恋愛は楽しいものですが、いいときばかりではありませんよね。
仲のいい恋人同士や夫婦でもケンカをしたり、機嫌が悪くなることがあるはず。
特に、叱られたときはその人の本性が出るものです。
同じ職場やスポーツのサークルなどで気になっている彼が、目上の人から叱られたときにとる態度で、その人の性格がわかっちゃいます!
今回は、叱られたときに見せる反応から、4つのタイプを心理学で解説します。

1. すぐに謝る人は世渡り上手


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叱られたときにすぐに謝る人は、自分の非を認められる素直な性格だといえます。
ただし、本当に大切なのは謝った後の行動です。
本当は悪いと思っていなくても、その場を丸くおさめるために謝るという人は世渡り上手。
だけど、上司や得意先などはその後の対応を見ているので、「口先だけで言っているな」ということを見抜かれてしまいそう……。
自分の落ち度を認めて素直に謝り、そのうえで誠意を持ってフォローするのが、責任感がある人の対応です。
気になる彼がすぐに謝る場合は、「で、どうするの?」というように、次の行動を相手に提示させるといいですよ。





2. 言い訳が多い人は自分が大好き

遅刻をして叱られたときに、「渋滞していたから」などの言い訳をするのは、自分の行動を正当化したいからです。
もちろん、予想外のトラブルが起こることもありますが、あまりにも言い訳が多い場合は自分が大好きな人だといえます。
恋愛でも恋人に叱られるのが苦手なので、相手が怒っていると感じると逃げたり、心を閉ざしてしまうので注意が必要です。

3. 責任転嫁をする人はあまのじゃく


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「◯◯さんが指示してくれなかったから」というように、人に責任を転嫁する人は幼児性が高く、あまのじゃくなところがあります。
恋愛でも、「メールの返信をしてほしい」と言っただけで、「忙しいときにメールを送ってくるほうが悪い」とか、「恋愛至上主義な人はイヤ」というように、相手に原因を見つけようとします。
このタイプの人には感情的にならないことが大切で、「また言ってる」と聞き流す余裕を持つと付き合いやすいでしょう。

4. 反論する人は頑固な自信家

目上の人から叱られても、「そのやり方は納得できません」や「このやり方のほうがいいと思いました」というように反論するのは、しっかりと自分を持っている人です。
ただ、頑固なところがあるので、言い負かすのは難しいでしょう。
また、能力が低い人が自分の力を過信する傾向を「ダニング=クルーガー効果」といいます。
この場合は現実を見せようとするのではなく、褒めてのばすのが有効です。
すると、さらに褒められようと努力するだけでなく、「この人は自分のことをわかってくれる」と好意的に見てくれますよ。

短所と長所は紙一重なところがあります。
好きな人の嫌な面を見て幻滅するのではなく、その人の性格を知ってうまく付き合っていきましょう。






恋愛心理カウンセラー:美濃部由紀

WRITTEN BY 谷本 由紀

谷本 由紀
心理カウンセラー/マインドフルネスインストラクター 20代は恋愛心理学や占い、モテテクニックの研究...