ハート ♡ ハート ♡ ハートの数に圧倒されちゃう!本当に鎌倉時代建立?
福岡県にある恋木神社(こいのき じんじゃ)は水田天満宮という学問の神さまが祭られた神社の境内にある神社なのですが、そのあまりにも凄いインパクトが口コミを呼び多くの女子が集うスポットになっているのです。とにかく「これが鎌倉時代に建立された神社なの?」というラブリーなたたずまい……。
もう、いたることろにハート・ハート・ハートなのです! 社殿の前にある鳥居にもしっかりハートマーク! 社殿へと続く参道はその名も“恋参道”! こちらもしっかりハートマーク。手水舎やおみくじを結ぶ場にもハートマーク! ここまでハートマークと全面ピンクっぽいという乙女チックな神社はちょっと類をみません! しかも、企業がやっている神社では無くて、鎌倉時代からある神社というのが凄いです!
出典:無料写真素材写真AC
日本でこの神社にしかいない謎の神さま“恋命さま”
もう一つ、この恋木神社の特色は祭られている神さま! 「恋命(こいのみこと)」という神さまなのですが、この神さまが由来的にも謎なのです。日本神話にはそれらしい神さまはいないので、別名を持っている神さまかもしれません。今現在では日本でこの恋命さまが祭られている神社は恋木神社だけで、恋に特化した非常に珍しい神さまなんですね。
さらに不思議なのが、学問の神さま菅原道真公を祭る水田天満宮の中にこんな乙女チックな恋愛神社があるのだろう? どうも、水田天満宮は菅原道真公のご家族と関係がある地のようで、生前に左遷させられて家族と会うことが出来なかった菅原道真公の家族への思いのために水田天満宮の隅に小さな祠を立てたのが恋木神社の由来のようです。もとは会えぬ家族への恋心から始まった神社なのですね!
吹っ切れた乙女チックさは女子へのピンク色のエール!
本来ハートマークは江戸時代にないし(九州といえどもキリスト教的なものを飾れないでしょうし)恋愛=ハートマークというイメージが明治⇒昭和⇒戦後とどんどん大衆に受け入れられていく中で、神社を改装する中でどんどん恋愛成就神社に進化していったんでしょうね!道真公の家族への届かぬ恋心を形にした神社が、今は女子の届かぬ恋心を応援する神社へと大変貌を遂げたのでしょう! それにしても、この乙女チックな雰囲気はすでに“コスプレ”です!
この神社では、「新しい出会い」や「片想いを両想いに」という恋愛成就・出会い祈願こそ願うべきスポットでしょうね。結婚うんぬんよりも「ハートに包まれたい!」という気持ちのお参りがベターです! お参りがすみましたら、是非「恋おみくじ」を引いてみましょう! 恋木神社のおみくじは恋愛に特化したおみくじです! 恋命さまからの恋の指南が書いてあることでしょう!
格調高くなっていく神社もありますが、恋木神社のように庶民に寄り添って進化していく神社もあります。このポップでライトな雰囲気は他では絶対に体験できない不思議ワールドですよ!
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