流れ星はスピリチュアルなサイン!その意味とメッセージを解説します
あなたは流れ星を見たことがありますか?見上げた空にさっと流れる星を見つけた時、あわてて願い事を3回口走ったことがあるかもしれませんね。流れ星にはなぜだか不思議と惹かれるものがあります。宇宙に想いを寄せる時、流れ星はその象徴になるのかもしれません。流れ星は天気が良く条件さえ揃えば、わりといつでも見ることができるのです。
流れ星について以下解説してゆきます。
・流れ星とはなんでしょう
・流れ星のスピリチュアルな意味
・流れ星にまつわる言い伝え
・流れ星を見る方法
わくわくして流れ星を見つけてください。
出典: Pixabay
流れ星とはなんでしょう
流れ星とはそもそもどのような存在なのでしょうか?
流れ星の正体
流れ星は「星」と名がついているので勘違いされがちですが、星ではありません。宇宙空間にある直径1ミリメートルから数センチメートル程度の塵の粒が、地球の大気に飛び込んでくると、大気と激しく衝突し、塵は高温となり気化します。その時に大気や気化した塵の成分が光を放つ現象、これが流れ星の正体です。流れ星は「星」ではなく宇宙の「塵」なのです。
流れ星は、晴れた夜であれば1時間も空を見上げていれば2~3個は見ることができるようです。
流れ星は身近な存在
一言で流れ星と言っても、状態によって呼び方が変わります。流れ星の中でも特に明るい物は火球と呼ばれます。時々SNSの投稿で話題となって見られたりもしますね。また、燃え尽きることなく地上に落下したものを隕石や隕鉄と言います。パワーストーンとして人気のあるギベオンはこの隕石で、人生の価値観を変容させる助けとなる石として私たちを助けてくれます。
神様や魂と連携する流れ星
世界各地で良く伝わっている事として、空の星は魂を表しているという事と、その星が流れていく事は誰かの死を表していると考えられている事が見うけられます。昔から、流れ星は魂の象徴として見られるところがあり、その流れ星が落ちてゆく様子が落命のイメージに繋がったようです。魂の扱いは、その土地の宗教観と空の現象である流れ星とが上手く紐づいています。流れ星は天で起こる大気現象です。そのため、流れ星にまつわる言い伝えや神話の中での流れ星の立ち位置は、やはり神様や魂に関連するものとなっているようです。
流れ星のスピリチュアルな意味
ここでは流れ星のスピリチュアルな意味を解説します。
宇宙のエネルギーに共鳴する
流れ星は、宇宙に浮かぶ塵が大気と摩擦して起こる現象です。宇宙から来た物質が地球の大気と出会って、そこでエネルギーが発生するのです。この宇宙エネルギーが降り注いでくる現象が流れ星です。流れ星を見る事は宇宙エネルギーを浴びて宇宙と共鳴する事になります。宇宙のエネルギーに共鳴する事は波動を高める事になります。
幸運の訪れの予兆
日本では「流れ星が輝いている間に願い事を3回唱えると、その願いが叶う」と言われています。実際には、流れ星が流れている間に3回願い事を繰り返す事はなかなか難しく、また流れ星を見た時に願い事がとっさに浮かばない場合も多いでしょう。とはいえ、願い事を具体的に思い描いて強く意識するという行為自体が、引き寄せを発動させます。結果として、流れ星という宇宙のエネルギーを浴びたあなたの願いは叶いやすくなると思われます。
あなたの今の願いに応じて、運命の出会いが待っていたり、収入が増えたり、病気が癒えたりするでしょう。人生の良い転機となる場合もあるでしょう。
あなたを見守る存在からのサイン
キリスト教圏では流れ星は天国のかがり火で、イスラム教圏では流れ星は天使の光の矢です。どちらも天の存在に関わっています。その流れ星を見た時のスピリチュアルメッセージは、「あなたを見守っている存在がいます」となります。
天からの庇護を受けているありがたいサインなのです。
素敵な出会いの予感
流れ星のスピリチュアルサインは、幸運の訪れです。これを恋愛面に当てはめてみると、素敵な出会いや結婚へのステップ、さらには妊娠の喜びというような幸せが待っているのです。
ただし、赤い流れ星を見た場合は注意が必要です。赤い流れ星はトラブルの要素を秘めています。恋人がいる人は、その人との関係性を客観的に見直す必要があるかもしれません。片思いの人は、お相手についてもそうですが、自身の恋愛観についても今一度、あらゆる角度から検討し直してみましょう。
その人はソウルメイトかもしれません
誰かと一緒に夜空を見上げていて、そこに流れ星が降ってきた場合、その人とあなたはソウルメイトの間柄かもしれません。流れ星を見る事で二人の心がより前向きに共鳴し合います。今後もご縁の深い良い関係性を築いてください。これ以上に強いあなたの味方はいないでしょう。
転機のサイン
流れ星を見た時は、転機が訪れている場合もあると書きました。この転機については、宇宙エネルギーの力が働いていますので、大きくステップアップする事になるでしょう。
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流れ星にまつわる言い伝え
ここでは世界各地に伝わる流れ星に関する言い伝えを集めてみました。
流れ星が消える前に3回願い事を唱えると願いが叶う
日本国内において最も有名な言い伝えは「流れ星が輝いている間に願い事を3回唱えるとその願いが叶う」というものでしょう。
「流れ星を見たら願い事をする」という言い伝えは、欧米のキリスト教圏にも広く分布しているようで、その内容は2つあります。
- 神様が人間界の様子を覗き見するために開けた戸口から天の光が漏れ出し、それが星となって流れる。神様が戸口を開けるのは一瞬だが、その一瞬の間に願い事が届けば希望は叶えられる。つまり、流れ星が降りた瞬間に願い事を唱えなければ神様に届かない、というお話。
- 天国に行けない霊魂は煉獄(天国と地獄の間に位置する、生前の罪を償うための中間的な世界)に止まって罪を償っていて、流れ星を見た人が祈りをささげてくれると天国に移ることが出来る、というお話。
流れ星を見る事は運をつかむためのチャンスなのですね。
日本の各地の言い伝え
日本においては、天変地異などの凶変の前兆という言い伝えはあまりなく、個人的な凶事の前兆と見る例が多いようです。
「流れ星の多い年は稲の実りがわるい」
「流れ星を1晩に3つ以上見たら親族間に不幸が起こる」
「流れ星を子供が見ると若死にする・出世しない」
「流れ星を見た晩には恐ろしい夢をみる」
これらの言い伝えには災いを避ける方法として、唾を吐くとこの凶事から避けられると伝わっている所も多いようです。
また、吉兆のサインとする言い伝えもあります。
「流れ星を見るといいことがある」
「病人が流れ星を見ると早く良くなる」
日蓮さんに暗示的に流れ星が降った話
鎌倉時代、日蓮宗の祖である日蓮さんが、時の権力者により処刑されそうになった場面で、流れ星が出現して斬首をまぬかれたそうです。その後、佐渡に流される前にしばらく逗留したお寺さんに流れ星(隕石)が落ちたそうで、そのお寺さんでは現在も隕石が落ちた跡がみられるようです。
中国神話より
中国では神(天帝)のお使いが流れ星であるという見方があるそうです。
また、中国の小説『三国志演義』では、人の生死を告げるような暗示として流れ星が登場します。内容としては諸葛亮の陣営に赤く大きな流星が3度流れ、これにより諸葛亮は自分の死を察知するというものです。この話から、中国では流れ星と人の死を結びつけるという考え方があるようです。
ネイティブアメリカンの世界観
ネイティブアメリカンの世界では、流れ星は来世に運ばれる人々の魂であるという事です。
ドイツでは金運に関係する
ドイツでは、天使が天国の灯りの芯を引き抜いた時に起こる光が流れ星であると考えられたようです。その流れ星は黄金を運ぶ龍であり、特に明るい火球は黄金をたくさん持っている龍だと伝えられています。また、燃え尽きずに落下した隕石は金銀の核であるとも伝えられています。
ヒンズー教の世界では破片
ヒンズー教の神話の中では、流れ星は魔族のラーフから飛び散った破片とされています。ラーフは日食や月食に深いかかわりを持つ神族(魔族)です。
イスラム教の世界では小石
イスラム教の世界では、流れ星は悪魔に対する小石として登場します。天国の入り口にいる悪魔に対して投げられた小石が流れ星となっています。
キルギスタンの伝説では火のついた矢
キルギスタンの伝説において、天使が悪霊カールに放つ火のついた矢が流れ星だとされています。カールは、人間に罪を犯させてその魂を地獄に運ぶ悪霊です。
ウイグルでは悪党の成れの果て
ウイグルの言い伝えでは、改心できない悪党が神様によって天火で焼かれ、逃げ出したがその火は消える事がなく、あちこち星を走り回っている間に流れ星になってしまったという事です。
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流れ星を見る方法
流れ星にまつわる言い伝えには凶事も多いようですが、流れ星のスピリチュアルな意味においては宇宙からきたエネルギーとの共鳴です。宇宙のエネルギーに触れる事は波動を高める事になります。ここでは流れ星が見やすい条件を載せておきますね。
晴れた日
当たり前ですが、雲のかかっている日は見えません。
月明かりがなるべくない日
明るい月が空に出ていると、その明るさによって暗い流れ星が見えなくなってしまいます。
また、人工の明かりもなるべくないところを探しましょう。
空が広く見渡せる場所
天の川が見えるような広い場所がおすすめです。
放射点が高いところ
放射点の高度が高い(頭の真上に近い)ところでは、塵が真上近くから大気に飛び込んでくるために塵の数が多くなります。そのため、流星の数も多く見られます。
流星群に合わせて見にいく
毎年ほぼ安定して多くの流れ星が出現する3つの流星群、「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」は狙い目です。
夜中の零時から日の出までの時間を狙う
地球の公転運動と太陽との位置関係から、流れ星がもっとも多く流れる時間帯は、夜中の零時から日の出までということになります。
流れ星は肉眼で充分見えます。すぐに見えなくても余裕を持って空を見上げてみましょう。
まとめ
流れ星は光ったと同時に流れてすぐに消え去ってゆきます。一瞬のはかない美しさのその内容は、宇宙エネルギーの塊です。このエネルギーを有効活用しない手はありません。いざ流れ星に遭遇した時あわてないように、流れ星を見たらやるリストを頭の中で作成し、唱える願い事を作っておくといいかもしれません。
もし、最近ついてないなぁとか、元気がないなぁと感じるのであれば、天気のいい晴れた夜に、なるべく光のない空が広く見える場所に行って、流れ星を探してみるのはいかがでしょう。
占い師:うめざわみき
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