立春のスピリチュアルな過ごし方!開運アイテムやアクションもお伝えします
立春と言えば春のうららかなイメージを持たれる人もいると思いますが、立春の頃は実は極寒です。立春は、今日から春の気を段々と帯びてきますよ、という日なのです。立春の前日は節分です。節分で厄落としして、春を迎える準備をします。春の始まりの立春には開運する気が充満しています。
この記事を読めば以下の事が分かります。
・立春とは
・立春にやるべきこと
・立春の開運アイテム
・注意すること
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目次
立春とは
立春とは「二十四節気」の中における言葉で、冬が極まり春の気配が立ち始める日の事を言います。まずは立春について解説します。
2023年
立春 2月4日(土)
節分 2月3日(金)
太陽暦と太陰暦・二十四節気について
現在、世界標準として使われている暦は太陽暦です。これは太陽の周りを地球が一周すると1年とカウントします。昔の日本では太陰暦が使われていました。こちらは月の満ち欠けを元にした暦です。この太陰暦では一年が354日しかない計算になり、季節が微妙にズレていってしまうため、閏(うるう)というシステムを使って適宜修正していました。
農業において、種まきや収穫の時期を季節にリングした状態で把握するために作成されたのが「二十四節気」です。この暦では一年を24に分けて、それぞれの季節や農事にちなんだ名前を付けています。二十四節気は、太陽と地球の位置関係で決まります。ちなみに、地球が太陽を一周する時間は365日ぴったりではなく、6時間弱長いのです。そのため、毎年少しずつ位置がずれるために、立春も2月4日になったり3日になったりします。
二十四節気の中において、春の気配が立ち始める日の事を「立春」と言います。立春のあたりが一年中で一番寒い頃であり、この日を境に段々と春らしくなっていくのです。
「立春」は一年のスタート
節分とは、読んで字のごとく、季節を分ける日の事を言います。春夏秋冬と季節を分ける立春・立夏・立秋・立冬があり、現代では立春だけがクローズアップされるようになっています。これは昔の日本では、春は一年の始まりとされ、特に大切にされたためだと考えられます。そのため、春が始まる前の日、つまり冬と春を分ける日には「節分」という名前が付いています。
節分の日は邪気を祓う行事が全国的に行われます。豆まきや柊の小枝に焼いた鰯の頭を刺してそれを門口に飾る行事など、その土地によっていろいろな節分の邪気払いの方法があるようです。
新しい春には新しい運気へ切り替えが起こります。節分の日に一年分の邪気を祓い、そして立春を迎える事は王道の開運行動です。
春分とは違います
立春と春分は、言葉が似ているのでごちゃまぜになってしまいやすいですよね。「立春」は春の始まりです。これに対して「春分」は昼と夜の長さがほぼ同じで、季節としても春も進んでいる頃になります。二十四節気において春分・夏至・秋分・冬至のそれぞれの中間点が、立春・立夏・立秋・立冬と考えると分かりやすいかもしれません。立春は「冬至」と「春分」の中間点です。
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立春にやるべきこと
新しい運気に切り替わる立春の日。せっかくの新しいスタートをどのように過ごせば開運行動になるのでしょうか。以下スピリチュアル的な事も交えて解説します。
「立春大吉」縁起
「立春大吉」とは、春先に蕾が花開くように、天地自然の正しい御神気をいただき福をもたらすという縁起物です。自分で書いても良いし、全国の寺社で求める事もできます。立春大吉の文字は左右対称であり、表から見ても裏からみても立春大吉と読め、大変縁起の良いものとなっています。この文字のお札を玄関に貼っておくことで、鬼が入る事が出来ないという厄除け・災い除けとなっています。このお札は、立春から雨水までの間に玄関に貼るもので、2023年は2月4日から2月19日の間に貼りましょう。
若水を汲む
立春の朝一番に汲んだお水の事を若水と言います。この若水は、一年の邪気を祓うと言われていて、開運効果も高いものです。汲んだ水は神棚やご先祖様に供えた後、お茶を沸かすなどしていただきましょう。たとえ水道水から汲んだ水だとしても、ちゃんと効果はあるようです。
朝日を浴びる
この日は春の始まりで、一年のスタートを切る日とも言えます。お正月にご来光を拝むのと同じで、朝日を浴びて良い気をたくさんいただきましょう。太陽の光は、パワーの源です。
身の回りのものを新調する
身につけるもの(下着など)・日用品(タオルやハンカチなど)を新調しましょう。新しい物を身に着けて、新しい春の気を身にまといましょう。
お財布を新調する
春に新調したお財布は、お金がはる(張る)から縁起が良いと考えられています。春財布は金運アップにつながる開運アイテムとして知られています。春財布としてお財布を新調できる期間は限られていますが、いくつか説があるようで、冬至~立春の間・立春~啓蟄の間、または立春~雨水の間と考えるのが一般的なようです。立春に新調したお財布は、金運アップのための開運アイテムなのです。
立春朝搾り
節分の夜から一晩中もろみを搾り続け、立春の早朝に搾りあがったばかりの生原酒(日本酒)を、その日のうちに手元に届けてもらい、生まれたての新酒で生まれたての春を祝うお酒の事を立春朝搾りと言います。この立春朝搾りは、神主さんにお祓いをしていただいてからの出荷となりますので、縁起酒となっています。
新しい事を始める
「一年の計は元旦にあり」です。太陽暦1月1日に立てた計画や目標の軌道修正も含めて、何かひとつでも新しいチャレンジをするべく計画を立て、目標に向かいましょう。
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立春の開運アイテム
立春の気は新しい春・新しいスタートの気を帯びています。それでは、その新しい春の運気を自然から取り入れるのにはどうしたらよいでしょうか。昔から言われている開運アイテムをご紹介します。
開運植物
梅の花……玄関や東の方角に飾る
ふきのとう・明日葉・さやえんどう……若水で料理する
開運魚
白魚・にしん・イワナ……立春朝搾りと共にいただく。
開運アクション
若水でいれたお茶を飲む。
立春を過ぎて最初の午の日にお稲荷さんにお参りに行く(稲荷詣り)。
メジロを見る事が出来たらラッキー(目白押し)。
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まとめと注意したい事
立春の頃は一番寒い頃ですが、この寒さの中で春の気配が漂い始めてくるのですね。春が立ち始める日が立春です。春の気配は命の芽吹きの時でもあります。成長するエネルギーに満ちています。この気をいただかないなんてもったいない!
立春にはたくさんの開運アクションがあります。出来る事をどれかひとつだけでも取り入れてみましょう。
ひとつ注意したい点があります。
立春を迎える頃は、土の中で準備をしてきた芽が吹き出します。これと同じように、身体の中から蓄積していた病も出てきます。そのために春先に体調不良を起こしたり、眠いと感じる人が多いと言われています。スギの花粉症も出てくる時期です。立春はエネルギーの切り替わりの時ですので、節分で邪気払いをして、新しい春の成長エネルギーに負けないようにしましょう。
占い師:うめざわみき
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