占い師を長年やっていると、感性が磨かれて霊感のようなスピリチュアルな能力を後天的に持つ方もいらっしゃいます。
私は統計学として手相を観ているため、そのような霊感的なものはありませんが、普通に生活されている方でも、このような力を後天的に持つ可能性があります。
では、手相で霊感があると言われる相はどのうようなものでしょうか?
「仏眼」「神秘十字線」「長くて垂れ下がる頭脳線」「直観線」など、鑑定する所見はいくつかありますが、今回は「仏眼ぶつがん(仏紋ぶつもん)」についてお話します。

■仏眼ってどんな相なの?

下図をご覧ください。

出典:花岡正人

親指の手の平側第一関節の節目が眼のような形をしている相を「仏眼」と言います。この相を持っている人は、霊感や第六感が働き、まさに仏の眼を持つように世の中の先を見通す力があるとされています。
また、そのような力が感じなくても、仏に守られ自然にトラブルを回避していたり、記憶力が良い人に現れる相とも言われています。
また、親指以外の四指にも仏眼があると、最強の力として観ることがあります。
テレビなどでは、このような眼を発見すると、面白おかしく「霊能師のように先を見通すような霊感がありますね、宝くじとかも買ってみてはどうですか」などと話題にしますが、どうなのでしょうか?





■「仏眼っぽい」「右手の仏眼」「仏眼だけ」では不充分です

私のところに来られる鑑定依頼でも「私、仏眼があるんですよ! 宝くじ当たりますかね?」と見せられる方がいます。
皆さんが見る際はいくつか確認してもらいたいことがあります。

★端が切れた「仏眼っぽい」相は、その意味もほぼありません
仏眼があると喜んでいる人の多くが、参考画像のように片側もしくは両側がくっついておらず離れていたり、途中で切れていたりします。
このような相は、意味が全くなくなるわけではありませんが、「仏眼」ではないと言ってよいと思います。
これらを「仏眼」として含むと5~7割の方が「仏眼」となってしまいます。
本当の「仏眼」は、切れ目なく両端もしっかりくっついて眼の形をしている相です。

★左手にある仏眼が効果が高い
以前投稿した「手相の右手と左手の違い」で話した通り、元から持った資質・才能という見方とすれば、左手の仏眼は元から与えられた能力で、右手の仏眼は後天的に現れたものと解釈できます。もちろん、両手にあれば一番理想的ですが、後天的開花よりは先天的才能が「仏眼」としては効果が高いとされています。
これは、左手の神経が右脳との繋がりが強いため右脳領分の知覚・感性などひらめきや直観・イメージ力を司っていると考えれば納得できます。

★仏眼だけで判断できない総合鑑定
手相で観る運勢は、仕事運・結婚運・金運・健康運などさまざまですが、運勢を一つの線で見るなどということは決してありません。
金運を見るのに、金運線(太陽線、財運線)だけ観てお金が入ってくるとはならず、他の運勢の線や手の形、性格鑑定なども見て総合的に判断するものです。
ぜひ、仏眼か否かも含め、鑑定師に観てもらうことをお勧めします。

■仏眼は、あれば開運するものではなく、活かす努力が大切


出典:無料素材画像 写真AC

仏眼を含め、霊感や第六感が働きやすくなる相があり、それが揃って来た人は、開運するのでしょうか?
霊的な解釈をすれば、感性が強く物事に敏感に反応できるため、普通の人が気づかないことも察知したり、それこそ世の先を見通する力となることもあるかもしれません。
それは開運とも言えますが、霊を感じてしまうことは霊を呼び込みやすい体質になっているとも言えるので、それを跳ねのける手段や修行ができていないと逆に運を落とすという考えもあります。

仏眼のあるなしに関わらず、感性や感受性が豊かな方は、人の気持ちを察知し、先回りして対応ができるということでもあり、その良くしていこうする行動や前向きな解釈は努力を重ねていくことにより得られる能力なのです。
感性は豊かなのに、流され嫌なことは人に任せ好きな事だけを楽しんでしまったり、人の気持ちが分かってしまうことをマイナスな解釈で捉えストレスばかり抱えたりして、自分だけの利己的な使い方をする人は開運とはならないでしょう。
特に、「仏眼」は対人としての敏感な察知力として先を読む霊感の力となるので、無形の宝くじやギャンブル運としての効果は薄いです。(他の鑑定師の考え方とは異なるかもしれません)

常に察知する敏感さを修行と考え、まさに仏様の眼を持って自分の周りの人たちだけでも見通して幸せにする力として活かしてみてはいかがでしょうか。
そうすれば、自ずと開運にも繋がり、仏眼が開眼するものと信じています。





手相セラピスト:花岡正人

WRITTEN BY 花岡正人

花岡正人
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