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全国にある神明社、そこには私たちにはなくてはならない太陽と太陽神の存在がありました。太陽神のあふれる生命エネルギーをチャージすることで進むべき自分の道を気持ちよく突き進んで行くことができます。
その太陽神や神明社の歴史についてスピリチュアルライフアドバイザーのKAORUがお伝えします。

神明社と太陽神


出典:無料素材画像 写真AC

神明社(しんめいしゃ)は、総本社を伊勢神宮に持つ神社のこと、神明宮(しんめいぐう)、皇大神社(こうたいじんじゃ)、天祖神社(てんそじんじゃ)、また「お伊勢さん」という呼び名でも親しまれ、全国に5,000社あるといわれています。
伊勢神宮の内宮(ないくう)には、伊勢神宮や神明社の祭神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られ多くの人々に崇拝されています。

天照大御神は太陽を神格化した太陽神、古事記や日本書紀にもそのことが記され、農耕が生活上重要だった古代日本では、太陽神との結びつきは深いものでした。




天照大御神(太陽神)の鎮座の歴史と御利益

天照大御神の鎮座は、今から2,000年前といわれ、奈良の都の皇居に祀られていました。
その後、日本書紀によれば、第11代垂仁天皇の皇女である倭姫命(やまとひめのみこと)が、天照大御神の鎮座にふさわしい場所を探し諸国を巡ります。
伊勢の国に入ると天照大御神から伊勢の地に留まるとのお告げがあり、五十鈴川の川上に伊勢神宮内宮を建て鎮座の地を得ます。

伊勢神宮から天照大御神の御霊(みたま)を分け、全国にある神明社に祀られるようになったのは鎌倉時代以降、それまで天照大御神は、皇室の祖先である神と崇拝され民間の信仰は禁止されていました。

しかし、戦乱により朝廷が衰退、伊勢神宮の信者獲得に力を入れるようになります。
布教により各地の有力者から領地などの寄付を受け、伊勢神宮を総本社とした神明社が広まり、皇室だけの皇祖神から日本の最高神として日本各地で崇められるようになるのです。

天照大御神の御利益には、国土平安、五穀豊穣、生命力向上、その他あらゆることに御利益があると考えられ、全ての命の源である太陽、天空を照らす神の御利益があるとされています。

太陽神のエネルギーで、気持ちよく自分の道を突き進もう!


出典:無料素材画像 写真AC

天照大御神は、高天原(たかあまはら)という天より高い場所、多くの神々が住むとされるその国を治める神でもあります。
日本古来、高天原は宇宙と考えられ、宇宙に存在する太陽は天照大御神、そのことは日本の国旗にも表れていました。

国旗である、日の丸の旗の原型ができたのは、645年大化の改新以降ですが、日本を象徴する国旗に太陽のみが描かれているということから、日本古来、天照大御神への信仰の深さと、太陽神として崇拝してきた日本人の心が表れていることが伺えます。
日の丸を赤色で表す意味として伝えられていることには、「太陽により夜が明ける赤」、「明るいという赤」、「火・陽・血を表す生命の色としての赤」などがあります。
いずれにしても日本にとり赤色は特別な色、そして太陽との結びつきの深い色であることがわかります。

こどもの頃、画用紙に太陽の絵を描くとき、赤い太陽を描いた記憶があります。世界中でも太陽を赤で描くことは珍しく、黄色や金色で描くことが多いそう、
赤い太陽を知らず知らずに描くことは、日本の神の存在を国旗や日本の風土から感じ取っていたものかもしれません。
天照大御神を祀る伊勢神宮や各地の神明社では、神社という場所を通して高天原という宇宙と繋がり、神秘のエネルギーであり人知を越えた生命エネルギーを受け取ることができるのです。

進むべき道を明るく照らし、これからも照らし続ける、赤く温かい太陽神のエネルギーは、人が持つ本来の力を発揮すること、体調を整えること、迷いから脱することを助け、気持ちよく自分の道を進めるサポートさえも与えてくれるでしょう。

太陽の存在を感じ、宇宙から放たれる太陽の光を感謝の心と共に心身に浴びてみてください。気持ちよく自分の道を突き進むことができる赤く輝く生命エネルギーをフルに充電できるはずですよ。

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スピリチュアルライフアドバイザー:KAORU

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