婚活パーティーに参加したけれど、男性の人気が美人に集中!
その人が選ぶのは、たったひとりの男性なのに……。
結局、男性は女性を見た目で選んでいるのかな?
秋は恋人を見つけたいと思っていたのに、これじゃチャンスがないってこと!?
婚活パーティーのフリータイムで、男性がひとりの美女に群がっている光景を見たことがある人は多いのではないでしょうか?
その理由は、シチュエーションにあります。
今回は、美女を口説こうとする男性の心理と、恋のチャンスが訪れやすいシチュエーションについて解説します。
・男性が美女に群がるのは目標を達成したいから
出典:無料画像素材 写真AC
身体的な魅力が同じくらいの異性を恋人として選ぶという「マッチング仮説」については、これまでのコラムでもお伝えしてきました。
それはつまり、外見の魅力度が同じくらいの相手が心地よく感じるということです。
それでは、なぜ自分の外見よりもレベルが高いであろう美女に、男性は群がるのでしょうか?
人は、やりがいを感じられる事を成し遂げたり、目標を達成するために努力して成果をあげることで幸福感を得られるといわれています。
そのために頑張ろうとすることを「達成動機」といいます。
男性の場合は、この達成動機が女性よりも強く、より高い目標に向かうことで得られる幸福感も大きくなります。
婚活パーティーの場合、たとえ自分と釣り合う外見ではなくても、その中でもっとも美人だと思う人にアプローチするのは、目標を達成したときに得られる幸福感が大きいからなのです。
・ライバルに負けたくないという心理
また、男性は女性に比べて、勝敗にこだわる傾向があります。
これは狩猟時代から受け継がれる男性の本能のようなもので、他の人に獲物を奪われないように戦ってきたため、「ライバルに負けたくない」という気持ちが強いのです。
ただ、マッチング仮説でいうと、美女が選ぶのは自分と外見が釣り合う男性なので、負ける可能性は高いといえます。
勝敗にこだわる分、負けたときの喪失感は大きく、プライドが傷ついてしまいます。
それでも、より高い目標を掲げて、勝負を挑んでしまうのが男性なのです。
・限定的なシチュエーションから脱出する!
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ただし、これは婚活パーティーのような限定的なシチュエーションで働きやすい心理だといえます。
外見の魅力を比較する相手がいなくて、勝たなければならない同性もいない状態では、「より良い人を獲得したい」という心理が働きにくくなります。
そのため、内面の魅力に目を向けたり、相性が良いかどうかという視点で相手を見ることができるでしょう。
ですから、1対1の紹介や、趣味や習い事などの恋愛以外の場所で出会ったときのほうが、相手のことをフラットに見られるということです。
大勢の人が集まるパーティーで収穫がなかったときは、出会いのシチュエーションを変えてみるのもいいですよ!