■M字相(ラッキーM)ってどんな相?

M字相は、手の平の「感情線」「運命線」「頭脳線」「生命線」の交差したところを繋いでいったときに「M」という字に見えた場合の相を指します。
よく「私はラッキーMの相が出ているから、成功しますよね」という方がいますが、実際にはM字相でなかったり、効果が薄いM字だったりすることも多く、この相のある人自体も珍しい相ではないので意味を知ることが大切です。
M字相は、幸運(成功する)相というよりは、バランスよい感覚を持ち成功する可能性を秘めている、と言った方がよい線です。


出典:花岡正人

では、どのようなM字ならその意味が強くなるのか見ていきましょう。





■「よく見たらM字かも」「M字っぽい」は効果薄い

パッと見た時に「M字」に見えることは非常に大切で、それだけ4本の線がしっかり観えることが前提となります。
特に「運命線」は、なかったり他の線より薄いことが多いので、他の線と同等もしくはそれに近い太さ・濃さがあるかをまずはチェックしましょう!

★「運命線」が頭脳線との交点から感情線の交点までしっかり出ている
運命線は、強い意志を持って力を発揮できているかで線が現れます。
手首上などから中指下に向かって昇る線で、流年法という年齢に当てはめて観る手法があります。
頭脳線と交差するところを35歳、感情線と交差するところを56歳とみるのが一般的なので、この働き盛りで家庭が充実している時期の運命線が濃く太くしっかりしている人は人生において成功しやすく幸運となりやすいと言えます。
もちろん、若年期や晩年期にもきれいな運命線があれば、生涯意志の強さを発揮できるとも言えるのですが、何事も無理しすぎずバランスをとることが大切なので、よりM字に見えるのは、この中年期(充実期)の運命線が濃く乱れていないことが重要です

★悪い相でなくても珍しい相はM字にならない
以前投稿した「マスカケ相」や「KY線」、「短い感情線」などは、個性の現れであり良い相としても取り上げられますが、M字にはならない相の代表です。
これは、マスカケやKY線の人のような、天下取り相とかリーダー相と言われる相は良い意味で強い個性ではありますが、強さが失敗のリスクも含んだ運勢になりやすい人とも言えます。
つまり、M字相が、“バランスのとれた感覚で自ら運を切り開いて実現していける可能性”を持っている相であり、マイナスとなってしまうような個性が少なくバランスよく調整できる才能でもあります。

★基本はやはり3大線がしっかりしているからこそ出来るM字
幸運を得る基本はM字に限らず、「生命線・頭脳線・感情線」が濃く太く乱れず切れず延びていることがそれぞれの線の意味を強くして良相と言えます。
M字に見えるのも、運命線以外のこの3線がしっかり延びていてこその幸運になります。

・しっかりした生命線・・・健康な身体と良好な家庭運、包容力を表します
・しっかりした頭脳線・・・バランスのよい志向性で頭の使い方に長けた資質を表します
・しっかりした感情線・・・愛情豊かで、常識的な人間関係を築ける人間性を表します

■M字相は珍しくはないが、運勢を作っていける才能

メディアや雑誌などでも「幸運のM字相」として、よく登場する相ですが、決して珍しくはなく、5割くらいの方にはあります。
ただし、運命線がはっきりは見えていなかったり、他線が乱れている人などを除くと、線の意味を強め運が開けやすい人として2、3割の人にしかない、バランス感覚の良さを感じます。

このM字だけではもちろん判断できませんので、総合的に観ますが、乱れなくはっきりM字に見える人はやはり、自力で運を切り開き作っていける意志の強さと行き過ぎないバランスの良さを持っていると言えます。
もし、あなたがM字相の持ち主であれば、努力を惜しまず環境や人間関係の波をうまく利用する力がありますので、無理せず楽しみながら目標に向かって前進することをお勧めします。今年もさらなる飛躍を期待しましょう!





手相セラピスト:花岡正人

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