仲がいいグループに気になる人がいる。
友達に協力してもらいたいけど、冷やかされるのはイヤ。
どうやって友達にお願いすればいいのかな?
ふたりの距離を縮めてくれる友達は救世主のような存在です。
ただし、友達のお節介のせいであなたの気持ちが周囲の人に伝わってしまい、好きな人と気まずくなってしまうこともあります。
そこで今回は、友達に協力してもらうときに有効な方法を2つお伝えします。
この心理テクニックを友達に実行してもらいましょう!
・「第三者」に協力してもらうメリットとは?
出典:無料画像素材 写真AC
友達に協力してもらうのは心強い反面、失敗するリスクもあります。
ですが、第三者の存在はあなたの長所を好きな人に伝えるのに有効なんです!
というのも、人は第三者が話したことを、客観的な事実のように感じるからです。
ですから、たとえ同じ内容であっても、自分で伝えるよりも第三者が彼に伝えたほうが説得力を持つのです。
・自分でアピールするよりも好感度がアップする「ウィンザー効果」
好きな人には、もっと自分のことを知ってもらいたいですよね。
だけど、自慢話のように思われてしまったり、謙遜してうまく伝えられなかったりと、自己アピールはさじ加減が難しいものです。
そんなときこそ、友達の出番です!
たとえば、あなたはお料理や家事が得意だとします。
それを自分で伝えるのではなく、なにげない会話の中で友達から彼に伝えてもらうといいでしょう。
《例》
◯◯ちゃんはお料理が得意で、冷蔵庫の中にあるものでパパッとおいしい物が作れるの。
いつ遊びに行っても部屋がキレイで、意外と家庭的なんだよね。
というように、友達から彼に伝えてもらうと、相手はあなたの新たな一面を知って好感を持つはずです。
これを心理学では、「ウィンザー効果」といいます。
あなたの長所だけでなく、「◯◯ちゃんが、あなたのことを優しいって褒めていたよ」というように、あなたが彼に好感を持っていることを伝えてもらうのもいいですよ。
・距離を縮めたいときの「フィキシング・ソリューション効果」
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気になる彼と親しくなってきて、あなたの性格や価値観が伝わってきたところで、もう一歩近づける方法を試してみましょう。
それが、「フィキシング・ソリューション効果」です。
たとえば、友達が彼に、「◯◯ちゃんって、よく気がつく人だよね。髪型を変えたら褒めてくれるし、体調が悪いのもわかってくれたり、人のことをちゃんと見ているんだろうね」と言います。
ウィンザー効果との違いは、相手もなんとなくそうだと思っている内容を伝えるという点です。
あなたと彼と協力者を含めたグループで過ごしたときに出てきた会話を引用するのもアリです。そうすれば、「そういえば、そういうこともあったな」と納得してくれます。
いかがでしたか?
友達に協力してもらうときは、間接的にあなたの魅力を刷り込んでもらうといいですよ!
ぜひ、試してみてくださいね。
恋愛心理カウンセラー:美濃部由紀