寒い冬は、外に出るのが億劫になってしまう。
気になる人をデートに誘ってもうまくいかなさそう……。
1月の初詣、2月のバレンタインが終わると、しばらくイベントがありません。
しかも、寒くて出かけたい気分でもない時期。
好きな人に会いたいけれど、相手は会いたいと思ってくれるのかな?
そんな風に心配になる人は多いのではないでしょうか。
そんなときに、デートの誘いをOKしてもらいやすくなる心理テクニックをご紹介します!
・気になる彼の「性格」に合わせた提案で、OK率を上げよう!
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「好きだったら、寒くてもデートをするはず」や「興味があれば、どんなに忙しくても時間をつくるはず」と考えて、「デートに誘ってくれない=脈がない」と判断していませんか?
たしかにそう考える人もいますが……
「会いたい気持ちはあるけれど、どうしても寒いのが無理!」という人もいれば、「今は恋愛感情がなくても、誘われたらデートしてみる」という人もいます。
性格や恋愛観は人によって違うので、「好きだったらこうするはず」という思い込みは捨てて、その人の性格を知ることが大事です。
・フットワークが軽い彼におすすめな「一面呈示」とは?
交渉やプレゼンテーションをするときに、「一面呈示」というテクニックを使うことがあります。
これは、良い面やメリットだけを提案するものです。
たとえば、あなたが彼を遊園地に誘いたい場合、「冬季限定のパレードをしているから行こう!」とか「絶対に楽しいから遊園地に行こう」というのが一面呈示です。
これは、恋人同士や何度もデートをしている場合に有効です。
また、フットワークが軽く、好奇心旺盛な性格の人には、OKをもらいやすい方法だといえます。
・慎重派にはデメリットを伝える「両面呈示」でアピールを!
一方、慎重に考えて答えを出す性格だったり、まだそれほど親しくなかったりする場合は「両面呈示」が効果的です。
これは、メリットとデメリットの両方を伝えたうえで交渉を進める方法です。
先ほどの例でいうと、「遊園地に行くのは寒いけど、今の時期しか見られないパレードがある」というのが両面呈示です。
メリットだけでなくデメリットも呈示することで、相手はあなたに誠実さを感じます。
また、「アトラクションに乗るまでの待ち時間がイヤ」というように、相手の判断基準を知ることができます。
その場合は、「じゃあ、映画だったらどう?」というように別の提案ができて、「それなら行きたい」というように、OKしてもらえる確率が上がりそうですよね。
・気分屋な彼には、「楽しみにしてるね」でドタキャン防止!
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そのときの気分で決める人や直感で行動する人は、一面呈示をするだけでOKの返事がもらえることもありますが、急に気分が変わる場合があるので要注意です。
そんなときは、待ち合わせの時刻を決めるときや、場所の確認のメールを送るときなどに、「楽しみにしてるね」と気持ちを伝えるといいでしょう。
すると、「断ったら悲しませてしまいそう」とか「そんなに楽しみにしてくれているなら……」と、相手も約束を守ろうとします。
いかがでしたか?
気になる彼との関係性や性格に合わせて、デートの誘い方を工夫してみてくださいね。
恋愛心理カウンセラー:美濃部由紀