猫は福猫として可愛がられ、黒い招き猫は厄除けや商売繁盛を運んでくる縁起物として喜ばれてきたようです。海外においても黒猫は航海の安全を守ってくれる存在として重用されてきた歴史もあるようです。やはり魔除けや厄除けの存在として扱われてきたのですね。
先のある恋愛を取り持ってくれる
海外において黒猫は、子宝・夫婦仲のご縁をもたらす存在だと言われることもあります。イギリスでは「結婚式直前に黒猫が横切ると幸福になれる」「結婚祝いに黒猫のモチーフの物を贈ると新婦が幸せになる」というジンクスがあるそうです。結婚に繋がる恋愛運や、その先の結婚と子宝運を上げてくれる存在が黒猫です。
千葉県のほぼ中央部に笠森観音(笠森寺)があります。笠森寺二天門をくぐってすぐ左手にある、境内の縁起物を取り扱うお店のペアの黒招き猫は、子宝のご利益がある事で有名です。この笠森観音の黒招き猫は、他にも宝くじ当選・志望校合格・恋愛成就などのご利益が強力と評判です。
また、黒猫に甘噛みされる夢を見ると、恋愛運がかなりアップするそうです。黒猫に甘噛みされる夢を見たら、積極的に出会いの場に行くようにすると良いでしょう。
黒猫が横切ると不吉?
江戸時代の日本では黒猫は福猫と呼ばれて喜ばれていましたが、その後、欧米の文化が日本に入って来るようになると「黒猫を見たら3歩下がれ」と言われるほど、黒猫に対するイメージは縁起の悪いもの、という一面が強くなりました。月明かりのない夜に、黒猫のピカピカ光る眼はとても印象的で目立ちます。特に昔は、そのイメージが魔女や悪魔を連想させるために、黒猫が横切ると不吉と言った考えに結びついて考えられるようになったようです。実際、暗い夜にはその黒い身体は見つけづらく、相手に悟られないうちに黒猫は行動が出来るようです。これをスピリチュアルサインとして解釈するのであれば、危険が近づいている時でも身を隠しながら行動出来ているという事になります。
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状況別による黒猫からのスピリチュアルメッセージ
ここでは黒猫が関わっている状況別からみたスピリチュアルメッセージについてお伝えします。
黒猫が横切った
黒猫が横切ったスピリチュアルサインは、危険が近づいていてもうまくいくよ、という事を伝えています。幸運がすぐそこまでやって来ているタイミングでもあります。チャンスを逃さないように心構えしておくといいですね。
黒猫が寄ってきた
黒猫はマイナスエネルギーを浄化する能力が高いです。黒猫が寄ってきたスピリチュアルサインは、あなたの浄化をしますよ、という事を伝えています。浄化が済めば、幸せが寄ってくるでしょう。
また、あなたに近づいてきている災いを払ってくれた可能性もあります。
黒猫を見た
闇夜の中の黒猫は、誰にも気づかれることなく行動できます。特に、夜に黒猫を見たスピリチュアルサインは、黙って行動することで誰にも気づかれないうちに先に進むことが出来る、という事を伝えています。いつの間にかライバルを出し抜いて幸運をつかんでいるという結果になるでしょう。
また、朝に黒猫を見た場合、その日は幸運に包まれる一日になるでしょう。
黒猫と目が合った
スピリチュアル性の高い黒猫と目が合ったサインは、あなたは正しいという事を伝えています。あなたの行動・考えを肯定してくれています。
子猫の黒猫を見た
スピリチュアルサインとして子猫の黒猫を見た場合、家族運がアップするという意味になります。また、妊娠の可能性があります。子猫がたくさんいた場合、たくさん子宝に恵まれるという事を暗示しています。
二匹の黒猫を見た
スピリチュアルサインとして二匹の黒猫を見た場合、注意が必要です。二匹の黒猫は、対人関係に注意という警告です。あなたを騙そうとしている人間が近づいてくるかもしれませんし、人間関係でのトラブルが予想されます。
黒猫の夢を見た
夢に出てきた黒猫が威嚇しているのであれば、あなたは誰かに嫉妬されている可能性があります。人間関係が複雑になる可能性があるので注意しましょう。
神社で黒猫を見た
神社で黒猫を見た場合、魔除け厄除け浄化が出来たサインと考えましょう。
黒猫の死骸を見た
スピリチュアルサインとして黒猫の死骸を見た場合、自分自身や誰か身近な人に降りかかるはずだった災いを、その黒猫が代わりに受けてくれた可能性があります。
黒猫を飼う
黒猫は浄化能力の高い存在です。黒猫を飼う事でずっと厄除けが出来るので、ある意味安心ですね。
また、黒猫を飼うようになると、金運がアップすると言われています。宝くじ運も高まります。もし金運に恵まれていない場合には、その原因になる邪気を排除してくれることもあります。その結果、仕事運もアップしやすいです。
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世界における「黒猫が横切った」事情
日本だけではなく、世界のあちらこちらにも「黒猫が横切ったら○○」というジンクスがあります。ここではそのジンクスについて説明します。
ドイツ
ドイツでは黒猫が前を横切った時に「左から右へ横切った」場合と「右から左へ横切った」場合では、そのメッセージが違ってくるそうです。左から右へ横切ると不幸が起こるサインで、右から左に横切る場合は幸運が訪れる吉兆だと言われています。
ただしそのジンクスも、ドイツ人はこのように考えるのだそうです。黒猫が左から右へ横切るのを見かけたとしても「別の方角から見れば右から左へ横切っていることになるから大丈夫」。見かけたのが夜だった場合には「真っ暗で毛の色がわからなかったから、今のは黒猫じゃないかも」。面白いジンクス回避法ですね。
アイルランド
アイルランドでは月夜に外を歩いている時、目の前を黒猫が横切ると伝染病を発症して死ぬ、という言い伝えが残っています。月は人の生死に関与すると考えられており、猫の眼も月も、どちらも太くなったり細くなったりすることで同じ作用があるとみなされているからだそうです。
アイルランドに伝わるケルト神話には、「ケット・シー(Cait Sith)」という猫の妖精も登場します。二足歩行の上、人語を話す黒猫で、胸元には大きな白い模様がある姿で描かれることが多いようです。
スコットランド
スコットランドでは黒猫は妖精の化身で、幸福を呼ぶと信じられています。黒猫保有率も高いそうで、黒猫が目の前を横切るとラッキーなのだそうです。
また、黒猫は予言能力があり、黒猫が玄関に来る家は繁栄するとも言われています。
南フランス
南フランスの一部の地域では、黒猫は「魔法の猫」だそうです。飼い主に富をもたらす存在として考えられており、この魔法の猫に食事を与えたり敬意をもって接する人には、幸運がもたらされるとされているそうです。
エジプト
エジプトの古代神話に登場する神様の中に、頭が黒猫の美しい神様がいらっしゃいます。パステト神といい「太陽神・ラーの目」として人々の行いをじっと見守り、時には罰する者とされていたようです。また、パステト神は家を守る神様でもあるとのことです。
イギリス
イギリスにおいて、黒猫が横切るのは良いことがある兆しです。「結婚する時に黒猫が横切ると幸せになれる」「教会に行く時に黒猫が横切ると幸せな結婚が出来る」と信じられています。結婚のお祝いとして、黒猫をモチーフにした物を送る習慣もあるそうです。
また、辛い時や苦労している時には黒猫を飼うと縁起が良いと言われており、黒猫は「ラッキーキャット」と呼ばれています。
一方、イギリスでは「猫には9つの命がある」という言い方もします。高い所から落ちても大丈夫で、とても高い身体能力を持つ猫は不死身だという意味だそうです。
イタリア
イタリアにおいて、黒猫は不遇です。その存在自体が不吉であると考えられています。中世のヨーロッパの魔女狩りでは、黒猫は魔女の使い魔としてたくさん焼き殺されたそうです。実は現在に至っても黒猫は忌み嫌われているという事です。特にハロウィンの頃は、イタリアやアメリカにおいて、野生の黒猫たちにとっては虐待の危険が大きい日なのだそうです。
ニュージーランド
ニュージーランドはイギリスの文化圏です。その影響も大きく、黒猫は「幸運の兆し」「幸運の象徴」といわれています。
自宅の玄関に「見知らぬ黒猫」がいたら幸運で、家の中に入ってきたら更に幸運が訪れるそうです。また、黒猫のもたらす幸運は、結婚との繋がりが強く、結婚式に黒猫が通り過ぎたり、また黒猫をプレゼントするとそのカップルは幸せになれると言い伝えられています。
日本
現在の日本の一般的な意見として「横切ると不吉なことがある」とイメージが沸いてしまう黒猫ですが、元々それは欧米からの影響で「黒猫は不吉」という思想に日本人が大きく影響されてからのようです。江戸時代には福を司る幸運な動物として、人々から親しまれ喜ばれていたのです。
黒猫が横切ると不吉なイメージの元ネタは、本来は黒猫が横切ること自体が不吉なわけではなく、幸運を呼ぶ黒猫に見向きもされずに横切られるのは不吉だというものだったそうです。
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まとめ
艶やかな漆黒の衣を身にまとった黒猫は、魔女の手先にされたり幸運のシンボルになったりと、意見が真っ二つに分かれます。少なくとも、目の前を横切られたり、夢に出て来たりしても、必ずしも不幸が訪れるというわけではなさそうですね。むしろ黒猫は幸せの象徴であり、幸運を運んでくれる存在だという方が強そうです。
また、スピリチュアル的に見れば、これから黒猫に遭遇した時には「浄化」がキーワードになりそうです。外を歩く時には黒猫を目の端で探してみるのもおもしろそうですね。
占い師:うめざわみき
【うめざわみきの対面鑑定占い】
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