スピリチュアルな夏至の過ごし方2022 開運しましょう
今年も夏至がやってきます。夏至や冬至は昔から暦の上でとても重要な日で、スピリチュアル的に大きな意味を持ちます。夏至や冬至は1年の中でのエネルギーが切り替わるポイントです。その意味をきちんと知る事で、2022年ではもうワンランク上の夏至の過ごし方をしてみませんか?
この記事を読めば以下の事が分かります。
・夏至とは何でしょう
・世界の夏至の風景
・スピリチュアルな夏至の過ごし方
・夏至の日に食べると開運する食べ物
・2022年の夏至について
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目次
夏至とは何でしょう
夏至についてその意味を解説します。
一般的な夏至の意味
夏至とは、日本や中国で採用されている太陰太陽暦における二十四節気の中のひとつの季節を指します。北半球においては、夏至は1年の中で日の出から日の入りまでの時間が最も長く、太陽の南中高度が最も高くなる日だと言われています。反対に、最も夜が長くなるのは冬至です。お昼の長さを冬至の日と比べてみると、約5時間もの違いがあります。
2022年の夏至
今年の夏至は6月21日~7月6日までの16日間の季節の事を夏至と呼びます。一般的に夏至と言う時は、この初日を指します。この夏至を迎える6月21日を境に、だんだんと日が短くなっていきます。
夏至は、毎年同じ日ではありません。これは太陽と地球の位置関係によって、毎年微妙にずれが生じるためです。夏至は毎年陽暦の6月21.22日頃にやってきます。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)さまのお計らい
夏至とは暦の上では夏の真ん中の事で、一年中で最も太陽が長く出ている日とされています。天照大御神さまは太陽の神様です。つまり一年中で一番「太陽神・天照大御神」さまを長く感じられる日なのです。
天照大御神さまは太陽の神様でありますが、同時に農耕の神様でもあります。一年中で一番太陽の光が長く降り注ぐこの日は、田植えの目安の日にもなっています。夏至から数えて11日目のことを半夏生(はんげしょう)と言い、この日までに田植えを終えないと稲が上手く育たないと言われています。
太陽のエネルギーを最も受け取れる日
スピリチュアル的な言い方をすると、夏至は一年の中で一番「陽」の気が強くなる日です。夏至は陽が極まる日。太陽のエネルギーが最も地上に降り注ぐ日です。
浄化が進む日
夏至の太陽は強いエネルギー・強い波動を持っています。太陽エネルギーが強くなる時は、自ずと浄化が進みます。この強い波動を受けて、体中のチャクラが浄化されると考えられています。新しいエネルギーをどんどん取り込んで心機一転しましょう。
エネルギーの性質が入れ替わる日
スピリチュアル的に言えば、夏至と冬至はエネルギーの流れが切り変わる転換点・ターニングポイントという位置付けにあります。
冬至 「陰」極まれば「陽」になる(陰気の極み)
夏至 「陽」極まれば「陰」になる(陽気の極み)
1年を通して、エネルギー的にどんどん「陽」のエネルギーを強く増していく日々と、どんどん「陰」のエネルギーを強く増していく日々の2種類があり、その切り替わりの日が夏至と冬至と考えられています。夏至は一年の中で一番「陽」の気が強くなる日です。この日を境にどんどんと陰のエネルギーが増してゆく日々に転換されます。
体調不良を起こす人が多い
夏至が近づくにつれ、身体のだるさを感じたり、やたらと眠気に襲われる人が多くなる傾向があります。人によっては、頭痛やめまいを覚える人もいます。ひとつの要因として、夏至の影響を受けているからと考えられます。夏至や冬至の日というのは、季節の変わり目であり、エネルギーの性質の変わり目です。特に、エネルギーはチャクラが感知するので、それぞれのチャクラが司る部分に違和感や異常を感じる人が多くなります。この場合は、チャクラのエネルギーの調整をすればその症状は緩和されるでしょう。しっかり寝る事とリラックスすることでエネルギーをチャージしましょう。
恋愛運も急上昇!
夏至は一年の中で一番「陽」の気が強くなる日、陽が極まる日です。一年のうちで最も人間関係が動きやすい時でもありますので、恋愛運が急上昇することも良くあるようです。この日のちょっとした出会いから、急展開で恋愛関係が発展する可能性も充分にあり得ます。この日に再会した人とのご縁は見逃せなくなりそうですよ。
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世界の夏至の風景
暗く長い冬が続く北欧の国では、夏至は夏の到来を意味するとても嬉しい日だそうです。ここでは世界の中での夏至にまつわる話を集めました。
日本の大祓(おおはらえ)
・全国の多くの神社では、6月と12月の晦日に「大祓式」いう神事が行われます。この神事では心身の穢(けが)れとしての罪や過ちを祓い清める事が目的です。特に6月30日に行われる「夏越の祓(なごしのはらえ)」では、1年の前半を無事に過ごせたことに感謝し、半年間の罪や穢れをお祓いし、そして残り半年も清らかな気持ちで過ごせるように願います。神社によっては茅の輪(ちのわ)や人形(ひとがた)が置かれているところもあります。
・お伊勢参りで有名な伊勢神宮の内宮のご祭神は、太陽神である天照大御神さまです。この伊勢神宮に参拝する前に、人々が汐水を浴び、身を清める場として知られてきたのが二見興玉(ふたみおきたま)神社です。この神社のある二見浦は、古来から禊浜と尊ばれ、ここで、毎年「夏至祭」が行われています。夫婦として寄り添うように見えることから名づけられた2つの岩「夫婦岩」の間から昇る夏至の朝日を「日の大神」「興玉大神」として拝み禊をし、その御神威を戴くことが出来ます。
・福岡県糸島市の櫻井神社の社殿内にある櫻井大神宮は、伊勢神宮の分神が祀られています。この櫻井神社の本殿の後ろの方に二見ヶ浦の夫婦岩があります。夏至の頃には、この夫婦岩の間にちょうど夕日が沈んでいくところが見えます。
夏至の日には伊勢の夫婦岩の間から上った太陽が、糸島の夫婦岩の間から沈みます。天照大御神さまの御威光が分かる逸話ですね。
英国のストーンヘンジ
ストーンヘンジとは、イングランド南部のソールズベリー平野にあるヨーロッパ随一の巨石記念物です。新石器時代後期から青銅器時代にかけて(前2500~前2000頃)、大きく3回に分けて造営されたと言われています。馬蹄形に配置された高さ7mほどの巨大な門の形の組石(トリリトン)5組を中心に、直径約100mの円形に高さ4-5mの30個の立石(メンヒル)が配置されています。夏至の朝、車道の近くのヒールストーンと呼ばれる高さ6mの玄武岩の付近から太陽が昇り、中心の祭壇石に向かって朝日が直線的に差し込みます。また、冬至の日には、同じラインの反対の端が日没の方向となります。誰が何の目的で造ったのかは、今だ明らかにはなっていません。
ヨーロッパのキリスト教国において
夏至は1年でもっとも太陽のエネルギーが降り注ぐ日です。この日は「太陽の誕生日」とも呼ばれ、キリスト教が盛んなヨーロッパの国々では、聖ヨハネの日と関連付けたお祭りが各地で開催されています。
6月下旬、スウェーデンでは夏至に合わせてミッドサマーと言われるお祭りが盛大に行われます。ミッドサマーは、クリスマスやイースターと並び、スウェーデンの最も重要な年間行事の一つです。冬の時期が長いスウェーデンにとって、ミッドサマーは夏到来のサインです。白樺と花で飾ったお手製のクラウンを頭にかぶっている女性を大勢見かけるのも、ミッドサマーの大きな特徴です。
フィンランドでも夏至祭りは一年のうちで重要な行事の一つです。こちらではかがり火を焚き、サウナに入るのが伝統的な習慣です。また、枕の下に7種類の花を置いて寝ると、夢で将来の伴侶に出会えるという言い伝えもあります。
聖ヨハネの日、ギリシャでは未婚の女性が自分の持ち物を容器に入れてイチジクの木の下に置くと、将来の伴侶の夢を見るという話が伝わっています。これは夏至の魔法がかかるからという事です。イチジクの花言葉は「実りある恋」です。
ポーランドで開催される夏至祭は、子孫繁栄と愛・太陽と月を祝うお祭りです。この夏至の夜には恋に落ちる男女が多いそうです。また、かつては未婚の男女が川を挟んで立ち、女性が川に流した花輪を男性が拾うという行事があり、花輪は男性に拾われれば将来いい出会いがあり、逆に途中で沈んでしまうとなかなかお嫁に行けないと言われたそうです。
この他にも、ヨーロッパ各地には夏至にまつわるさまざまな行事や風習があり、数々の儀式や占いが行われます。夏至は収穫を迎える夏の始まりを告げる日とされ、また実りや繁殖に結び付けて考えられたようです。実際、スウェーデン等では、夏至を祝う「ミッドサマー」から9ヵ月後に誕生する子どもが多いそうです。
中国では医食同源
中国では、夏至の頃は麦を収穫する時期に当たります。豊作を祈り、災いから遠ざけてくれるように神様と先祖を祀る時期が夏至の頃になります。
昔の北京の風習によると、毎年の夏至は、生野菜と冷麺を食べ始めてよいというサインになるそうです。健康を考えて、冷たい物は暑くなってからとの考えのようです。
夏至の日、昔の南京では、子どもを敷居に座らせ、エンドウ羊羹を食べさせる事で病から身を守る事が出来るといった風習がありました。
さらに夏至の日に卵を食べるという風習もあります。赤い紙や染料で赤く色づけしたゆで卵を食べることで、足が丈夫になるという言い伝えによるものです。
また、収穫を終えたばかりの新しい小麦で作った夏至餅を食べる風習は今でも残っています。
このように中国における夏至の風習の多くは食べること、すなわち「医食同源」がキーワードとなっています。
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スピリチュアルな夏至の過ごし方
夏至は太陽のエネルギーを一年中で一番もらえる日です。ここではスピリチュアルな夏至の過ごし方について解説します。
リセットしてデトックスをする
夏至の大きなエネルギーを効果的に受け取るためには、最初に余分なものを断捨離する事が必要となってきます。目に見える不用品だけではなく、身体の中の不要な物や、さらには人間関係や自分の価値観など、すでに古くなったり要らなくなったりしている物こそ見直しましょう。
夏至が近づいてきたら、以下のように具体的に準備を始めると良いでしょう。
・腸内環境を整える
・水をたくさん飲む
・化学物質や農薬・食品添加物等はなるべく口にしない
・波動の良い物を食べる
・こまめに動く
・良い言霊を使う
・正直で在る
感覚をフル活用する
夏至の前後の何日間かは太陽エネルギーの力がとても強く、地球と宇宙のエネルギーの調和も強くなっています。これにより、五感プラス直感(第六感)もかなり影響を受けています。是非五感プラス直感をフル活用してください。この時期に降りてくるインスピレーションはとても大切です。
夏至当日は願いごとをノートに書く
夏至の日が来る前、あなたの願いを簡単にメモしておいてください。夏至当日は、メモしておいた願い事をノートに清書します。願いごとはなるべく具体的に、もう叶っている前提で書きましょう。あなたの願いが具体的であればあるほど、叶うでしょう。
体調を整える
毎年夏至の頃に体調不良に陥る人がいます。太陽の強力なエネルギーに心と体が慣れていないためで、慣れてくれば大丈夫。眠気に襲われるという事も夏至にはよく起きることです。これは一時的なものとはいえ、体調はいつも整えておきたいものです。こんな時は、実際に身体を動かして、あなたのやりたかった事にチャレンジしましょう。あなたがやりたかった事に対して、一歩でも行動できたのであれば、そのやりたかった事は整っていくでしょう。
朝日を浴びる
朝日を浴びると松果体が活性化しメラトニンが分泌され、一日のリズムが調整されます。夏至の朝、日の出に間に合うように起床して朝日を体全体に浴びましょう。夏至の日の出時の周波数は、深い瞑想に入った時や、宇宙創造時の波動と同じ周波数と言われています。夏至の朝日はエネルギーの純度のとても高いものなのです。
瞑想する
夏至のスピリチュアルなエネルギーを受け取るには、瞑想して心の雑音を払い、心を静める事も大切です。積極的に夏至の力強いエネルギーを受け取りましょう。
お風呂に浸かる
夏至の夜はシャワーを浴びるだけではなく、しっかり湯舟に浸かりましょう。お湯には粗塩を入れて、心と身体の浄化をしてください。地域や気温によっては、日中に海に入る事もおすすめします。
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夏至の日に食べると開運する食べ物
冬にはかぼちゃを食べる風習がある事をご存じの人も多いと思います。では夏至の日には?という事なのですが、実は特に決まった食べ物を食べるという風習が全国的に浸透しているとは言えない状況です。とはいえ、夏至に関連して食べられている物はあります。それはどのような物なのでしょうか。
冬瓜
冬瓜(とうがん)は「冬の瓜」と書きますが、夏季が旬の野菜です。冬瓜には水分が多く含まれており、果実は体を冷やす効果があるため、夏ならではの熱中症や夏バテを防ぐ効果が期待できます。
タコ
関西では夏至の頃にタコを食べる地域が多いようです。夏至の時期が田植えの時期と重なるため、タコ足のように稲が田んぼに根付きますようにとの願いを込めて、タコを食べるようになったと言われています。
半夏生餅(はげっしょうもち)
夏至から数えて11日目を「半夏生(はんげしょう)」といいます。奈良盆地や大阪の河内地方では、小麦の収穫が終わり田植えも一段落した「半夏生」の頃に、新しく収穫した小麦を使って「半夏生餅」を作り、ひと休みするそうです。
また、和歌山や関東の一部など比較的広い範囲でも小麦餅は食べられています。
水無月(みなづき)
京都では小豆の乗ったういろうのお菓子、水無月という和菓子を食べます。神事「夏越しの祓」の際に、罪を払い無病息災を願って食べられます。暑気を払う氷を模して三角形をしており、上に乗る小豆の赤色には邪気払いの意味が込められているそうです。
無花果田楽(いちじくでんがく)
愛知県の尾張地方の一部では、半分に切って焼いたいちじくに、田楽味噌をかけた料理「無花果田楽(いちじくでんがく)」を夏至に食べる風習があります。いちじくは不老長寿の果物と呼ばれ、薬としても使われていました。また、田楽は豊作祈願の踊りである田楽に由来していることから、無花果田楽を食べることは「健康」と「豊作」ふたつの願いが込められているそうです。
旬の食べ物
夏至の強い太陽のパワーを受けた旬の食べ物を食べ、運気をアップさせましょう。夏至の時期に旬を迎える物は、キュウリやトマト・ナスなどの夏野菜、アジ・アユ・イワシといった魚などです。疲労回復効果の高い梅干し・体の中の水分代謝を良くする小豆・水分が多く体温を下げる作用のあるスイカなど、この時期ならではの太陽のパワーを、食べ物を通じて感謝して受け取りましょう。
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2022年の夏至について
土の時代から風の時代へと移り変わって1年あまりです。この間、目まぐるしい変化はなかったかもしれませんが、着実に世間に吹く風の色が変わってきています。コロナ禍も大きく影響し、価値観や暮らしを見直した人も多いのではないでしょうか。
風の時代
2022年の夏至は、風の時代に突入して2年目の夏至です。夏至は陽が極まる日であり、この日から陰の要素が少しずつ濃くなっていく日。いわゆる折り返し地点でありひとつのターニングポイントです。土の時代から風の時代への移り変わりも大きなターニングポイントでした。とはいえ、1年目の変化はタイムラグの関係もあり、なかなか目には見えてこなかったでしょう。この2022年の夏至からは変化が本格的に目に見えるようになってきますよ。風の時代は「自由」がキーワードのひとつですが、自由には自己責任が付き物です。自分の行動・思考に責任をもって、あなたの本当にやりたいことを風に乗るように進めていきましょう。
2022年は壬寅(みずのえとら)の年
2022年は壬の年であり寅の年です。壬の性質は水。大きな水を指します。また壬は、次の生命を育む準備の時期を表しています。一方で、寅の性質は木。大きな木を指します。強く大きく成長することを暗示しています。2022年は大きなうねりの前年です。今やっと、新しい芽が土の下から芽を出し始めています。それに気づいている人は、もう自分の時代の助走を始めています。そして、多くの人が世間に吹く新しい風に気づいて生活や習慣・価値観を変えざるを得なくなるのは、来年以降になるかと思います。
2022年の夏至では、水回りを清潔に保つこと・お風呂の時間を充実させること・涙や汗はどんどん流す事など、水と成長に関する行動を取る事をお勧めします。
まとめ
夏至の太陽のエネルギーは天照大御神さまのエネルギー。特に夏至の朝日は瞑想状態に達した時と同じ周波数でもあり、夏至の日は神様と繋がりやすい日なのでしょう。また、イギリスのストーンヘンジと同じような遺跡が、日本の縄文時代や弥生時代の遺跡として各地に残っています。夏至や冬至にまつわる太陽への畏怖や理解については、実は私たち現代に生きる人よりもずっと昔に生きていた人達の方が、確実に意識が高いように思えました。
夏至のエネルギーを感謝を持っていただきたいものです。
占い師:うめざわみき
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