お香がもたらすスピリチュアルな効果とは?詳しく解説しましょう

アロマとは違いお香はどちらかと言えば、和のイメージがあるのではありませんか?どちらも香りでリラクゼーションには欠かせない要素の1つとして今や定着しています。この記事を読めば、お香は和だけのイメージではないとお分かりいただけるでしょう。ここではお香についてのスピリチュアルな効果や意味を詳しくご紹介いたします。

・お香が持つスピリチュアルな意味
・お香を焚くことによって生まれるスピリチュアルな効果
・お香を焚く時間と場所によってのスピリチュアルな効果


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お香が持つスピリチュアルな意味

お香を焚くことで、落ち着いた状態になり、リラックスできるイメージがあるのはどうしてなのでしょうか?お香が持つスピリチュアルな意味はどのようなものなのか、ここで詳しく解説いたします。

 

浄化し邪気を払う効果がある

お香にはネガティブなものを払う、浄化作用があるとされています。日本お香の歴史は古く、様々な由来があります。よくお寺で本堂の参拝の前に、大きな器にお線香が焚かれている「常香炉(じょうこうろ)」というものがあるのは、ご存じの方も多いのではないでしょうか。頭や体に煙を浴びる風景は見たことがありますよね。お線香もお香の1つであるので、参拝前に邪気を払って身を清めるという意味があるのです。

 

お香とアロマとの違いと効果

どちらも香りで癒されたり、楽しんだりする用途はほぼ同じなのですが、少し違いがあります。大きな違いを簡単にいえば、火を灯す原料が香木を中心にあるのがお香、花や植物から香り成分を抽出して主にオイルや液体香料にしているのがアロマです。お香もアロマも香りが心を落ち着かせる効果があります。

 

お香から出る煙の効果

先ほどご紹介した常香炉や、法事や葬儀の際の作法でもあるお焼香もお香の1つなのです。細かい意味は少しちがいますが、お香は火を灯すので煙が発生します。その煙が空気を浄化するパワーがあると言われています。特にお線香の煙は仏様のごちそうとされ、浄化に繋がっていると伝えられています。仏教だけでなく他の国でも一定の日にお香を焚き、煙と香りと煙で精神や体や意識に刺激を与える習慣があるのです。宗教や場所が違えども、考え方のベースはほぼ同じということですね。お香には香りと煙に非常に浄化作用があるのです。

 

厄除け、虫除け効果がある

浄化することで邪気を払う厄除け効果と、香りと煙が苦手な虫にとってお香やお線香は虫除けと昔から利用されています。線香は現在も使われていますよね。浄化だけでなく虫や厄除けもしてくれるとは何ともありがたいアイテムなのです。


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お香を焚くことによって生まれるスピリチュアルな効果

お香に浄化効果があるのはご紹介した通りですが、お香を焚くと具体的にどのようなスピリチュアルな効果が生まれるのか、お伝えしましょう。

 

お香を焚く時、火を使う効果

お香はアロマと違い、火を使います。ほんの一瞬とはいえ炎が生まれます。その炎を目にするだけでもすでに効果が始まっているのです。キャンドルの灯やキャンプファイヤーの炎を見ているだけで心が落ち着く人が多いのはなぜでしょう。科学的根拠はないものの、人は火を見ると昔から遺伝子的に落ち着くのです。お香やお線香を使用する時、必ず火を見ているので、その段階から無意識もすでに癒されているのでしょう。

 

お香の煙を見る効果

お香やお線香の煙はその空気間によって、どのようにゆらいでいるかを見ると、すっと真っ直ぐに上がる、くねくねと周りながら上がると環境によって違います。その部屋の空気間がわかると言われています。もちろん、空調や窓を開けている場合は別ですが、締め切った部屋でお香やお線香を焚いてみて、その煙が真っ直ぐでなければ、じめじめしたものがその空間があるとも言われているのです。煙が邪気を包んでくるくると渦まいて浄化してくれるという効果があるのです。

 

お香を焚くことで集中力があがる

お香を焚くと落ち着く効果があるので、興奮する作用が抑えられます。お香の香りは緊張や興奮によってでる、アドレナリンの分泌が抑えられる作用があるのです。香りの種類にもよりますが作業効率をあげたり、勉強がはかどったり集中力があがるとも言われています。お香に限らず、香りには脳を刺激するいろいろな効果が科学的にも証明されています。

 

お香を焚くと開運に繋がる効果がある

もちろん、お香を焚くだけで運が開けるわけではありません。お香を使う場所や心持ちが重要となってきます。良い運気を入れるには、まず邪気を払うことからスタートします。ごちゃごちゃした部屋でお香を焚くのはかえって危険です。しっかりと掃除や片づけをしてから、お香を焚きましょう。スッキリとした環境でお香を焚くことで、負のエネルギーが浄化され、気持ちが落ち着き前向きになれるといわれているからです。次第に良い運を自分で取り込めるようになってくるので、お香を焚くことは開運に繋がるとされているのでしょう。


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お香を焚く時間と場所によってのスピリチュアルな効果

せっかくお香を焚くのですから、一番効果的な時間帯はあるのでしょうか。ここでは場所と時間を詳しくご紹介いたします。

 

おすすめ時間は午前中

お香を焚くのはどの時間でもかまいませんが、中でも午前中が良い運気や縁を運んでくれると言われています。特に朝7時から11時くらいが良いのです。なぜなら、7時から9時は辰の時刻でドラゴンタイム、巳の時刻は9時から11時。どちらも開運に繋がるとされる辰と巳の時刻にお香を焚くことで、良いものが入ってきやすいと考えられているからです。けれど、自分がリラックスしたい時にお香を焚くことが一番良いので、その時間帯にこだわらず使用することが大切ですね。

 

効果的なお香を焚く場所

基本的にどの場所でも、効果が薄れるわけではありませんが、東南の位置が良いとされています。東南は縁を結んでくれる方位なので、お香を焚くことで良いご縁が訪れそうです。また玄関でのお香も効果的です。人の出入りがあるだけでなく良い運気、悪い運気共に入って来るのが玄関ですから、お香を焚くことで邪気を浄化してくれ、良い気を取り込めるのです。

 

火を使いたくない場所でのお香もある

お香と言えば火を使いますが、実は匂い袋や塗香(ずこう)もお香の種です。火を使う場所に抵抗がある場合は、これらのアイテムを利用しても効果が得られます。火を使うお香と同様にその空間を清潔に整えてから、お香を利用しましょう。

 

 

まとめ

お香でもアロマでも香りの種類はそれぞれ多いので、自分に合った香りを見つけましょう。いくらその香りがおすすめであっても、個人的に好きになれない香りでは、その効果は台無しです。また場所や時期によって香りを変えると、気持ちの変化も感じられることもあるでしょう。同じ香木を使っていても、商品によって微妙な香りの違いもあります。自分が落ち着きリラックスできる香りを見つけていきましょう。また形もコーン、スティック、渦巻き、ペーパーとありますから、どのシーンで使うかによって使い分けても良いですね。

ただ、火を使うので、十分に気を付けましょう。良い香りに包まれて就寝したいと思っても、お香を焚いたまま眠ってしまうのは厳禁です。アロマキャンドル同様、火が消えてから就寝しましょう。そのようなシチュエーションには、火を使わない香りを楽しむことをおすすめします。くつろぎ時間に自分のお好みの香りを見つけ、リラックスして過ごしましょう。

 

 

ウラスピナビ編集部

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