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■人差し指を囲む線は幸運の印?

手相で「ソロモンの環」という線があり、人差し指の根元で人差し指を囲むような線のことを言いますが、珍しい線でもあり、あまり見ることはありません。
しかし、「この線は、ソロモンの環ですか?」と質問されることも多く、ソロモンの環と間違えるような人差し指を囲むような線は多く存在します。


出典:花岡正人

皆さんも、ソロモンの環の意味とその見え方の目安を知って、自分にあれば、自分の才能を試してみるのも良いと思います。

■ソロモンの環は小さく囲む環の方が意味が強くなる

上図をご覧ください。
ソロモンの環は「人差し指の根元を囲むような小さい環」を指します。

元々、「ソロモンの環」という名前は、紀元前のイスラエル王国の王様であるソロモン王にあったとされる線で、諸説ありますが、神様がソロモン王に知恵の指輪を与えたことが由来となり、この線がある人は「知能の優れた人」「幸運が訪れる印」と言われています。
他に、精霊を宿している人に出る線として、自然や動物との縁が強く自然や動物と意志が通じたり、触れ合うことで癒されたり、運を高めたりする能力を授かっているとも言われています。

ソロモンの環の意味を弱めるものや間違えやすいものもありますので、確認してみましょう。

<A> 人差し指の根元で囲んでいるような気はするが、途切れていたり片側だけの線

(ソロモンの環の意味を持ちますが、意味を弱めます)

ソロモンの環のある位置は「木星丘」という人差し指の根元の盛上がりにありますが、木星丘は、意欲や努力、向上心、積極性、野心などを意味していて、その能力が高い人は木星丘がしっかり盛り上がって張りが出てきます。
つまり、ソロモンの環はこの盛り上がりと人差し指の関節のしわの間の境目のしわとして出来るのが理想で、環(弧)の描き方も小さい方が良いのです。
弧が大きくなると、ソロモンの環の意味が少し弱くなり、切れたり、端が薄かったりするのはさらに意味を弱めますが、ソロモンの環の効果は持っています。

<B> 人差し指の根元ではないが、人差し指の下に囲むような線がある

(ソロモンの環の意味は<A>より弱くなり、別の意味の線にもなってきます)

上図のように、人差し指の根元からは離れたり、直線的に出ているような線は、ソロモンの環という呼び方ではなくなり、「マネージャー線」などと呼ぶこともあり、管理能力の高さを示したりします。
また、生命線に繋がるような線は、「努力線」とか「千金紋」「なりあがり線」などいろいろ解釈される線にもなっていますが、マネージャー線も含め、木星丘の積極性や向上心、リーダーシップなどの能力を高める意味となるので、ソロモンの環の意味は弱まるものの、幸運や成功に繋がる目安の線とみてよいです。

<C> 中指の下から人差し指を囲むような線がある
(ソロモンの環の意味は<B>より弱くなりますが、運命線としての意味が強くなる)

上図のように中指の下の盛上がりを「土星丘」といいますが、この土星丘に向かうような線は、「運命線」となり、運命線は、一本でない人も多く、第一火星丘から弧を描いて昇る運命線がある人もいます。
運命線は、その人の意欲や意志の強さが線として現れるので、木星丘から出る運命線であれば、向上心や積極性を強く持って成功しやすいことを意味し、第一火星丘から出る運命線は、木星丘の意味をもっと強くするような野心や、自己本位的で攻撃的にもなるような自己主張の強さが出るので、アナウンサー線などという鑑定師もいますが、自分を積極的にアピールして成功しやすい線となります。

以上のように、いずれの線も人差し指やその下の木星丘の「積極性」「向上心」「努力」などを意味する行動で成功しやすい意味となる幸運の線と観て問題ありません。

人によっては、人差し指の下に出る縦線の「向上線、努力線、希望線」と呼ばれる線を横切る障害線となる人もいますので、気になる人は鑑定師に観てもらうことをオススメします。



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■人差し指に指輪をするとソロモンの環が出来やすいですが……

始めにお伝えしたように、ソロモン王に、このソロモンの環があったという事が名前の由来となっていますが、神様から与えられた指輪を人差し指にしていたことで、指を曲げた時に環となるようなしわが出来やすくなって作られたのではないかという考えもあります。

人差し指を良く動かすことは、人間の脳を活性化して、能力を上げたり、エネルギーを高めることとして脳科学や東洋医学でもよく言われることです。
その結果、運をよくすることにも繋がるので、人差し指を良く動かしてしわとして、ソロモンの環を作ることは開運に繋がります。

簡単にソロモンの環を作るのに人差し指に指輪をすると良いと説明する鑑定師の方もいます。
特に左手は、エネルギーを取り入れる場所なので、人差し指の根元の「木星丘」にエネルギーが集まり、木星丘の意味となる積極性や向上心、野心などが高まり仕事運が上がるとも言われますが、指輪については、逆にエネルギーを止めてしまうという霊能師の方もいますので、ご自身の判断でしていただきたいです。

しかし、ソロモンの環でも、それに近い環であっても、人差し指を囲む線は木星丘の意味を高めますので、人差し指をよく使うような、摘まむ動作での書く作業や細かい手作業も良いですし、強くモノを握るような野球やテニス、バドミントン、卓球などのようなスポーツも積極性や向上心を高めます。

女性は、この線が強く出すぎると、男勝りの強さにもなってしまいます。
小指をよく使えるようにするとおしとやかさや美的能力が上がりますので、自分の足りないものを補うようにするのも良いですね。


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手相セラピスト:花岡正人

WRITTEN BY 花岡正人

花岡正人
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