★10月から担当制になります! 3人の占い師! ウラスピナビメルマガ登録はこちらから!

【手相】指のピクピクですぐに分かる疲労チェック  

■身体のどこが疲れているのか簡単に観ることができます

手の平の線や、色、膨らみなどで健康チェックすることは手相学や掌紋医学にて、別の記事でいくつか紹介させていただきました。

(別記事「手の平の色」「健康線」「放縦線(不摂生)」「認知症」「寿命」など参照)

今回は、簡易的に、誰にでもすぐに試せる、身体の疲労(臓器の酷使)チェックをご紹介いたします。

やることは、手に力を入れて指の動きを見るだけなのです!!


photo by 花岡正人

 

▼チェック方法

どちらの手でも構わないのですが、簡単なので両手ともいっぺんにやりましょう。

① 手の平を広げて、指先までグッと5秒程度で良いので、力を入れます。

② その後に、力を抜いてください。

(この時、力は抜きますが、手の平がすぼまらないように、手相を人に見せるくらいは意識して開いておいてください)

③ この状態で、各指を見て、小刻みに揺れている指があるかをチェックしてください。

ピクピクした揺れがどの指にもない場合は、身体の疲れや、臓器の酷使が出ていない元気な状態です。

 

▼どこかの指が、前後か横にピウピク揺れていませんか?

各指にはそれぞれ意味があり、手相学の健康チェックでも、指の長さや太さ、形などで観る方法がありますが、今回のチェックは、手相占いの要素を含みながら、神経、経絡、反射区なども考慮した整体師や鍼灸師などが取り入れることもある手法も入れて、鑑定する方法です。

指の揺れが大きいほど疲労度は高くなり、両手とも同じ指が揺れていれば、その疲れは一層強く現れていることになります。

左右の違いは、左手が左半身、右手が右半身と捉え、左右が無い臓器の場合は、臓器がある側の手が揺れていると、より疲労度が高いとお考えください。

(肝臓は右手の人差し指、心臓は左手薬指など)

 

そして、揺れ方による違いもあります。

小刻みに「前後に縦揺れ」する・・・身体に炎症が起きて過敏になっています。

(アレルギーや、過労、臓器の使い過ぎによる疲れの現れです)

小刻みに「左右に横揺れ」する・・・身体に疲れが溜まっている慢性的な疲労です。

(臓器の機能低下により、病気にかかりやすい状態になっています。)


出典: Pixabay

■各指の揺れに対応する部分はどこなのか?

では、各指でどのような疲れが現れているのでしょうか。

▼親指・・・脳、四肢(手足)、肺、胸椎の疲れや機能低下

・前後に縦揺れの場合 ・・・ 運動のし過ぎ、過労働状態

・左右に横揺れの場合 ・・・ 脳動脈瘤、慢性的な身体の酷使、職業的手足の疲労

 

▼人差指・・・胃腸、肝臓、膵臓などの腹部の疲れや機能低下

・前後に縦揺れの場合 ・・・ 胃腸炎、暴飲暴食、不摂生など

・左右に横揺れの場合 ・・・ ストレス、胃潰瘍、肝炎など

 

▼中指・・・脳、顔(目、鼻など)、首から上の疲れや機能低下

・前後に縦揺れの場合 ・・・ 眼精疲労や頭の使いすぎ、緊張性頭痛など

・左右に横揺れの場合 ・・・ アレルギー、偏頭痛、血流の滞りなど

 

▼薬指・・・心臓、呼吸器、甲状腺、胸部の疲れや機能低下

・前後に縦揺れの場合 ・・・ 心臓疾患、不整脈、肺炎、呼吸不全など

・左右に横揺れの場合 ・・・ 動脈硬化、喘息、全身疲労、心臓の機能低下など

 

▼小指・・・腎臓、泌尿器、生殖器、耳、骨盤、腰などの疲労や機能低下

・前後に縦揺れの場合 ・・・ 腎炎、胆石、膀胱炎、中耳炎、ぎっくり腰など

・左右に横揺れの場合 ・・・ 糖尿病、腎不全、難聴、腰痛、子宮筋腫、前立腺炎など

 

 

<合わせてみておきたい関連する記事> 

・・・・ 【手相】手の甲の血管が目立つのは老化?病気? 

・・・・ 【手相】これは幸運の兆候なの? それとも病気の兆候? (爪占い) 

・・・・ 【手相】手の平の色で分かるあなたの健康状態 

・・・・ 【手相】あなたの不摂生は放縦線に出ている! 

・・・・ 【手相】手の平に現れる青筋は便秘のサイン!? 

・・・・ 【手相】認知症になりやすい手相ってあるの? 

・・・・ 【手相】健康線がないのですが、長生きできますか? 

 

 

■指のマッサージで疲れもとっていきましょう

もちろん、このチェックにて指がピクピク動いても、上に示すような疾患が必ずあるという訳ではないので、不安になり過ぎないでいただきたいですが、その部分が疲れていると自覚していただき、今の身体の酷使やストレスを和らげる生活習慣の改善を心掛けていただければと思います。

 

今回の疲労チェックにて、どこかの指が揺れた方は、その指を重点的に、マッサージすることにより、血流を良くしたり、経絡やツボへの刺激となって、機能を回復させたり、疲れを取り除く効果が期待できます。

 

指の根元から指先に向けて、しごくようにマッサージすると、揺れていない指は全く痛くないのに、揺れた指は痛みを感じることが分かると思います。

もちろん、マッサージで強い痛みが出るまでやると逆効果なので、適度に調整して揉み解してください。

 

爪の根元には身体の機能を調節してくれるツボが各指にあります。

爪の左右を摘まみ、ひねって揉むことも効果が出やすいですし、指を反らして刺激を加えることも、揺れが無い指でも予防や、健康な臓器を作っていくことに役立ちますので、ぜひお試しください。

 

 

手相セラピスト:花岡正人

WRITTEN BY 花岡正人

花岡正人
★「手相110番」にて執筆者のホームページがご覧いただけます tesou110.wixsite.c...