「腹八分目」は食事だけじゃない!
幸福な人生も「腹八分目」
「腹八分目」とは、美味しく健康にもいい幸せな食事の摂り方のこと。それは、食事のみならず人生をも幸せにしてくれる方法なのです。幸福な人生も「腹八分目」、スピリチュアルライフアドバイザーのKAORUがお伝えします。
出典:無料素材画像 写真AC
腹八分目
「人と会うと疲れてしまう」
最近は、そんなことも随分なくなり、エネルギーの調節もできるようになりました。少し前までは、人と会うときは「明るく元気でポジティブ」でいなければならないと考え、自然体の自分を出せずにいました。おかげでエネルギーは大放出、家に着くなりグッタリした状態になっていたものです。
そんな私を知る友人が、こんな言葉をかけてくれました。
「人は全て腹八分目がいいのよ」
「腹八分目」とは、江戸時代の儒学者である貝原益軒の言葉。食事を満腹になるまで食べず、少し控えめに食べることで健やかでいることができるというもの。私も人と会うときは頑張りすぎず「腹八分目」であったら、疲れることもなかったはず。「腹八分目」とは、食事のときだけの言葉ではない。人の生き方にも必要な言葉なのだと感じたのです。
少しの不足が、人生を豊かにする
仕事や物作りなど、するべきことが明確であるものには、完璧を求めることもあり完璧でなければならないこともあるでしょう。ですが、目に見えない人の心は完璧とはいかないこともあり、完璧を求めないことで心が安定するということもあります。
食事、贈り物、遊び、人との付き合いも「腹八分目」。情報収集も「腹八分目」、自分の感覚を大切に。少し足りないくらいが美味しく、楽しく、元気でいることができます。
人は欲望のままに行動すれば、法を犯すようなことになるかもしれず、自分の身を滅ぼしてしまうようなことにもなりかねません。八分目の残りの部分は、我慢や忍耐となるときもあります。
人は一生、どこかで我慢や忍耐が付いて回るもの。少し足りない部分を知ることが、不足を補うという生きる気力になることもあり、幸せであることや豊かさを知ることにもなると思うのです。
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幸福な人生も「腹八分目」
人生の中で全てを手に入れ、満腹になり腹がきつくなることは、新たな生きる目標が必要となるとき。美味しい物も美味しく感じなくなる、幸せなことも幸せと感じなくなる、感覚が鈍くなるということもあるときだから。
どこか足りない部分があることが、人間の欲を抑えることに役立ち、心身の美しさを守ることや美徳を守ることに繋がっていくのではないでしょうか。それは、美徳の中にある礼儀礼節を保つことにも役立つもの。
「腹八分目」とは、人生を守り幸福にしていく大切な方法であると思うのです。慎ましく控えめである心持ちは、地球の変化に伴う抑圧を受ける現代の中で忘れずに持ち続けたいもの。今の時代、私たちの我慢強さが試されている、そんな気がしてならないのです。
スピリチュアルライフアドバイザー:KAORU
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