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人生恨まず、進んで行くその先にあるものとは

 

山あり谷ありの人生、谷の続くときは人生を辛く感じてしまうこともあるでしょう。ですが、そのようなときも人生を恨まず進んで行くことができればきっと自分の人生に意味を見出せるはず。辛さに負けず進んでいくその先にあるものとは、スピリチュアルライフアドバイザーのKAORUがお伝えします。


出典: Pixabay

自分の人生は

人生とは不思議なものです。地球上には77億人もの人々が生活していますが、全く同じ人生というものは存在しないからです。ありとあらゆる人生があることに、ただただ驚き地球という星を不思議に感じます。

ある日、超売れっ子アイドルの男性が「生まれ変わっても自分がいい」と話している場面をテレビで見ることがありました。人生駆け出しといった年齢でありながら、なんとも幸せなことです。が、ふと思うのです。その姿は単なる表の部分にすぎないのではと。

歳の分だけいろいろな人生に出会います。表の姿とは裏腹の人生が存在することも多くあります。大抵の場合、自分万歳、自分の人生大満足、そのように思える人は、良いことも悪いことも大きな山大きな谷として味わってきた人のような気がするのです。

 

 

自分の人生は自分で選び生まれてくる?

人は生まれてくるとき、自分の人生を自分で選び生まれてくるという話を聞いたことがあります。それが本当ならば「なぜこんな人生を自分は選んだのか」と考える人もいるのでは。

振り返れば自分の人生にも少しばかり辛かった日々があったことを思い出します。人と自分の環境を比べては幸せな人の環境を羨ましく感じ、不幸だと感じる自分の環境を恨んでしまう、そのようなこともありました。自分の人生に幸福感を見出せないことは少々辛いものがあります。

特に子どもの頃は、経済力があるわけでもなく情報量も少ない。日々学校に通い、こなさなければならない日課に追われ、どうにもならない日常をただただ一日一日やり過ごす、生きることに精一杯なんていう人もいたのではないでしょうか。

そして一度は思うのです。「自分だけどうして」「普通で十分なのに」なんて。ですが、「自分で選んだ人生」説が本当ならば、選んだ理由が人生の中に隠されているはずです。


出典: Pixabay

人生恨まず

自分自身や周りの環境に辛さを覚えることは誰にでもあると思います。が、辛さが無くなっていく瞬間が少しずつ訪れることもあります。例えば、飲み物をこぼしてしまったときに見知らぬ人が自分のハンカチを使い拭いてくれる。とてもありがたく申し訳なさも感じます。「自分の人生、こんな温かな日もあるのだ」と、感謝できる瞬間だったりもします。

感謝の気持ちが湧いたときというのは、自分の人生でよかったと思える「幸福」との出会いに近づいているとき。77億分の一という唯一の人生、恨んでばかりでは流れる景色を見ることもままなりません。

人生いつでも発展途上、道理のかけらを少しずつ集めながら前を見て進んでいこうではありませんか。その先には「私の人生も、捨てたものじゃない」そう思える日があるのですから。

人間はありがたいことに辛さをも「忘れる」ことができる生き物ですが、「人生恨まず」そこだけは忘れずに生きていきたいと思うのです。

 

スピリチュアルライフアドバイザー:KAORU

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