ヨーロッパのクリスマス伝統菓子でクリスマスを迎える季節を楽しんでみませんか?

クリスマスイブまで楽しめる、その伝統菓子の楽しみ方と伝統菓子から生まれる熟成エネルギーで自分を変化させる方法を、スピリチュアルライフアドバイザーのKAORUがお伝えします。

心ときめくヨーロッパのクリスマス伝統菓子

クリスマスには華やかなデコレーション、クリスマスツリー、プレゼントなど楽しみ方がたくさんありますが、手作りのお菓子もクリスマスの雰囲気をぐっと盛り上げてくれますね。

クリスマスのお菓子といっても種類は豊富です。特にクリスマスの本場ヨーロッパの伝統菓子は多種多様、各国でイエス・キリストの降誕をお菓子とともに祝っています。
そこで、代表的なヨーロッパのクリスマスの伝統菓子をご紹介します。

【シュートレン(ドイツ)】
シュートレン(Stollen。ドイツ風発音だとシュトレン、日本語表記ではシュトーレンとも)とは「坑道(トンネル、地下道)」を意味します。
パン生地にドライフルーツとナッツを練り込み焼き上げ、仕上げにたっぷりのバターを塗り、また粉砂糖を白くなるまでふりかけた重みのある菓子パンです。日持ちすることが特徴です。
生まれたばかりのおくるみに包まれたイエス・キリストの姿といわれています。

【ブッシュ・ド・ノエル(フランス)】
木の切り株の形をした「クリスマスの薪」という意味のケーキです。
キリスト教の儀式である木を燃やして悪を払う、このときに使われた丸太を模しているといわれています。

【パネットーネ(イタリア)】
15世紀、ミラノの宮廷で働くトーニという若い職人が作ったパンが始まりで「パーネディトーニ(トーニのパン)」と呼ばれていました。後にその名前が訛りパネットーネとなったといわれています。
パネットーネ酵母のブリオッシュ生地にドライフルーツを混ぜ込み焼きあげたドーム型の菓子パンです。

【クリスマスプディング(イギリス)】
別名「プラムプディング」ともいわれ、プラムは干しぶどう、プディングはデザートを意味します。
中世時代に作られていたフルーツと肉を入れたスープが原型といわれています。
ドライフルーツやナッツ、スパイスを入れて焼きあげたずっしりとして濃厚なパウンドケーキに似たお菓子です。


アドヴェントはドイツの伝統菓子シュートレンで楽しもう!

デコレーションや食べ物を準備して楽しむことで知られるクリスマスの本場ドイツ、その期間をクリスマスの伝統菓子、シュートレンで楽しむ素敵な習慣があります。

シュートレンは、バターと砂糖をたくさん使用することで、日持ちのするお菓子に仕上げられ、通常1カ月は常温保存でも食べることができます。

シュートレンは、洋酒に漬けたドライフルーツ、ナッツの風味、そして旨味が日を重ねるごとにパン生地へ染み込み熟成されていきます。

クリスマスイブまでの4週間を「アドヴェント」といいます。クリスマスまでのアドヴェントの間、シュートレンを少しずつ薄く切って食べ、日に日に変化するその味を、近づくクリスマスを楽しみます。

クリスマスが近づくに連れて美味しく深い味わいになるシュートレン、その変化を味わいながらアドヴェントを過ごす、工夫と知恵が詰まった自然の恵みは、私たちの人生を丁寧に楽しませてくれそうですね。

シュートレンの美味しい食べ方

クリスマスシーズンの寒い時期なら、常温でも1カ月程度日持ちのするシュートレン。

イブまでの4週間の間に少しずつ食べるために作られているので、日持ちがするのは当然ですが、シュートレンは小麦粉の量を100とすると、水分量を25以下にするように決まっています。これは日持ちをさせるためで、カビを防ぎ腐りにくくなります。

またシュートレンは焼き上がりに何度もバターを塗り表面をコーティングしていきます。そして酸化の早いバターの上に粉砂糖をまぶしていきます。砂糖が水分を抑えてくれる働きをします。
砂糖は水分を含むと透明になっていきますが、もし置いているシュートレンの表面の白い部分が少なくなってきた場合には、砂糖が水分をかなり吸っているというサインなので早めに食べ切った方が美味しいうちに食べられるでしょう。

ただ、シュートレンを手作りした場合には市販のものと比べて、バターの分量が少ないなどの理由から、早めに痛んでしまうこともあります。1カ月程度日持ちがするからとのんびり構えていると、美味しく食べられる期限が過ぎてしまうかもしれません。
手作りのシュートレンは2週間を目安に食べたほうが良いでしょう。

シュートレンは出来てからすぐ食べるよりも、少し寝かせてから食べたほうが美味しいものです。ドライフルーツはラム酒でつけておくので、作って少し置いておくことで味がなじんでいきます。

シュートレンをずっと美味しく食べるコツは、端から切って食べるのではなく、始めにシュートレンの中央にナイフを入れて切り出し、その後切り口をくっつけてラップなどで密着させた状態で保管する方法です。このように保存することで雑菌の繁殖や乾燥を防ぐ効果があります。

シュートレンを食べるときに、ついている粉砂糖が多いと思うなら無理に食べず落としてから食べても問題ありません。

切って常温のままで食べることの多いシュートレンですが、飽きてきたなら10秒ほど電子レンジなどで温めて食べてみることもおすすめです。

シュートレンの美味しさで近未来の自分を変える

クリスマスが近づくにつれてシュートレンは美味しさを増し、熟成していきます。

それと同時にシュートレンのエネルギーも熟成というキーワードを持つエネルギーへと変化していきます。

シュートレンの熟成期間は、私たちにとっても新しい年を迎える前の熟成期間でもあり、一年の体験を通し内面に問いかけることを大切に感じる時期でもあるのです。

シュートレンの熟成していくエネルギーを取り込むとき、自然への感謝、食べることで生きている幸せを感じることができ、私たちの内面を磨くという熟成も助けてくれます。

熟成から伝わる幸福感が心身に伝わること、その感覚はシュートレンが今の時代にも受け継がれる魅力の一つなのではないでしょうか。

シュートレンの日々熟成していく素晴らしいエネルギーは、謙虚であることへと働きかけ、ネガティブなバリアを取り除くことができます。

そして、私たちの熟成期間に起こる人間性の築きに、知恵と工夫を授けてくれるでしょう。
新しい年に向け、近未来の自分を変化させる熟成エネルギー、その風味と旨味は人間味をじわじわと増してくれます。

この数年、シュートレンは日本でもメジャーなクリスマスシーズンのお菓子となりました。
お気に入りの一品をお取り寄せするのもヨシ、店頭で美味しそうなシュートレンを選んでみるのもヨシ。クリスマスイブまで少しずつ楽しみながら、楽しい12月を過ごしたいものですね。

スピリチュアルライフアドバイザー:KAORU

WRITTEN BY KAORU

KAORU
KAORU : スピリチュアルライフアドバイザー  スピリチュアル的なこと、シンプルライフスタイル...