人々の縁を司る神さまがいる、縁結びのメッカなのだ!

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“縁結び神社”として、全国区で有名な出雲大社(いずも たいしゃ)。神社仏閣に詳しくない人でも出雲大社の名前は知っているのでは? 皇室の氏神神社である「伊勢神宮」と縁結び神社「出雲大社」の二社は日本人にとって少し別格な存在なのです。そして、出雲大社が縁結び神社と呼ばれるのは、ここに祭られている神さまが人と人の縁や運命を司っているからなのです。その神さまを“大国主さま”と言います。全国に縁結びのご利益のある神社がたくさんありますが、そのほとんどの神社に祭られているのが大国主さまなのです。

実のところ“縁結び”ってどんな願いなの?

でも、本来“縁結び”ってどういう願いなのでしょう? 世の人々は「良い異性と出会わせてくれる」という意味で受け取っているかもしれませんが、実は少し違います。大国主さまは日本の国造りをした後に伊勢神宮に祭られている天照大神(あまてらす おおみかみ)に国を譲って幽世(かくりよ 神や霊がいる場所)に移ります。そこで生まれる前の人々の縁を結び管理しているのです。つまり“縁結び”の願いとは、縁を結んだ張本人(張本神?)である大国主さまに直接、縁深い人を直接訪ねに行くことなんですね! 「大国主さま、私と良き縁のある人とまだ出会えていません。是非出会わせていただけませんでしょうか?」と願うような感じです! これは「縁のある異性」だけでなく人脈・仕事・土地・薬など自分にとって良い縁の引き寄せを願うことも含まれますよ!

独特のしきたりがある参拝方法

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一般の神社でお参りの仕方は「二礼・二拍・一礼」が普通ですが、出雲大社は「二礼・四拍・一礼」というちょっと変わったスタイルです。行くならば出雲大社が推奨するこのやり方を忘れないようにしましょう!
続いて、出雲大社の参拝方法の手順を知りましょう。鳥居は本殿に着くまで3つあります。最初の鳥居で一礼して入ると直ぐに右手に「祓社(はらいのやしろ)」があります。参拝者の心身の汚れを祓い清める場所なので、まずはこちらで参拝して清めてもらいます。2つ目の鳥居を一礼して入ると“松の参道”があります。神社参道の真ん中は神さまの通る場所なので参道の端を歩きましょうね。参道を過ぎると手水舎がありますので手と口を清めましょう。そして3つ目の鳥居を過ぎると拝殿があります。お賽銭を入れて、ご挨拶の参拝をしましょう。この拝殿の後ろに出雲大社本殿がありますが、手前にある八足門手前までしか一般の人は入れませんので、こちらで「二礼・四拍・一礼」でお参りをします。こちらで願い事をしてもかまいませんが、もう一つ参拝する場所があるのです!





本殿西側にお参りする場がある?

本当は本殿西側にもう一つ参拝できる場所があります。小さな目印がある程度なので気が付きにくいですが、出雲の神さまは「本殿の中で西向きに座っている」ので本殿西側でお参りすることは、神さまに正面からお願いすることになるため、一番願いが受け取られやすいという説もあるんですよ。むしろ本殿西側で願い事をしてみるといいでしょう。願いをする場合は「二礼・四拍・一礼」の後、住所・名前を言ってから願い事を伝えましょう!

有名な神楽殿と出雲大社の影のパワースポット素鵞社!

本殿の参拝が終わったら、本殿裏にある素鵞社(そがのやしろ)に行きましょう。ここは出雲大社の中でも屈指のパワースポットで、敏感な体質の人は怖くて近寄れないという人もいます。大国主さまの父神スサノオが祭られていて「魔を祓うパワー」があるようで、素鵞社周辺の土を持って帰って魔除け・厄除けのために家の周囲に撒く人もたくさん! 是非行ってみてください! そして、最後は有名な神楽殿に! 日本最大の注連縄(しめなわ)が凄くて圧倒されますね! 最近、注連縄に向って下からお賽銭を投げて刺さるとご利益があるという都市伝説がありますが、これは正直逆効果です。しめなわはご神体の一種ですから、神さまに小銭をぶつけるのは失礼です。出雲大社でも間違ったお参りの作法だと言われていますので、惑わされないでくださいね!

最後に注意ですが、縁結びの神様の本拠地でお参りするなら、生涯ともにする相手との出会いを求めましょうね! 出雲大社でお願いして出会った人と結婚したけど、嫌になったから離婚しましたでは大国さまにちょっと失礼かもしれませんよ! もしそういう結果になったら必ず報告に来たほうがいいですよ! 縁結びの神さまに見放されるとその後大変かも……。





WRITTEN BY CHAZZ

CHAZZ
西洋・東洋を問わず、あらゆる占術を駆使した総合的鑑定を行う占術界きっての実力派。 占いだけでなくス...