なんだかわからないけれど、イライラする!
あなたにはそんな時はありませんか?
一般的には怒りはよくないものと捉えがちですが、実は、怒りにはいいこともあるのです。
今回は、つい厄介だな、と思ってしまう怒りについてお伝えします。

○怒りはよくないこと?


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怒りは、攻撃性を伴うことも多い激しい不満のことです。
フラストレーションが溜まると怒りに変わることもあります。
例えば、会社の後輩が、同じミス何回も繰り返しているといった時に、「一体何回繰り返せばわかるんだよ!」といったように怒りが湧いてくることがあるかもしれません。
これ、相手に勝手に期待しているから湧いてくるものでもあるのです。
同時に、それを止めることができない自分に対しても怒っている場合もあるのです。

あって当たり前のものがないと思った時に、私たちは不快を感じます。
イライラや憤り、怒りを感じているのは、そのあって当たり前の大切なものがないですよ、というサインなのです。
ですから、怒りにいいも悪いもないんですよ。





○怒りを抑えるのではなく体験するメリット

怒りを感じた時に、怒りを表して、例えば大きな声で怒鳴る人もいるでしょう。
ですが、そのような表現はしなくても、心の中で悶々と相手を責めていることもあるかもしれません。
または、怒っていることが意識化に上がっている時もあれば、もしかしたら、無意識に怒っている場合もあります。
特に、社会的には、怒ることはよくないこととされがちなので、怒りを押さえ込んでしまう人も多くいますが、先ほどいったように、怒りという感情は、あって当たり前のものがないというただのサインです。
怒りを抑え込むのではなく、体験することで、自分ができないことではなく、本当に望んでいることを発見することができます。
前述の後輩に対する怒りの例であれば、「責任のある仕事をしたい」と望んでいることがわかるかもしれません。

○ 怒りに向き合ってみると


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Hさんは、日常でやたらとイライラすることが多かったそうです。
イライラの原因を探ってみると、それは全て母親につながっているように感じたそうです。実際に、母親が言っていることや、やっていることをおかしいと感じていて、関わると余計にイライラするので、なるべく関わらないようにしていたそうです。「母親があんな風だから、私はこうなってしまった」そんな風にも感じていたようです。
ワークをすることで、こんなことに気づいたそうです。
「母が私を受け止めてくれることを期待していたけれど、受け止めてくれなかったと感じていたからイライラと怒っていたんだ」
そうやって、自分のことを自分で受け止めてあげることができると、日常であんなに感じていたイライラが少なくなって、過ごしやすくなったそうです。

もし、あなたが日常の中でイライラと怒りを感じていたら、「怒りの本当の原因はなんだろう?」と自分に問いかけてみてください。そして、「ない」と感じているものは何かを見つけてみてくださいね。

怒りの感情から、自分が何を体験しているのかを知ることができますように。





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WRITTEN BY 深井 沙織

深井 沙織
一卵性双生児で生まれたので、幼少期から「自分の存在とは何か?」ということに興味がありました。 人生...