可能性を開いてハッピーライフを手に入れる! 脳の癖をつかんで現実を変える、アファメーションワードVOL.4 『わたしは自分自身を受け入れ愛を注ぐ』
自己実現のためにハリウッドセレブや起業家が行っているアファメーション。
今週のアファメーションワードは 『わたしは自分自身を受け入れ愛を注ぐ』です。
「わたし自身を受け入れる」前に、その自分が「本当のわたし」でしょうか?
アファメーションを正しく行うため、三原さつきがご説明していきます。
今週のアファメーションワードは 『わたしは自分自身を受け入れ愛を注ぐ』です。
「わたし自身を受け入れる」前に、その自分が「本当のわたし」でしょうか?
多くの人が自分自身がこうであるという思い込みを持っているのです。
アファメーションを正しく行うためご説明していきます。
●そのセルフイメージ、本当にあなたですか?
ほとんどの人は、多かれ少なかれ自分自身に対して『わたしってこうだ』というセルフイメージを持っています。
けれど、それは本当にあなたでしょうか?
最も自分をよく知っているのは自分、というのはほとんどの場合、思い込みです。
過去の出来事から、そのときの主観で自己判断したイメージが意識に埋め込まれたり、親や教師の主観を鵜呑みにしていることがほとんどです。
こんな例え話があります。
『あなたは自分の顔をよく知っていると思っていませんか。けれど、自分の顔を肉眼で直接見られる日は生涯ないのです。
あなたの顔はあなたの隣人のほうがよく見ています。けれどその隣人さえも、あなたの表情がどんな感情や考えから出てきたのか知りません』
この例えで言えば、だれも真実などわかっていないということです。本質はなおさら。
自分のセルフイメージはそれほど堅固な打ち崩せないものではなく、実はかなり曖昧なものなのです。
セルフイメージはいくらでも書き換え可能であると共に、自分の本質もいくらでも書き換え可能です。
固定された本当の自分などなく、それはいくらでもこれから創造していけるのです。
●脳は多数派の意見に弱く、過度に自分を守ろうとする傾向がある
脳は自分を守ろうと過剰反応を起こしてしまう「自己保存」と言われるクセがあります。
これは生きていくために自分を守る大切な機能ですが、過剰反応すると誤った判断の原因になります。
過ちを犯しても「立場を捨てたくない!」という自己保存のクセが過剰に反応して判断を誤ることが、未熟な段階で特に顕著にみられます。
また、どう考えても間違っていることが、組織内で多数派によって正しいとされると、それがまかり通ってしまう現象は「統一・一貫性」と呼ばれる機能が過剰に働いているとみることができます。
これは、物事が正しいかどうかより、数が多いほうに揃えたいというクセです。
過剰に反応すると、自分と異なる意見を拒絶するので、拒絶できない場合、自己判断機能を閉ざし、まるごと受け入れてしまうのです。
「自己保存」も「統一・一貫性」も成長の過程で獲得されるもので、大切な機能のひとつですが、とらわれすぎると、脳が情報を取り込むことを避けたり、バイアスがかかるなどの弊害が起こります。
深い思考も妨げてしまいますので、その結果、誤った判断や言動を引き起こすことになってしまうのです。
●日々のアファメーションで生きるレベルを変えていく
組織に属して活動しながら、自分の行動を全て納得いくものにすることに難しさを感じる方は多いかもしれません。
だからあきらめている、という言葉もカウンセリングのクライアント様から出てくることもありますが、本当に手はないのでしょうか。
脳のクセを知ると、自分の思い込みだったと気付く場合があります。
また、定期的に休みを取ったり、出勤前や就寝前に黙考する時間を取ることで、無意識の思考パターンにからめとられていないか問うことができます。
その時間すらないと嘆いている場合、自覚以上に危険な状態にあるということを目安にされても良いかもしれません。
もしバイアスがかかっている場合、今回のアファメーションワードを繰り返し使うことができません。
どうしても引っ掛かることが出てくるので、そこから目を離さないことです。愛は真我から成されるもので、それ以外はエゴの愛欲や執着です。
短いワードですが、大切なエッセンスが凝縮されていますから、よく味わっていくと、理想以上の自己実現に繋がっていきます。
☆アファメーションワードの日常の取り入れ方は、VOL.1、VOL.2でもご紹介しています。
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