太陽と戦の象徴・雄鶏

ニワトリと言えば「コケコッコー」と朝一番を知らせてくれる鶏。
大昔から「夜明けを告げる鶏」として、世界中で「太陽崇拝」の象徴とされてきました。

中世ヨーロッパでは、魔除けとして屋根に風見鶏が取り付けられたという話もあります。

日本神話では、天の岩戸に閉じこもった太陽の神・天照大神をあの手この手でこの世に引き出してくる「天の岩屋戸」の中で、最後の重要な役割として出てきます。

そのため、世界各国で雄鶏は「太陽神のシンボル」として崇められてきたわけです。

西洋には一般的に物質に対して4元素(エレメント)「火・水・土・風」という考え方があり、占星術にもこの考え方が深くかかわっています。

雄鶏は一夫多妻の習性をもち戦闘的な性格もあるため、火のエレメントであり「戦いの神マルス」の聖鳥とも言われているのです。

ニワトリの夢は吉夢?

夢占いで「金のニワトリ」が出てきたら大吉夢!

仕事運、金運、恋愛運まで大盤振る舞い。幸運の訪れはすぐそこに!
他にもニワトリが朝早く鳴いている夢が見られたら、ラッキーチャンスが訪れる知らせなのだそうですよ。
そんな夢をみたら朝から元気になっちゃいそうですね。

ですがひとつご注意を。

逆に夜中にニワトリが鳴いたり騒いでいる夢の場合は、あなたの身に危険が迫っているというメッセージ!
そんな夢を見た時は、気を引き締めて危険から身を守ってくださいね。

今回は、「戦いの神マルス」の力を借りて勝負に勝つ!というジンクスの鶏レシピをご紹介します。
こちらも火のエレメントである、ニンニク・生姜も使って体の中からしっかり太陽を目覚めさせていきましょう。

占星術×料理の素敵なマリアージュ
『勝負に勝つ!炊飯器でつくる簡単・鶏のサムゲタン風雑炊』をつくってみましょう!

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材料:

手羽元4~6本(鶏ももや胸肉でも代用可)、長ネギ1本、じゃがいも半分、生姜・ニンニク各1片、米0.5~1合、顆粒鶏のもと大さじ1、酒大さじ1、ごま油小さじ1

作り方:

ネギは斜め切り、じゃがいもは薄切り、生姜とニンニクはそれぞれ薄切りにしておく。
米は炊飯器に入れて洗い、水を切っておく。
鶏ももや胸肉を使用する場合は、余計な脂肪を切り取り広げておく。
米の上に鶏肉、ネギ、じゃがいも、生姜、ニンニクをのせて、酒・ごま油・鶏ガラスープのもとを入れたら、水を3合のラインまで入れる。
調味料を軽く混ぜて、普通の炊飯モードで炊けば出来上がり!

ご飯の量は少なければスープのようになりますし、多ければ雑炊により近くなります。

召し上がるときに物足りなければ、黒胡椒やポン酢をかけてお召し上がりください。

鶏肉には身体をつくるのに大切なタンパク質に加えて、美肌や目に効果的なコラーゲン、元気のもとであるビタミンB類も豊富!

香味野菜も加えて火のエレメントがたっぷり詰まった鶏雑炊は、風邪の引き始めにも効果的です。

大切な勝負の前日や朝には、このレシピでしっかり英気を養ってみてくださいね!

WRITTEN BY 月村 きの

月村 きの
占星料理研究家 &竈の魔女 月村 きの 占星術・タロットは幼い頃より身近な存在で、独学で...