冬至のスピリチュアルな意味と過ごし方!2023年に向かって!
今年もあと3ヶ月となりました。年の暮れのクリスマスの直前に、冬至は毎年やってきます。その冬至ですが、夏至と共に昔から暦の上でもとても重要な日で、スピリチュアル的に大きな意味を持っています。冬至や夏至は、1年の中でエネルギーが切り替わるポイントなのです。
この記事を読めば以下の事が分かります。
・冬至について
・冬至のスピリチュアルな意味
・冬至の過ごし方
最後に
・2022年の冬至について
2023年以降の事についても触れました。
ご参考になれば幸いです。
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目次
冬至について
冬至とはいったい何なのでしょうか?ここでは冬至について解説します。
冬至とは
冬至とは、北半球では昼の時間がもっとも短くなり、夜の時間がもっとも長くなる日の事を言います。天文学的に言えば、1年のうちで最も太陽が南寄りになる日の事を指し、太陽黄経が270度となる瞬間を「冬至」と定義します。ちなみに、1年の中で1番日が長く、エネルギーが最も強くなる日を夏至と言います。冬至と夏至の昼間の時間差は5時間ほどになります。冬至とは、1年の中で1番日が短く、太陽のエネルギーが最も弱くなる日なのです。
「二十四節気(にじゅうしせっき)」のひとつ
二十四節気とは、1太陽年を日数、あるいは太陽が移動する天球上の道「黄道」上の視位置によって24等分し、その分割点を含む日に、季節を表す名称を付けたものの事を言います。冬至は立春から数えると22番目に巡って来る、冬の季節の名前のひとつです。
太陽が生まれ変わる日
冬至は1年の中で1番太陽の出ている時間が短く、そのために太陽のエネルギーが最も弱くなる日です。つまり、冬至の日は境目であり、この先は太陽の力が再び蘇ってくる分岐点です。このことから、冬至は「太陽が生まれ変わる日」として、世界中で考えられてきました。
冬至祭
冬至は太陽が生まれ変わる日です。これをお祝いして、世界中で冬至の祝祭が行われてきました。冬至祭は洋の東西共に、復活祭として重要視された日です。ヨーロッパではクリスマスと一緒にお祝いする事が多いようです。日本でもこの日に祭典を行う社寺が各地にあります。また、東洋では冬至の日を境にして、運が上昇すると考えられています。
一陽来復(いちようらいふく)の日
冬至には「一陽来復の日」という別名があります。冬至は陰の極みの日で、その翌日から徐々に陽の気が入り込んで行きます。陽の気が入り込む、つまり、この日を境に運が上向いていくと考えられているために、冬至の日は一陽来復とも言われるのです。
東京にある穴八幡宮では、冬至から節分までの期間に「一陽来復御守」を頒布されています。「一陽来復御守」は、自宅や職場に決められた時間・方位にお祀りし、お金が過不足無く巡りますようにというご祈願をした御守で、金銀融通を叶えてくれるものとして有名です。
伊勢神宮の日の出
冬至の朝、内宮の宇治橋のど真ん中からご来光が昇るという神秘的な現象を望む事が出来ます。この現象は、冬至を中心として前後約1か月、宇治橋の鳥居から日の出が昇る様子が見られるそうです(11月下旬~1月下旬の午前7時半頃)。この日の出の神々しさは特別ですね。
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冬至のスピリチュアルな意味
冬至は陰のエネルギーが非常に強い日です。その影響は、私たちにさまざまな変化を起こしてくれます。ここでは冬至のスピリチュアルな意味について解説します。
冬至は陰が極まる日
この日は昼の時間が1年の中で最も短い日。太陽が沈んだ後の時間帯は、陰のエネルギーの時間帯と言われています。この陰のエネルギーの時間が最も長いのが冬至です。つまり、冬至は陰が極まる日なのです。スピリチュアル的に言えば、宇宙から地球に降り注ぐ陰のエネルギーが最高潮に達する日です。
この日を境に、陽のエネルギーがまた入り込み出し、太陽のパワーがどんどん高まっていきます。陽のエネルギーが入り込む分、運もどんどん上がってゆくと考えられます。
自分の内側に向き合いたい日
夏至から冬至に向かうにつれ、陰のエネルギーはどんどん高まって行きます。陰のエネルギーは内向きなので、内面への意識は強くなると言われています。つまり、冬至に近づくほどに、自分の内側に意識が向きやすく、自分自身と向き合いたくなる傾向が出てくるのです。冬至は陰が極まる日なので、自分の内面に向き合うのには最適な日と言えるでしょう。
再生する日
冬至とは、生命力の象徴である太陽のパワーが最も弱い日、つまり最も死に近い日であるとも考えられます。この冬至の日を境にして、太陽のパワーは再び蘇ってきます。このことから、冬至は自分の中に眠っている可能性を探し出し、再生するためのチャンスの日と捉える事が出来ます。
未来への希望が見え出す日
再生が叶ったら、後は希望が見えてきます。冬至を境に、昼の時間は少しずつ長くなっていきます。未来への希望がどんどん膨らんで行きます。
デトックスに良い日
冬至はエネルギーが切り替わり、再生が始まる日です。これに伴い、要らなくなったエネルギーが浄化されやすい日とも考えられています。夏至のエネルギーは表に出てゆくような活性化された発散するようなエネルギーですが、冬至のエネルギーは内側に向かっています。一見すると、うつ状態に見えてしまうような状態になりがちですが、実はデトックスしている最中なので、エネルギー不足の状態です。昔から冬至に食べると良いと言われている食べ物をいただき、身体を休めてリセットしましょう。
眠くなる人もいる
上記のような理由で、冬至の前後はエネルギー不足に陥ってしまいがちです。強烈な眠気に襲われる人もいます。陰の強いエネルギーがバランスを崩してしまうために眠くなる人もいるようです。
不調を感じる人もいる
眠くなるのを通り越して、不調を感じる人もいます。ひどく疲れを感じたり、意味もなく落ち込んだりする場合もあります。特にエネルギーに敏感な人は不調を感じやすいようです。
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冬至の過ごし方
人の心や体にもダイレクトに影響を及ぼす冬の日は、どのような過ごし方をすればより良く過ごせるのでしょうか。ここでは冬至の過ごし方について解説します。
朝日を浴びる
朝日にはセロトニンを分泌させる力があります。セロトニンは脳内の神経伝達物質のひとつで、心を安定させる効果があります。特にうつや精神が不安定になりやすい冬至の日には、朝日を浴びた効果は大きな物になるでしょう。朝日をしっかり浴びて、陰陽の切り替えに対処しましょう。
かぼちゃを食べる
「冬至の日にかぼちゃを食べれば風邪をひかない」と昔から言われてきました。夏の太陽の光をたっぷりと浴びて収穫されたかぼちゃを保存しておいて、太陽のエネルギーの最も弱い冬至の日に食べる事は、太陽のエネルギーを補うという意味があります。また、かぼちゃには身体を温めてくれる作用もあり、寒い季節に食べる物としても優秀です。地域によっては、かぼちゃに小豆を合わせた小豆かぼちゃとして食べるところもあります。
また、かぼちゃは別名「南瓜(なんきん)」ともいい、かぼちゃが金運を表わす黄色をしている事と、瓜(きん)の読み方が金と同じであることから、金運アップの効果があるとも言われています。
「ん」が二つ付く物を食べる
昔から冬至の日に、名前に「ん」が二つ付く食べ物を食べることで、運を呼び込むことができると言われています。この縁起かつぎの風習を「運盛り」といいます。冬至に食べたい運盛りの食材の事を「冬至の七種(ななくさ)」と言います。
冬至の七草……南瓜(ナンキン=カボチャ)・人参(ニンジン)・蓮根(レンコン)・銀杏(ギンナン)・金柑(キンカン)・寒天(カンテン)・饂飩(ウンドン=うどん)
ゆず湯に入る
日本では、冬至の日に「ゆず湯」に入ると「1年中風邪をひかない」という言い伝えがあります。ゆず湯に入る習慣は、実は意外に新しく、銭湯ができた江戸時代から始まったと言われています。冬至→湯治(とうじ)、ゆず→融通(ゆうずう)をかけた語呂合わせから、お湯に入って融通良く行きましょう、という意味があるようです。
また、ゆずの香りは魔を払ってくれるとも言われており、一番死に近い日である冬至の陰の気から、自分を守ってくれる香りとしても喜ばれたようです。
ゆっくり過ごす
陰のエネルギーが強くなるのに備え、冬至の少し前から心身のコンディションを整えておきましょう。また、当日はゆっくり過ごすのがおすすめです。
1年の振り返りをする
陰から陽へとエネルギーが切り替わる冬至の日に、来年の抱負や目標を定めることで、徐々にその目標へと加速をつけながら近づいていくことが出来ます。
また、その振り返りで自分の長所や改善点を見つけ出すことによって、魂の成長を今まで以上に早めることができるでしょう。
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2022年の冬至について
2022年の冬至は12月22日(木)です。
2022年の冬至のスピリチュアルな意味
2022年の冬至では二極化が表れ始める年だと言われています。ポジティブなパワーを持つ人と、ネガティブなパワーを持つ人が、はっきり分かれていくのが少しづつ分かりやすくなるそうです。
ちなみに
2012年の冬至では、地球が目醒めたと言われ、オカルトという言葉よりもスピリチュアルという言葉の方が優位になってきました。
2020年の冬至は、もうすぐ風の時代の始まりと言われて、ある種の解放感が漂いました。
2021年の冬至では、人間の目醒めが始まり、人類の二極化が始まる特別な日と言われました。人類の二極化とは「目醒めた者」と「目醒めなかった者」に分かれたという事です。
この先、2021年の冬至に起こった二極化は、約10年のタイムラグを経て、アセンションへと向かうと予想されました。
ピリオド9について
風水の世界では、2023年末までの20年間をピリオド8と言い、2024年からの20年間をピリオド9と定義づけています。ピリオド8の世界観では、人は頑張れば頑張るほど結果が出る世界観です。ピリオド9になると、ある意味完成された20年になるので、成果が出にくいという考え方もあります。今まで頑張ってきた人にとっては良い世界ですが、何も考えてこなかった人に対してはそのまま現状維持されてしまいます。それがあなたのひとつの完成形ですね、と言った世界観になると予想されます。
2023年は最後の頑張り時の1年です!ラストスパートで走り切ると良いでしょう。そのためにも、2022年の冬至でデトックスして、大いに内省しておきましょう。
まとめ
スピリチュアルの世界においては、冬至は1年のうちで陰のエネルギーが一番強くなる日だといわれています。「陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ず」という言葉があります。この影響を受けて、私たちの心や体に良い変化が起こる場合も多いのかもしれませんね。
とはいえ、強い陰のエネルギーに対応できるよう、冬至の前後は体調を整えて、当日は故事にのっとり、かぼちゃや冬至の七種をいただいたり、ゆず湯に入ったりしつつ、ゆったり過ごして近い将来に備えましょう。
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