中秋の名月を眺めながら、すすきを飾って月見団子をいただく……日本の伝統は素晴らしいですね。
占星術的には、月の守護であると言われているのは、なんと「大豆」。
今回の心と身体を整える占星料理研究家のレシピは、月の守護、栄養学的にも優れた大豆を使います。

「日本の伝統食品、大豆」

先日、千葉の『縄文時代の植物の利用』という講義に参加する機会があり、様々なお話を専門家の方からお伺いしてきました。
何故参加したかというと、食べることが好きすぎて、昔の人たちがどんなものを食べていたのか知りたくなった……という簡単な理由です。

大豆と小豆は朝鮮から輸入されてきたものだと思われてきたのですが、ここにきて約5000年前の縄文時代中期から後期あたりで原種子が大型化して、日本独自に栽培されていたというのがわかってきたらしいのです。
大豆にいたっては、野生種の利用は約13500年前からされていたというから驚き。
まさに日本の伝統食品! なんですね。

「大豆に詰まった魔法の効果」

自然のパワーや魔法に関する研究に詳しいスコットカニンガム氏によると「大豆」は月の守護であるとされています。
そんな月の守護パワーは「守護・心霊意識」を高めるというもの。
植物や自然に宿る「スピリット」、昔からある魂のような存在を感じ取る力を高めてくれ、幸せの引き寄せ体質に。そして守護のパワーで悪いものから遠ざけてくれるでしょう。

日本の針供養での豆腐利用についても紹介されています。
針供養というのは『さんざん堅い物を縫ったり刺したりしてきた針さんに柔らかい豆腐でお休みくださいな』っていう民間信仰です。物を大切にしてきた良き文化を私たちも忘れずにいたいものです。

そして、大豆には素晴らしい栄養素が魔法のようにぎゅっと詰まっています。
血中コレステロール値を下げてくれ、ガン予防にも効果があるとされています。
女性に嬉しい美肌効果やPMS(月経前症候群)の症状を抑えてくれるなどの作用も!

今日はそんな大豆を使って、身体を強くしてさらに引き寄せ効果も期待できるかも! 心と身体を整える占星料理研究家のマジカルレシピをご紹介します。

占星術×料理の素敵なマリアージュ
『月の守護で引き寄せ体質に!大豆のドライカレー』をつくってみましょう。

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材料:

合挽肉200g、玉ねぎ小1個、にんじん二分の一、ピーマン1個、ニンニク1片、大豆水煮120g、カレー粉大さじ2、コンソメキューブ1個、炒め用オリーブオイル適宜
★ケチャップ大さじ2、ウスターソース大さじ1、水200cc

作り方:

野菜はすべてみじん切りにしておく。
★の調味料を混ぜておく。
フライパンにオリーブオイル、ニンニクを入れて火をつける。
香りが出たら、玉ねぎ・にんじんを入れて炒める。
玉ねぎに火が通ってきたら、合挽肉を加えて色がかわるまで炒める。
肉に火が通ってきたら、ピーマン・大豆を加え、カレー粉を振りかけてさらに炒める。
カレー粉が馴染んで来たら、★の調味料を全て加え、コンソメキューブも手で崩しながら加える。
軽く混ぜながら煮込み、水分が飛んだら出来上がり!

カレー粉に含まれるターメリックも、昔から悪運退散のおまじないで使われてきた歴史があります。ターメリックは基本的には、「ウコン」と同じものなので、二日酔いにも効果的!

心と身体に効く大豆カレーの魔法、ぜひ試してみてくださいね!

WRITTEN BY 月村 きの

月村 きの
占星料理研究家 &竈の魔女 月村 きの 占星術・タロットは幼い頃より身近な存在で、独学で...