「NOチェンジの法則」を使って、彼に選ばれる人になる方法
気になる人がいるけれど、ふたりきりになるチャンスがない。
共通の友達の中に、彼を狙っている人がいるかも……。
趣味のサークルや仲良しグループの中に気になる人がいるとき、あなたならどうしますか?
あからさまなアピールはできないけれど、彼の隣はゲットしたいですよね。
今回は、恋愛心理カウンセラー美濃部由紀が、そんなときに使える心理テクニックをご紹介します!
・「最初に選んだものはチェンジしない」という心理を利用する
出典:無料素材画像 写真AC
あなたの目の前に3つの箱があります。
1つの箱に「あたり」が入っていて、出題者はどの箱が「あたり」なのか知っています。
どれが「あたり」なのか知らないあなたは、1つの箱を選びます。
すると、出題者は残った2つの箱のうち、「はずれ」のほうを開けます。
そして、出題者はあなたにもう一度選び直してもいいと提案します。
あなたは、どちらの箱を選びますか?
これは、「モンティ・ホール問題」という有名なクイズです。
どちらか1つに「あたり」が入っているので、確率は1/2です。
ところが、出題者が選び直してもいいと言ったにも関わらず、85%の人が「最初に選んだ箱のままでいい」と答えたのです。
これは、自分の意思で選んだほうが「あたりが出そう」だと感じるからなのです。
・3人の女性から1人だけ選ぶとしたら……?
この心理を恋愛に応用すると……
たとえば、友達グループでBBQに行ったときに、男女ペアごとに1品料理を作ることになったとします。
あなたの好きな人が、あなたを含めた女性3人の中からペアになる人を選びます。
そのときに、彼があなたを選んだとしましょう。
選んだ後で、残りの2人のうちのひとりが、洗剤を入れてお米を研いでしまうような料理音痴だということがわかります。
好きな人はあなたの料理の腕前に不安を感じていても、料理音痴じゃないほうの人とチェンジしようとはしないでしょう。
なぜなら、自分の意思であなたを選んだからです。
・選ばれる人になるためには、アピールをすることが大事!
出典:無料素材画像 写真AC
つまり、最初に選ばれることが肝心なのです。
モンティ・ホール問題の場合は、見た目が同じ3つの箱から1つを選びますが、男女でペアをつくる場合はアピールができます。
たとえば、腕まくりをしてはりきっている素振りを見せたり、ペアを選ぶときに目が合ったりするだけで、彼があなたを選んでくれることもあるのです。
ただし、「ペアを組もう!」と自分から提案すると、相手が自分の意思で選んだことにならないので注意しましょう。
アピールするなら、しぐさや目線などのノンバーバルコミュニケーションを上手に使って。
その人の意思でペアに選ばれれば、料理が上手にできるかどうかはあまり重要ではありません。
こうして、ふたりきりになるチャンスを手に入れることができます。
その機会を逃さないように、選ばれるような無言のアピールをしてみてくださいね。
恋愛心理カウンセラー美濃部由紀