お酒造りの神様に導かれ〜杉玉と3種の御守り〜
ミラクルナビらぶちゃんの日本酒と神様コラム、今回はお酒造りと深い係わりの二つの神社を紹介します。大神神社お酒にまつわるお祭りと杉玉の合図、松尾大社の3種類のお守りについてお話していきます。
ミラクルナビらぶちゃんが誘う日本酒と神様の世界、この度もお付き合いください。
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お酒造りの神様に導かれ〜杉玉と3種の御守り〜
ミラクルナビらぶちゃんの日本酒と神様コラム、今回はお酒造りと深い係わりの二つの神社を紹介します。
らぶちゃんは大病を患い療養に専念した時期があり、その治療後に導かれるように伺ったのが奈良の大神神社です。
その旅の途中で出会った日本酒の美味しさと感動が、現在の日本酒ナビゲーターとしての活動やコラムの原点となっています。
大神神社とこちらで行われるお祭り、そこで配られる杉玉の合図、もう一つのお酒に係わる神として有名な松尾大社の3種類のお守りについて、今回はお話していきます。
ミラクルナビらぶちゃんが誘う日本酒と神様の世界、この度もお付き合いください。
◇日本最古の神社と酒造り
らぶちゃんが療養後、導かれるように伺った大神神社は奈良県の桜井市三輪山のふもとにあります。身体も元通りになり、今後の健康を祈願できる場所に行きたいなと思った時、大神神社のことを知り、心から離れなくなりました。大神神社の周りには、たくさんの摂社があるのですが、その一つである狭井神社という病気平癒にお力のある神様に伺いたいと思ったのです。
(こちらの湧水についてはウラスピナビのこちらのコラムでも触れていますので、ご覧ください。)
大神神社は、日本最古の神社でご神体は山。ご神体である三輪山は「三諸山(みむろやま)」とも呼ばれていました。「みむろ(実醪)」とは“酒のもと”を現していると言われています。
大神神社のそばにある、今西酒造さんで醸される「みむろ杉」という美味しいお酒があるのですが、三輪山が三諸山と呼ばれていたことと、「杉」に神様が宿るとされていたことが名前の由来なのだそうです。
「三輪=みわ」という呼び名は神事と関係が深く、「お神酒」は、そこから派生したもの。その一つ昔、酔っている状態のときは神様と同調しやすいと考えられていたため、 古来お酒は神様と繋がる大切なアイテムでした。
「お神酒」のことを〝おみき〟と呼びますが、昔は「みわ」と読まれていたそうです。
同様に神様のことも「みわ」と読んでおり、「大神神社」を「おおみわじんじゃ」と読むのはその名残といわれています。
◇「醸造安全祈願祭」(酒まつり)と「しるしの杉玉」
酒屋さんや酒蔵さんの軒先に、杉の玉が掲げられているのをご覧になったことがある方も多いと思います。この杉玉、大神神社から届けられているものなのをご存知でしたか?大神神社では、毎年11月14日に全国から蔵元・杜氏が集まり「醸造安全祈願祭」(酒まつり)が行われます。こちらはお酒を仕込む際の安全を祈る祭典で、宮司が祝詞を奏上し、「うま酒みわの舞」という神楽が奉納されます。
お神楽の後には、集まった杜氏全員で、狭井神社同様、大神神社の摂社にあたる活日神社に出向き美味しい新酒が安全に醸されるよう祈ります。
活日神社(いくひじんじゃ)は、崇神天皇から国のための酒を造るよう命を受けた高橋活日命(たかはしいくひのみこと)を祀る神社で、明治の初期までは酒殿があり醸酒の道具も保存されていたと言われています。
この酒まつりの日は振舞い酒もあり、醸造家だけでなく多くの参拝客も訪れます。
この日を目掛け再び大神神社を訪れたいと数年思い続けていますが、まだ機会がなく残念です。
祭典後には、醸造安全を護る赤い御幣と共に、「しるしの杉玉」が授与され、これが酒屋さんや酒蔵の軒先に掲げられている杉玉です。
新酒が出来た頃吊るす蒼々とした緑色の杉玉が、一年かけ徐々に枯れ茶色になっていきます。その色の変化がさまざまなことを伝えていきます。緑色が薄くなってきたのは「夏酒」が出来た合図、秋口、茶色く枯れてきたのは「ひやおろし」が旨くなった合図、という具合に杉玉はお酒のことを見た目で伝える象徴となっています。
photo by ミラクルナビらぶちゃん
写真は、少し前に筆者が見学に行った福島の酒蔵、大木代吉本店さんのもの。次の章では、こちらで見つけたお守りについてお話します。
◇もう一つのお酒の神、松尾大社の3つの御守
先ほどの大木代吉本店さんでお買い物をしているときに、こちらのお守りを見つけました。
photo by ミラクルナビらぶちゃん
レジ横にあったのが気になり、写真に収め帰宅後調べてみました。
こちらは、京都にある松尾大社のお守りです。
松尾大社もお酒の神様として有名で、京都を支配していた秦氏により、創建された神社です。秦氏に酒造りに秀でた者が多くいたことから、「酒造第一祖神」として崇拝されるようになったそうで、社殿のそばに泉が湧き出たとき、『この水で酒を醸すと福が来て家業が繁栄する』と、松尾の神から御宣託があったという言い伝えが残されています。
松尾大社には三つのお酒に関する御守りがあり、大木代吉本店さんで私が見つけたのはその一つです。お酒を飲む人・売る人・造る人用にそれぞれ「服酒守」「販酒守」「醸酒守」が用意されています。
photo by ミラクルナビらぶちゃん
こちらは、福島の笹の川酒造さんの敷地内にある松尾大社の分社です。いつか京都の松尾大社も訪れ、「服酒守」、いただいて来ようと思います。
日本酒ナビゲーター:ミラクルナビらぶちゃん
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