梅雨どき頭痛は本当に低気圧のせい? からだに不調が起きた時は自分を愛するチャンス
梅雨の時期、なぜか頭痛がして体調が良くない。
そんな時、「低気圧の影響」という見方が当たり前になってきましたが、実はからだの不調や病気は私たちに大切なことを教えてくれているサインかもしれません。
今回はパーソナルコーチでもあり、リズ・ブルボー<からだの声を聞きなさい>スクールのカウンセラーでもある深井沙織が、からだの不調や病気からのメッセージを読み解く方法をお伝えいたします。
四国から関東甲信地方も梅雨に入りましたね。6月から7月にかけて雨の降る日が多くなります。
そんな時、「低気圧の影響で頭痛がする」という方も多いかもしれません。
それ、本当にそうでしょうか?
からだの不調や病気は、私たちに大切なことを教えてくれているかもしれませんよ。
パーソナルコーチでもあり、リズ・ブルボー<からだの声を聞きなさい>スクールのカウンセラー・講師コース修了生でもある深井沙織が、からだの不調や病気からのメッセージを読み解く方法をお伝えいたします。
○ 頭痛になる原因は?
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6月中旬になると梅雨に入り、雨の降る日が多くなります。そんな時、「低気圧が近づいているから頭痛がする」という方も多いかもしれません。
西洋医療では、「低気圧性偏頭痛」という病名も付いていて、実際に、低気圧が近づくと、頭痛が起こる人はいるようです。
でも、頭痛の原因はそれだけではない、かもしれません。
頭痛になるのは、いつも低気圧が近づいている時ですか?
もしかしたら、そうでない時もあるかもしれませんよね。
だとしたら、何が頭痛を起こしているのでしょう?
○ 病気やからだの不調は、からだからあなたへのメッセージ
病気やからだの不調は、からだからあなたへのメッセージという考え方があります。
どんなメッセージかというと、
「現在あなたが感じていること、考えていること、していることはあなたのためになっていませんよ」
というメッセージです。
「自分や、他の人、自分の人生を愛することができていませんよ」と言われているのです。
頭痛がする原因として、「低気圧が近づいているから頭痛がする」と信じているから、それを現実として体験している場合もあるかもしれません。
もっと言うと、頭痛があることで、今の自分にとってためにならない思い込みに気付けるかもしれません。
○心の中の原因に気づく
例えば、私が先日 頭痛が起きた時のことです。
仕事である会議に出席している時でした。その時、右の側頭部がズキズキと痛みました。
その時の心の中を思い返してみると、こんな風でした。
会議である人が発表していて、その話を聞いている時に頭が痛み出したのですが、その時に私はこんなことを思っていました。
「私は、それができていない。だから、ダメなんだ」
自分を他人と比べて、できない自分のことを責めて、「ダメだ、ダメだ」と自分の頭をポカポカと叩いているような感じです。これでは頭が痛くなるはずです。
そうやって、自分のことを責めても、できるようにはなりませんよね。
だから、自分のことを責める代わりに、できるようになるための行動は何かを考えて、その行動を取り始めればいいわけです。
それに気づくと、頭痛はなくなりました。不思議ですね。
○ からだの不調が現れたら
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からだの不調が現れたら、原因を探すために自分にこの質問をしてあげてください。
「この不調が現れた時に、私の人生には何か新たに起こっていただろうか?」
「もし、調子の悪い部分が完全に機能しなくなったとしたら、私は現在の時点で何ができなくなるだろうか?」
からだの不調が現れてくれることで、自分を愛することができていないことがわかったり、もう役に立っていない思い込みに気づいたりできるのです。
からだって、正直でありがたいものですね。
もし、からだの不調が現れた時には、自分を愛するチャンスだと思って、原因を探してみてくださいね。そして、自分を愛するための行動をしてあげてください。