恋人にするなら、お金を持っている人? それともイケメン?
結婚相手を選ぶなら、選ぶ基準はもっとシビアです。
婚活でいろんな男性に会って、何を基準にすればいいのかわからなくなったという人もいるのではないでしょうか?
今回は、恋人を収入や安定で選ぶのか、それともルックスや愛が大事なのか、それともまったく別の何かなのか……と悩む人に、恋愛心理で選ぶべき男性像を解説します!

・「条件」で結婚相手を選んだときの落とし穴


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「この人と結婚したら幸せになれる」と思う条件は、何だと思いますか?
条件は人によって違うものの、理性と本能のどちらで選べばいいのか、迷ってしまう人も多いと思います。
ところで、なぜ条件で男性を選ぼうとするのでしょうか?
人間には、生活をしていくうえで満たしたいと感じる項目があります。これを、「衛生要因」といいます。
衛生要因とは、不自由なく衣食住が足りている状態にしたいとか、病気を治すだけのお金が欲しいというように、生活をしていくうえで必要だと感じるものです。
つまり、結婚相手を安定や収入で選ぼうとするのは、この衛生要因を満たせない不安を解消するためです。

生きていくうえでお金は必要ですが……
「不安を解消して、欲求を満たしたい」という動機で結婚相手を選ぶと、収入が減ったときに、「こんなはずじゃなかった」と感じてしまいそうです。





・お金ではない、もうひとつの基準とは?

それでは、結婚相手や恋人はどんなところを見て選べばいいのでしょうか。
その基準は、幸せを感じる相手であるかどうかです。
一緒にいて居心地がよかったり、共通の趣味があるなど、「幸せだなぁ」と感じられる人を選ぶことが大事です。
また、好きなタイプの人や愛してくれる人と付き合っているはずなのに、なぜか幸せではない……という人もいるかもしれません。
どんなときに幸せを感じられるのか自分自身の心を見つめてみれば、一緒にいたい人が誰なのかわかるはずです。

・いい恋愛をしたければ、「幸せそうな男」を選ぼう!


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「お金がなくても幸せならいい」というのは理想だけど、それでは衛生要因を満たせないかも……という心配がありますよね。
ところで、こんな調査があります。
アメリカのハーバード大学で学生を対象に幸福度を調べ、20年後まで追跡しました。
その結果、学生時代に幸福度が高かった人は、幸福度が低いと感じた人よりも年収が20%程度高くなっていたり、豊かな生活を送っていることがわかりました。
学生時代の成績の優劣と幸福度は関係なく、周りに尊敬する人がいたり、人から感謝される行動をとっていることが、その人の幸福感につながっていたようです。
つまり、たとえ今は収入が少なくても幸福度が高い男性を選べば、いずれ高収入になるかもしれません。

いかがでしたか?
恋の相手選びで迷ったときは、自分にとっての幸せについて考えてみてくださいね。





WRITTEN BY 谷本 由紀

谷本 由紀
心理カウンセラー/マインドフルネスインストラクター 20代は恋愛心理学や占い、モテテクニックの研究...