≪天孫降臨の地・高千穂へショートトリップ≫ 岩戸を開くように運を開く!? 天岩戸伝説が残る【天岩戸神社】
前回に引き続き、≪天孫降臨の地・宮崎へのショートトリップ≫第二弾は【天岩戸神社】です。
MANA-MANA真由美と共に、神社のご紹介の前に、改めて「天岩戸伝説」に触れてみましょう。
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「天岩戸伝説」とは
出典:無料素材画像 イラストAC
太陽神の天照大神(あまてらすおおみかみ)は、ある時弟神である須佐之男命(すさのおのみこと)の粗暴な振る舞いに怒り、洞窟(天岩戸)の中に隠れてしまいます。その後世界は暗闇となり、食物が育たなくなったり、病気になったりと大変なことが次々と起こり始めるのです。困った八百万の神々たちは天安河原(あまのやすかわら)に集まって、相談します。
そして知恵の神である思兼神(おもいかねのかみ)のアイデアに従い、天岩戸の前で芸能の女神天鈿女命(あめのうずめのみこと)が招霊(おがたま)の木の枝を手に持ち乱舞すると、衣をはだけさせて舞うその姿に周りの神々たちが騒ぎ立てます。
不思議に思った天照大神が何事かと天岩戸を少し開けて外の様子をうかがったところ、剛力の神手力男命(たぢからをのみこと)が重たい岩の戸を取り払い、天照大神を連れ出すことに成功し、世界は光を取り戻した……というお話です。
天岩戸伝説が残る【天岩戸神社】
出典:無料素材画像 写真AC
「天岩戸神社」は、この天岩戸伝説伝承の地となっている場所です。
岩戸川を挟んで【東本宮】、【西本宮】、さらに岩戸川に沿って10分ほど歩いたところに八万神の神々が相談師合った【天安河原】があります。
【西本宮】
御祭神 大日霎尊(おおひるめのみこと) 【天照皇大神の別称】
御神木 招霊(おがたま)の木
天照皇大神が御隠れになられた天岩戸(洞窟)を御神体として御祀りしている神社。
神話のなかで天照大神が隠れ篭ったとされる聖地・天岩戸を祀っています。川の対峙にある天岩戸そのものを御神体としているため、社殿には御神体を納める本殿がなく、拝殿のみとなっていますよ。天岩戸を直接拝むための「天岩戸遥拝所(あまのいわとようはいじょ)」(離れたところから天岩戸を拝める場所)は拝殿の裏に設置されていて、天岩戸を直接拝みたい場合はお祓いを受けてから、案内してもらう形となっています。希望する場合は、社務所の窓口で受付してもらえるそうです。
【天岩戸神社】
【東本宮】御祭神 天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)
天照皇大神が天岩戸から出た後、最初にお住みになった場所として御祀りしている神社。
入口の鳥居のすぐ側には天鈿女命(あめのうずめのみこと)の像があり、音に合わせて動きます。御神木の根本には御神水が湧き、遊歩道からは御神木の「七本杉」が見えます。全体的に静かで、自然のエネルギーを満喫できる場所です。
【天安河原】
御祭神 思兼神(おもいかねのかみ)
八百萬神(やおよろずのかみ)
天照大神が天岩戸にお隠れになった時、八百万の神々が話し合いをされたと言われる場所。
「天岩戸神社」から歩いて500mほどのところに「天安河原」があります。中程にある洞窟「仰慕ヶ窟」(ぎょうぼがいわや)には参拝者が願いを込めた石積みが並んでいます。強力なパワースポットとしてメディアなどにもよく取り上げられていますが、エネルギーが強すぎると感じる人もいるでしょう。(ちなみに私は鳥居のある場所までは近づけませんでした)時間によって全く違う表情を見せる場所だそうなので、お天気の良い日の午前中に行くのがおすすめです。
さらに高千穂町の岩戸地区には天岩戸神社(東本宮・西本宮)のほか、石神神社と二ツ嶽神社、鉾神社、落立神社などがあり、これら全てで“天岩戸五社”として総称されています。
時間があれば、こちらにも足を伸ばしてみてくださいね。
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ヒーラースピリチュアルライター:MANA-MANA真由美
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