お正月も終わり、次のイベントといえば……
そう！ 恋するバレンタインデー！
今回の占星術×料理の素敵なマリアージュ、心と身体を整える占星料理研究家のレシピは、バレンタインの由来と４エレメント別のバレンタインデー当日の傾向をチェックから始めてみましょう。
バレンタインの歴史
バレンタインの由来といえば、有名なのがキリスト教由来の「聖ウァレンティヌスの殉教した日」という言い伝え。
でも実はバレンタインの歴史ははるか昔、古代ローマの牧神ルぺルクスを祀る「ルペルカリア祭」まで遡ります。
元は古代ローマ神の豊穣・結婚や安産のお祭なのです。
ルペルカリア祭では、クジ引きでカップルを作って祭に参加する……なんていうお見合いパーティー的な事も行われていたそうです。
ですがルペルカリア祭は、その後拡大したキリスト教によって、異教の神を祀っている事や性的な営みを理由に廃止されました。
その際、ルペルカリア祭の代わりになったのが、なんとその200年も前の2月14日に亡くなったとされている聖ウァレンティヌスの伝説だったのです。
ウァレンティヌスは、士気が下がるという理由で当時禁じられていた兵士の結婚を、こっそり執り行っていたという罪で処刑されたと言われています。
これがキリスト教の逸話として結びつけられ、「聖ウァレンティヌスの殉教」から愛を大切にする現在のバレンタインデーとなったわけです。
ルペルカリア祭で信仰されていたルぺルクスという神様は、ギリシャの牧神パンと同一視されています。牧神パンといえば魔女の信仰する神様の一人。
ちなみにバレンタインの少し前には、イモルグという魔女のサバトもあるのですが、それについてはまた後日のコラムでご紹介しますね。
4つのエレメントごとの2017年のバレンタインの傾向
火の星座（牡羊座・獅子座・射手座）
情熱的な火の星座ですが、今年はちょっとブレーキをかけて。暴走すると空回りする可能性があります。
特に射手座の方はご注意を。当日までにしっかり自分の心身ケアをして落ち着いて臨みましょう。
この星座の男性におススメなのは、オレンジのチョコレートやトリュフ。
地の星座（牡牛座・乙女座・山羊座）
今年のバレンタインは地の星座の良いところであり、弱いところでもある慎重な姿勢が特に出てしまいそう。
時間をかけることがとても得意な地の星座さん。今年は何かを伝えたり決断をすることを無理に選ばず、ゆっくり育むような愛の日にしましょう。
この星座の男性におススメなのは、フォンダンショコラやココア生地を使ったチーズケーキ。
風の星座（双子座・天秤座・水瓶座）
とてもロマンチックなバレンタインを過ごせそう！ ただし、感情的にならないようご注意を。
ちょっとした口喧嘩がこじれてしまう可能性もあります。この日はいつもより穏やかにいることを心掛けましょう。
この星座の男性におススメなのは、ミント風味のチョコレートやジャンドゥーヤチョコ。
水の星座（蟹座・蠍座・魚座）
今年はちょっとしたサプライズも喜ばれそうです。小洒落たレストランを予約してみるのも良いでしょう。
リラックスできるムードがポイント。お家でお酒を一緒に、というのもおススメ。ただし絶対に飲み過ぎてはいけません！
この星座の男性におススメなのは、チョコレートアイスクリームやアルコール入りチョコレート。
来週(2017年1月20日） から、コラムと一緒にバレンタインやサバトに焦点をあてたレシピをご紹介していきます。
魔女おススメの恋のおまじないもご紹介しますので、お楽しみに！
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