夏はイベントがたくさんあり、恋愛も楽しい季節です。
幸せな時間が、これからも続いてほしいですよね。
ところで、好きな人とあなたは似ていますか?
趣味や価値観、ペースなどが似ている人とは、恋愛に発展しやすいものです。
ところが、交際が始まってしばらく経つと、似ていることが原因で恋が終わってしまうこともあるんです……。
今回は、自分と似ている人との恋が続く方法を心理学で解説します。似た者同士のカップルは、ぜひ参考にしてくださいね。
・似ている人よりも反対のタイプの方がうまくいく!?
出典:無料画像素材 写真AC
性格が似ている人との恋は、お互いの考えや感じ方に共感しやすいという良さがあります。
ですが、長く交際を続けていくには、反対のタイプの方がうまくいくともいわれています。
心理学者のウィンチが夫婦を対象に行った調査によると、うまくいっている夫婦にはこんな特徴がありました。
1. 支配的な夫と服従的な妻(またはその逆)
2. 援助好きな夫と援助を求めたがる妻(またはその逆)
ウィンチはこの調査から、お互いに補い合える性格の組み合わせほどうまくいくという「相補仮説」を提唱しました。
亭主関白な夫と三歩下がってついていく妻や、鬼嫁と尻に敷かれる夫の組み合わせは、相補仮説に当てはまる関係性だといえます。
・熟年夫婦が似ているのはなぜ?
だけど、結婚して数十年が経つ熟年夫婦は、なんとなく似ている人が多いですよね?
性格や雰囲気、趣味や表情などが似ている夫婦はたくさんいるので、似た者同士は必ず別れるというわけではなさそうです。
ですが、熟年の仲良し夫婦は、もとは似た者同士ではなかったとも考えられます。
円満な結婚生活を送るために、お互いが相手に合わせるようになるからです。
そのため、結婚前は性格や趣味などが違っていても、長く一緒にいるうちに食の好みや生活習慣、趣味などが似てくることがあります。
・似ているふたりの「キャラ変更」
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似た者同士のカップルに危機が訪れるのは、自分の欠点を相手の中に見てしまったときです。
たとえば、「相手に合わせる」という点が似ている場合、最初は彼を優しい人だと思っていたけれど、付き合ってしばらくすると、デートの行き先を決められないことにイライラしてしまった……という経験はありませんか?
相手に対してイライラするのは、自分自身も優柔不断なところがあるからなんです。
そこで、似た者同士のカップルがうまくやっていくために、ウィンチの相補仮説を使うのがおすすめです。
「相手に合わせる人」から、「行きたい場所をハッキリ言う人」にあなた自身がキャラ変更するんです!
雑誌やテレビなどで行きたい場所を見つけたら、スマホにメモしておけばOK。
そうして彼の優柔不断な部分を補えばイライラしません。
さらに、「好きな場所に連れていってくれる素敵な彼氏」というキャラを彼に付ければ、どこでも連れていってくれそうですよね。
どちらかが変わらなきゃいけないのではなく、自分たちに合った付き合い方を見つけていくということです。